大阪泉佐野市が50万円以上のふるさと納税の返礼品として「モンゴル国際草原マラソン大会」への参加権を加えました。大阪泉佐野市はふるさと納税に積極的に取り組んでいて、昨年は11億5千万円のふるさと納税がありす。
2013年に友好交流を結んだモンゴル・トゥブ県と交流を深めるため、今年からモンゴル国際草原マラソン大会への参加権が返礼品に追加された形になります。
参加期間:2016年9月2日~9月6日(5日間)
参加権を得る条件
- ・50万円以上の寄付金
- ・7月30日(土)までの申し込み(ただし先着順)
- ・2016年9月2日で有効期限が6か月以上のパスポート
参加権に含まれるもの
- ・航空券代金(関西空港までは自己負担)
- ・ホテル代
- ・マラソンエントリー代
- ・海外旅行傷害保険
現地での食事代、観光施設の入場料などは自己負担。
50万円は高い!って思いますか?納税額によっては実はそんなに高くないんですけど、じゃあどれぐらいお得なのかについてちょっと見てみましょう。
モンゴル国際草原マラソン大会に参加する場合の費用
モンゴル国際草原マラソン大会には日本人が150〜200人が参加しています。全参加者が800人ですので、意外とと言うと失礼ですが、意外と人気がある大会だということがわかります。
それではモンゴル国際草原マラソンに出るにはいくらの費用がかかるのでしょう。
- ・大会参加費:12,000円(100kmは6万円)
- ・航空機代:67,200円(関空からウランバートルまで)
- ・宿泊費:40,000円(1泊1万円)
- ・諸経費:4,000円
合計123,200円
ただし現地での食事代は含まれていません。
風の旅行社モンゴル国際草原マラソン大会ツアー
9/2(金)発 モンゴル国際草原マラソン&ウランバートル都市文化探訪の旅4日間/のんびり草原体験6日間
- ・Aコース(4日間):198,000円
- ・Bコース(6日間):268,000円
旅行代金に含まれないもの
- ・成田空港諸税:2,610円
- ・モンゴル出国税:1,330円(2016年1月現在)
- ・大会参加費:12,000円(100kmは6万円)
個人手配で15万円、ツアーの場合は4日間22万円、6日間30万円といったところ。今回の参加権は5日間で食事が一部ついていませんので、25万円分の価値と推定できます。
ふるさと納税ってお得になる?
仮に参加権の価値が25万円だとすると、50万円で25万円の商品を買ったら損してるじゃないかと思いますよね。よく考えてください。これふるさと納税です。
ある程度の納税額があればふるさと納税した寄付金は戻ってくることになります。
では25万円分戻してもらうにはいくらの年収が必要か?
大雑把に計算して1100万円・・・
ごめんなさい、散々引っ張って年収1100万円以上ないと、ふるさと納税でのモンゴル国際草原マラソン参加は全然お得じゃありません。
いや、でもいるかもしれないじゃないですか。このサイトを見ている人の中でねんしゅう1100万円以上のブルジョアランナーさんが。
ふるさと納税じゃなくてもモンゴル国際草原マラソンに参加!
ふるさと納税のことはもう忘れてください!
個人手配なら15万円あればモンゴルの大草原を駆け抜けることができます。しかもハーフマラソンで優勝したら馬1頭もらえます!持って帰れないので去年の優勝者は大会に寄付したり、牧場で飼育してもらってるそうですが・・・
ちなみに今年は20回記念大会なので100kmもあります。その場合の予算は20万円くらいでしょうか。100kmの優勝者にはラクダが1頭贈られます!
馬やラクダはともかく、モンゴルの大草原を走るのはロマンがありますよね。しかも100kmの距離も走れますから、ハーフマラソンなんて短すぎるよ!というランナーさんには朗報です。
ふるさと納税のことはきっぱり忘れて、ぜひ個人やツアーでエントリーしてみませんか?きっと忘れられない1日になるはずです。
開催日:2016年9月4日(日)
種目:3km、5km 、10km、ハーフ、100km
エントリー期限:2016年7月30日(土)
大会参加費:12,000円(100kmは6万円)
参加費に含まれるもの:
- ・完走証記念Tシャツ
- ・昼食
- ・草原パーティ代
- ・ウランバートルから会場までの往復交通費
エントリーは公式サイトから日本語で行えます。
モンゴル国際草原マラソン公式サイト:http://mongolia-marathon.org
スポンサーリンク