富山マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

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富山マラソン

富山マラソンは金沢マラソンと並ぶ北陸の人気マラソン大会のひとつ。この2つの大会は同じ日に開催されることが多く、北陸のランナーさんは毎回どちらを走るかの選択を迫られます。ただ抽選の金沢マラソンに対して、先着順の富山マラソンは確実に走れるということで、こちらを選ぶ人も多いようです。

ホスピタリティが高く、走った人たちの口コミもポジティブなものがほとんど。関東からならアクセスもしやすい魅力的な大会なのですが、まだ走ったことがないという人も多いようですので、ここでは富山マラソンの魅力についてご紹介していきます。

目次

富山マラソンの特徴

富山マラソンの種目はフルマラソンと車いす、ジョギングの3種目ありますが、遠方から参加するならジョギングではもったいないですよね。そうなると実質的にフルマラソン1択となります。ただし制限時間が長いので、完走率も高くて初心者にも適しています。

種目
▶ フルマラソン
▶ 車いす(9km)
▶ ジョギングの部(約4km)

コースは比較的フラットですが、コース中盤に新湊大橋を通過し、終盤にも上り坂があるレイアウトになっているため、そこで足を消耗して後半に失速しやすい、どれだけトレーニングを積んできたかが問われるコース設定になっています。

スタートとゴールの位置が違うワンウェイコースになっているので、景色が変化し続けるので、走っていて飽きることがないのも富山マラソンの魅力のひとつです。山も海も街も楽しみながら走れるのは、富山マラソンならでは。沿道の声援も温かく、気持ちよく走れるのもおすすめの理由です。

黒部など観光スポットも多く、さらには日本海の海の幸が豊富で、マラソン前後に美味しいものをお腹いっぱい食べることもできます。トータルで満足度が高く、さらに関東からは新幹線で簡単にアクセスできます。マラソンも旅行も全力で楽しみたい。そんな人であれば間違いなく満足できる大会です。

富山マラソンの関門時間

富山マラソンは制限時間が7時間と余裕があり、序盤からキロ9分ペースで走っても関門に引っかかることはありません。ただし、スタート渋滞で序盤に少し焦ってオーバーペースになった結果、後半に大失速してDNF・リタイアというようなリスクもあります。

自分なりの目標タイムを設定して、その時間で走りきれるように、周りに流されずに淡々と1kmを積み重ねていきましょう。序盤をキロ8分くらいのペースで走れば、新湊大橋の上りは歩いても問題ありません。反対にキロ9分ペースで走るなら、新湊大橋もきちんと走り切る必要があります。

いずれにしてもレースの鍵を握るのは新湊大橋です。特に気をつけてもらいたいのが下り。いくらスピードに乗れるからといって、雑な着地をすると後半に響きます。自分に無理のないペースで、できるだけ柔らかく着地するように心掛けましょう。そこさえ気をつければ、関門を気にせずに走りきれるはずです。

もちろんきちんと練習をして、少なくともハーフマラソンの距離までは歩かずに走れるようになっておきましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
9.4km9.4km1時間43分10:57/km
14.7km5.3km2時間35分9:49/km
18.6km3.9km3時間12分9:29/km
22.8km4.2km3時間53分9:46/km
26.8km4km4時間32分9:45/km
29.3km2.5km4時間56分9:36/km
33.2km3.9km5時間34分9:45/km
35.7km2.5km5時間58分9:36/km
38.4km2.7km6時間24分9:38/km
41.7km3.3km7時間10:55/km
42.195km0.495km7時間00:00/km

※荒天時、第4関門は22.7km、第5関門は26.1km地点になります。

富山マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
201410.3℃16.1℃曇り
20155.3℃15.7℃晴れのち曇り97.1%
20167.5℃16.3℃曇りのち晴れ95.9%
201714.2℃17.2℃95.4%
201812℃17.8℃雨のち晴れ96.4%
201914.1℃16.5℃曇りのち雨95.5%
20208.3℃20.3℃曇りのち雨
20218.0℃19.6℃晴れ95.0%
20225.6℃18.5℃晴れ96.0%
202311.2℃22.9℃曇りのち晴れ94.2%

富山マラソンは最高気温は安定して15〜20℃くらいに収まりますが、最低気温が10℃を下回る年もあり、スタート時にはやや肌寒さを感じることもあります。それでも気温面での大きな心配はなく、むしろ雨が多いという点に気をつける必要があります。

スタート時に雨で最低気温が10℃を下回るときには、できるだけポンチョなどを用意してスタート前に体を冷やさないように気をつけてください。レース途中でも雨が続くこともあるので、最後まで走れるランニング用のポンチョがおすすめです。

雨の日が多いものの、制限時間が7時間もあるということで完走率はすべて95%以上と高め。走力に不安のある初心者ランナーでも、比較的気軽に参加できます。ただ初マラソンが雨になると、あまり良い思い出にはならないかもしれません。天気だけはどうしようもないですが、そのリスクがあることだけ頭に入れておきましょう。

富山マラソンの評価・口コミ

富山マラソンのRUNNET評価は第1回と第3回に90点を超えている一方で、第2回と第4回以降は80点台に落ちていて、第6回大会では63.5点と厳しい評価がなされています。天候が荒れやすいのもその理由のひとつとして考えられますが、ネガティブな評価になる理由は他にもあります。

口コミからわかる良いポイント

  • 沿道の応援やボランティアの方が素晴らしい
  • 日本海の景色が美しい
  • Tシャツがかっこいい

口コミからわかる残念なポイント

  • 前日受付がめんどくさい
  • 紙コップが落ち着いていないなどエイドが不十分
  • 暑さのせいか景色がいまいち
  • スタートからしばらくは道が狭い

特に会場へのアクセスに対してネガティブな評価が多く、高岡市役所前スタートというのは、コースが狭くランナー側からするとあまり魅力的ではないようです。また参加人数に対して道幅が十分ではない場所もあるということで、記録を狙うには難しいコースになっているのも評価が割れる要因となっています。

また、気温が高くなるとエイドのコップが足りなくなったり、後方のランナーはエイドの給食がなくなっていたりするという点もマイナス評価となっています。コップ不足は頻繁に起こっているようで、それが改善されていないことに対して不満を感じている人も少なくありません。

それでも問題点はきちんと改善され、年々しっかりとした運営がなされています。沿道の声援も温かく、さらにエイドの種類が充実しているなど、マラソン大会を楽しめる要素がコンパクトに詰まっていて、比較的走力のある人にとっては魅力的な大会となっています。

富山マラソンのレポート

富山マラソンは人気の大会ですので、参加者がそれぞれにブログでレポートを書いています。その中でも参考になるものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。

富山マラソンアクセス

富山マラソンは受付会場とスタート会場が違います。前日受付は富山市総合体育館、当日のスタートは高岡市役所前からとなっていますので、アクセスする際には間違いないように注意しましょう。遠方からの参加は富山駅周辺を拠点にするのがおすすめです。

ちなみに当日は北陸新幹線の新高岡駅から、無料のシャトルバスが運行します。

西日本からは金沢経由、東日本からは北陸新幹線での利用が便利です。ただ富山きときと空港から富山駅のアクセスもよいので、羽田空港が近い人や北海道からの参加は飛行機も選択肢に入れておきましょう。飛行機はエアトリ を使うと格安便が見つかります。

スタートとゴールが違いワンウェイコースですので、近隣の方以外は車でのアクセスはあまりおすすめしません。走り終えた後に車を取りに戻らなくてはいけなくなりますので。当日の朝はできるだけ公共の交通機関を利用するか、家族に送迎してもらいましょう。

遠方から参加する場合で費用を抑えたい場合には、早朝に富山駅に到着する夜行バスがおすすめです。ただし富山マラソンは前日受付が必須で、代理受付もNGです。必ず本人が受付しなくてはいけませんので、夜行バスを利用する場合には土曜日に到着するようにしてください。

富山マラソンの宿泊予約

ビジネスホテル

富山マラソンのスタート会場は高岡市役所前ですので、スタート直前までゆっくりしたい人は高岡駅周辺のホテルがおすすめですが、走り終わった後に電車で移動してくる必要があります。そう考えるとホテルの場所は富山駅周辺が便利です。

ファーストチョイスは富山駅周辺で、条件が良いホテルが満室の場合には高岡駅周辺から選びましょう。もしくは思い切って金沢駅近くという選択肢もあります。温泉が好きという人は黒部や氷見などの温泉地を宿泊先として選ぶのもおすすめです。

いずれにしても、早めの予約が必要ですので、エントリーしたらすぐに普段から使っているホテル予約サイトでホテルを確保しておきましょう。

【楽天トラベル】で予約
【Trip.com】で予約
【agoda】 で予約
【エアトリ】 で予約

大会詳細情報

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