
コロナ禍においてもマラソン大会の開催を止めず、多くのランナーから支持されることとなったロケットマラソン。東京と大阪で開催されており、いずれも「中止にならないマラソン大会」として、年々参加者が増えつつあります(昨年はトータルで約4,000名が参加)。
しかもフルマラソンでも通常料金が6,400円と安く、それなのに早割制度まで導入しています。しかも2日続けての開催なので、複数種目に出場することも可能で、トレーニングとしても活用できます。中止のリスクをできるだけ下げて、確実にマラソン大会を走りたいという人は、検討してみてはいかがでしょう。
ロケットマラソン大阪大会の特徴
ロケットマラソンでは大会の参加料の一部(100円×エントリー数)がホリエモンこと堀江貴文さんが設立した『インターステラテクノロジズ株式会社』に寄付されます。ロケット開発には夢がありますが、お金がかかります。決して大きな額ではありませんが、その夢を叶えるためのサポートをするための大会と考えてください。
ロケットマラソン大阪大会の種目は5種目あります。
種目
・5km
・10km
・ハーフマラソン
・30km
・フルマラソン
5kmと10km、ハーフマラソンを土曜日に開催し、30kmとフルマラソンを日曜日に開催します。いずれも早割があり、早期申込で割引を受けることができます。参加賞のTシャツをオプションにするなど、ランナー目線での運営が行われており、開催できない場合には全額返金されます。
昨年はフルマラソンで800人程度の参加と、まだまだ小さな大会ですが、会場は盛り上がっており、アクセスもしやすく、多くのランナーから支持されていることを考えると、もっと多くの参加者が出てくるかもしれません。
どこでもいいからレースを走りたい。そう考えている人は、選択肢のひとつとして検討する価値のある大会です。
ロケットマラソン大阪大会の関門時間
関門は特に設定されていませんが、片道約5kmの周回コースですので、制限時間を超えた段階でストップがかかる可能性があります。とはいえ制限時間は7時間もありますので、十分に練習をしていればそれほど気にはならないはずです。
ロケットマラソン大阪大会の気温・天候・完走率

最低気温(℃) | 最高気温(℃) | 天候 | 完走率(%) | |
---|---|---|---|---|
2012 | 11.7 | 21.6 | 曇り | - |
2013 | 19.0 | 19.3 | 雨 | - |
2014 | 13.5 | 24.4 | 晴れ | - |
2015 | 14.9 | 20.5 | 晴れ | - |
2016 | 12.8 | 19.9 | 曇り | - |
2017 | 12.7 | 20.4 | 曇り | - |
2018 | 12.8 | 23.0 | 晴れ | - |
2019 | 16.5 | 24.5 | 晴れ | 91.5 |
2020 | 10.2 | 19.3 | 晴れ | 91.2 |
2021 | 14.8 | 22.1 | 曇り | 88.4 |
ロケットマラソン大阪大会の完走率は90%前後で、7時間制限の大会としてはやや低めです。その理由として考えられるのが、最高気温が高いという点です。10月末は気温が20℃を超える日も多く、マラソンを走るにはやや気温が高すぎます。
過去の同時期の気温も20℃から25℃くらいの範囲で推移しており、今年の大会もそれくらいの最高気温になることを、覚悟しておいたほううがいいかもしれません。雨にもなりやすい時期で、なおかつ最近では台風も可能性もあります。
新型コロナウイルス感染症への対策はしっかりしている大会ですが、台風だけはどうしようもありません。台風による中止があるという可能性も、頭の片隅に置いておきましょう。ただし通常の雨なら雨天決行ですので、安心してエントリーしてください。
ロケットマラソン大阪大会の評価・口コミ

2019年と2020年はRUNNETでの評価がやや低めです。ただし酷評されているわけではなく、むしろ参加者の満足度はかなり高めの大会です。特にフルマラソンの参加者少なく、混雑しないというのが高く評価されており、2021年は82.7点と高い点数が付いています。
またコースはほぼフラットなのでタイムを狙いやすいという点も好評で、あれこれサービスはありませんが、マラソンを走るという点においては過不足なくちょうどいいサイズのマラソン大会であることが口コミからもわかります。
練習会に近い雰囲気もあり、孤立することはあまりないので単調なコースでも最後まで粘れるという声もありました。点数だけで判断せずに、自分で口コミを読んで判断されるといいかもしれません。
過去大会のレポート
ロケットマラソン大阪大会を実際に走った人のブログなどをいくつかご紹介していきます。
ultravisitor
ロケットマラソン2020 大阪大会 走った
ランニング日記
なにわ淀川ロケットマラソン完走
ロケットマラソン大阪大会マラソンアクセス

ロケットマラソン大阪大会は5kmからハーフマラソンまでが土曜日開催、30kmとフルマラソンが日曜日開催です。30kmとフルマラソンは前日受付もできますが、当日受付でも問題ありません。ただし9時スタートですので、遠方からの参加は前泊がおすすめです。
御堂筋線を使えば、新大阪駅から最寄り駅の西中島南方まで2分、梅田駅からでも5分で到着します。駅から会場までは徒歩5分と利便性がとてもいい場所が会場になっています。
会場:大阪・淀川河川公園西中島地区
■アクセス
阪急京都線南方駅下車 徒歩5分
地下鉄御堂筋線 西中島南方駅下車 徒歩5分
■駐車場について
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
ロケットマラソン大阪大会の宿泊予約

今年開催される数少ない大会ですので、大阪以外からの参加者も多いかと思います。宿泊するとなると、どのあたりのホテルを予約すればいいか迷いますよね。会場となっている大阪・淀川河川公園西中島地区は御堂筋線の西中島南方駅、もしくは阪急京都線の南方駅からの徒歩になります。
このため宿泊先の候補は新大阪駅近く、もしくは梅田周辺がおすすめです。新幹線で大阪まで来て利便性を優先するなら新大阪駅周辺、観光重視なら梅田周辺がおすすめです。ホテルの数は十分にありますが、10月には観光客も増えているかと思いますので、参加が確定しているなら早めに予約しておきましょう。
大会詳細情報
■Tシャツオプション:1,500円
※ロケットマラソンオリジナルTシャツとなります
■事前郵送オプション:1,200円
※ゼッケン(ICチップ)を大会日1週間前目安にお届け
ロケットマラソン2022 大阪大会 | |
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開催日 | 2020年10月29日(土) 2020年10月30日(日) |
エントリー期間 | 早割:2022年5月13日〜2022年7月31日 一般:2022年8月1日〜2022年10月2日 直前:2022年10月3日〜2022年10月23日 |
参加者決定方法 | 先着 |
種目 | フルマラソン 30km ハーフマラソン 10km 5km |
開催場所 | 大阪・淀川河川公園西中島地区 |
スタート時間 | 2022年10月29日(土) 08:00 受付開始 10:30 ハーフマラソンの部スタート 13:30 10kmの部スタート 14:30 5kmの部スタート 15:00 前日受付スタート 2022年10月30日(日) 07:30 受付開始 09:00 フルマラソンの部スタート 10:30 30kmの部スタート |
大会受付 | 前日・当日 各部門スタートの20分前まで |
受付会場 | 大阪・淀川河川公園西中島地区 |
大会会場 | 大阪・淀川河川公園西中島地区 |
スタート場所 | 大阪・淀川河川公園西中島地区 |
フィニッシュ場所 | 大阪・淀川河川公園西中島地区 |
参加資格 | フルマラソン:高校生以上 30km:高校生以上 ハーフマラソン:中学生以上 10km:中学生以上 5km:小学生以上 |
制限時間 | フルマラソン:7時間 30km:6時間 ハーフマラソン:4時間 10km:2時間 5km:1時間 |
参加費 | フルマラソン:5,800円/6,400円/7,200円 30km:5,300円/6,100円/6,900円 ハーフマラソン:4,800円/5,600円/6,400円 10km:3,800円/4,300円/4,800円 5km:2,800円/3,300円/3,800円 |
定員 | フルマラソン:1,500名 30km:1,500名 ハーフマラソン:2,000名 10km:1,000名 5km:1,000名 |
大会HP | https://sportsone.jp/rocket-marathon/ |
大阪のおすすめガイド本
ロケットマラソン2020はオンライン大会もあり、さらには東京大会も予定されています。それでも東京大会はまだ詳細が発表されていませんし、オンライン大会は面白くないという人もいますよね。せっかくだから旅行を兼ねて大阪まで行きたいという人は、遠征も検討しているかと思います。
そうなると持っていきたいのがガイドブックです。大阪は遊ぶところも見るところも多く、迷ってしまうのであらかじめガイド本を買って遠征の予定を組んでおきましょう。