関西のランナーにとって六甲山といえば「六甲縦走キャノンボール」を思い浮かべるかもしれません。六甲縦走キャノンボールは難易度が高いレースですが、もっと気軽に六甲山の道を楽しめる謎解きイベント『六甲山の探索者』がスタートします。
このイベントはハイキングに謎解き要素を加えたものですが、もちろんランニングを組み合わせても構いません。マラソン大会がほとんど開催されない状況ですので、この冬のランニングの楽しみとして『六甲山の探索者』を活用してみるのはいかがでしょう。
トレラン×謎解きで仲間とランニングを楽しもう
『六甲山の探索者』は六甲山をハイキングしながら、六甲山系に伝わる伝説などに想いを巡らせることができる謎解きイベントです。ハイキングですと5時間くらいかかりますので、1日で謎解きを終わらせるのは大変ですが、ランニングならきっと2〜3時間で終わるので、休日のランイベントに最適です。
ただ走るだけでなく謎解きですので、体だけでなく頭も使います。明治時代からレジャーの山として開発された場所ですので、豊かな自然と大阪湾を一望できる素晴らしい眺望だけでなく、点在するレジャー施設を楽しみながら走ることもできるのもこのイベントの魅力になります。
『六甲山の探索者』の第1弾として、『壱之挿話 六甲龍神伝承』が2020年12月12日(土)から始まります。六甲山に舞い降りた龍神の場所を探し出すといった内容の謎解きイベントになっていて、まやビューラインと六甲有馬ロープウェーを結ぶ六甲全山縦走路付近がフィールドとなっています。
走力に自信がある人は市街地からスタート、あまり自信がない人はまやビューラインや六甲有馬ロープウェーを使って山頂からスタートすることで、それぞれのレベルに合わせた楽しみ方ができます。参加するには1,600円の「龍珠の封書」を購入する必要がありますが、1日楽しめるランイベントと思えば高くありませんよね。
マラソン大会の代わりではありませんが、この冬はラン仲間と一緒に『六甲山の探索者』を使ったランニングを満喫してみませんか?
『壱之挿話 六甲龍神伝承』の楽しみ方
六甲山系の何処かに降臨した龍神が、六つの龍珠を六甲山系の各地に還しました。その還された龍珠を集めて、龍神の降臨地を探し出すというのが今回の謎解きミッションになります。この謎解きを楽しむには、まず謎解きの鍵となるキット「龍珠の封書」を手に入れる必要があります。
「龍珠の封書」に内封された「龍珠の囁きの書」を手掛かりに、龍珠がある六つの場所を巡り、「龍珠の囁き」を集めます。集めた「龍珠の囁き」を繋ぎ合わせると一つの文章が完成します。この文章の謎が解ければ、龍神の降臨地が分かります。
- 龍珠の封書を入手する
- 龍珠の囁きの書をもとに、龍珠が還された6つの場所を巡る
- 6つの龍珠が囁く言葉(キーワード)を集め、その謎を解く
- 封書のQRコードを読み取り、龍神が降臨した地を報告する
- 正解者全員に「勲し(電子エンブレム)」が授与されます
正解者の中から抽選で10名様に、「六甲山まるごとお楽しみセット」が当たります。
イベント概要
開催期間: 2020年12月12日(土)~2021年3月31日(水)
開催場所:六甲山~摩耶山
参加キット「龍珠の封書」価格
・おとな:1600円
・こども:800円
キット「龍珠の封書」販売場所
・六甲有馬ロープウェー(有馬温泉駅)
・まやビューライン(摩耶ケーブル駅)
・monte702(まやビューライン星の駅2階)
・西灘文化会館(神戸市灘区倉石通2-2-29)
※monte702、西灘文化会館では12月5日から先行販売開始
※各施設とも定休日、年次点検等の運休期間は購入できません