2020年7月に発売したミズノの「WAVE DUEL NEO」は、フィット感の高さや走りやすさで高く評価されていますが、ミズノはさらにこれを進化させ、駅伝ランナーへ向けた厚底の限定モデルとして「WAVE DUEL NEO SP」を2020年12月24日に全国のミズノランニング品取扱店で限定発売すると発表しました。
ミズノがこれまで発売したレーシングモデルとしては、最もソールが厚いシューズで、より高いクッション性や反発性を得られる1足です。誰よりも速く襷をつなぎたい。そんなランナーのために開発された「WAVE DUEL NEO SP」をご紹介します。
クッション性と反発性を強化した1足
WAVE DUEL NEO SPは、WAVE DUEL NEOをベースにソールを厚くし、ミズノ独自開発の高反発ソール素材『MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)』をより広範囲に搭載することで、ソールのクッション性と反発性を高めた1足です。
WAVE DUEL NEOと比べると、片足で約45gほど重たくなっていますが、その重さを反発力でリカバリーできるので、走っているときにはそれほど重さは感じることなく、むしろ強い反発力でグイグイと進むことができます。さらにドロップが10mmあり、WAVE DUEL NEOよりも前傾姿勢になります。
これらの違いによりフルマラソンよりも短い距離のレースで、高いパフォーマンスを発揮します。
WAVE DUEL NEO SP:ハーフマラソン・駅伝
WAVE DUEL NEO:フルマラソン
このような使い分けが理想ですが、ピッチを上げるタイプのランナーですとハーフマラソンや駅伝でも、軽量なWAVE DUEL NEOのほうが適しているかもしれません。WAVE DUEL NEO SPは地面からの反発をもらいながら走るタイプのランナーに向いています。
ミッドソールには従来のソール素材と比べ、反発性が約35%向上した新素材『MIZUNO ENERZY LITE』を採用し、「WAVE DUEL NEO」よりもソールを厚くしています。またミズノ独自の樹脂製プレート『ウエーブプレート』をソール部分に採用し、スムーズな体重移動が可能となっています。
また、アウトソールには、軽量でグリップ力を高める『G3ソール』を採用しています。これにより、ロードでもスパイクを履いているような力強い蹴り出しをサポートしてもらえ、スピードの上げ下げのような駆け引きのある駅伝において、高い瞬発力でペースアップについていくことができます。
絶対に負けたくないレースで強さを発揮できる。WAVE DUEL NEO SPはそんなランニングシューズになっています。
日本国内では1,400足限定で販売予定で、価格は33,000円とかなり高額ですがオンラインストアはすでに予約分がほぼ完売状態です。しばらくは入手困難になることが予想される1足ですので、確実に購入したい人は12月24日にミズノの直営店などで探すのがおすすめです。
WAVE DUEL NEO SP 商品概要
価格 | 33,000円(税込) |
サイズ | 25.0-27.5cm |
重さ | 約240g(27.0cm片足) |
シューズ幅 | 2E相当 |
カラー | レッド×ブラック |
ソールスペック | ドロップ:10mm 前足部:25.5mm / かかと部:35.5mm |