「グリーパーレイス」って知っていますか?
イギリス生まれの「結ばないシューレース」で、シューズの脱着をとても簡単にすることができます。
その機能を活かして、シューズの履き替えが必要なトライアスロンの世界では愛用者が多いシューレースです。
そんなグリーパー・レイスは、シューズの脱着をほとんどしないマラソンではどのような効果があるのか、実際に装着して走ってみたのでレポートします。
装着には思った以上に時間がかかる
シューズに紐を通すだけなので数分で出来ると思ったのですが、いつもと反対にシューレースを上から下へと通す作業はなかなか難しいものです。
たぶん慣れれば数分でできてしまいますが、最初は戸惑いますし、そもそも一度装着して、位置が決まれば2度とはずすことはないでしょう。
シューレースのあまり具合を調整していると、気がつけば両足で30分近くかかってしまいました。
装着感はばっちり
なんとかシューズに取付けて履いてみると、そのフィット感に「おっ!」ってなります。標準のシューレースにはないフィット感があります。
標準のシューレースでも十分だと思っていましたが、フィット感もそうですがシューズが本来持つ眠っていた性能が目を覚ましたように、足にしっくりくるのを感じます。
メーカーのいう「伸縮性のないポリエステル素材」のシューレースが、足をしっかりとホールドしているのでしょうか。いきなりの試用だったのですが、まったく違和感なく、むしろもう元には戻したくないほどシューズの履き心地がよくなります。
あくまでも「標準のシューレースに比べて」の比較ですので、他のシューレースを使用している人にとっては「当たり前」の世界かもしれません。
リレーマラソンで使ってみた
実際に「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」で装着して走ってみました。
1.3kmのコースを5分切るスピード(3:45/km)程度なのでそこそこ速いスピードで走りました。
結果から言うと走っている間にまったく違和感なく走れました。グリーパーレイスを付けていることを走っている間に忘れてしまうぐらい馴染んでいます。
シューズやソックスなどは「存在感がないほどいい」という考え方があります。
走るのはあくまでも自分自身で、シューズもソックスも、そしてシューレースも走っていて気になるようであれば、それは自分に合っていないものです。
その基準で考えたとき、わたしの場合はグリーパーレイスが見事にハマりました。いきなり使用して違和感なく使えるということは簡単なようで実は難しいです。
走っていてシューズの紐がほどけないという安心感も大きいかもしれません。長居距離を走る人は、シューレースがほどけないための工夫をいろいろしていますが、グリーパーレイスならその心配はいりません。
グリーパーレイスはどうなの?
わたしはこのままグリーパーレイスを使っていきますが、新しいシューズを買ったときグリーパーレイスも購入するかどうかはまだ結論をだせません。
短い距離での適応は間違いありませんが、グリーパーレイスを使ってフルマラソンやウルトラマラソンを走ったらどうなるのか、その検証をしたうえで自分にあっていると感じたら継続して使用します。
こういうものは相性というのが非常に大きいです。合う人もいれば合わない人もいる。合わないかもしれないけど買ってみようというのは勇気がいります。
そういう意味ではグリーパーレイスをもらえる「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」はいい大会でした。
着ることのない参加賞Tシャツを配られるよりよっぽど実用的ですから。
グリーパーレイスが気になる人はアートスポーツ各店舗で購入できますので、ぜひ試してみてください。
わざわざ買うのはなぁという人は、次回の「グリーパーレイス 夢の島 ぐるぐるリレーマラソン」に参加して参加賞としてゲットしちゃいましょう。
グリーパーレイス公式サイト:http://greeperlacesjapan.com
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