福岡マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

秋の九州を代表するマラソン大会のひとつである福岡マラソン。世界的に有名な福岡国際マラソンとは違い、どのレベルのランナーもそれぞれが楽しめる大会として定着しており、マラソンブームが落ち着いたいまでも、高い倍率でなかなか走ることができない大会でもあります。

ここではそんな福岡マラソンを走ってみたいと考えている人のために、福岡マラソンの魅力や特徴、口コミ評価などをまとめてご紹介していきます。どのような点が高く評価されているのか、気をつけるべきポイントがどこにあるかなど情報収集をするときの参考にしてください。

目次

福岡マラソンの特徴

福岡国際マラソンは11月に開催されるフルマラソンの大会で、福岡市の市街地である天神をスタートし、風光明媚な海岸線を通って糸島市へと向かうワンウェイコースが特徴のマラソン大会になります。多くのランナーにとってのあこがれであり、定員割れする大会が増えてきた中、いまでも高い倍率で0次関門が最大の難所。

種目
▶ マラソン(42.195km・公認コース)
▶ ファンラン(5.2km)
▶ 車いす競技(5.2km)

種目は公認コースの42.195kmを走る「マラソン」だけでなく、大会の雰囲気を楽しみたい人向けのファンランと、車いす競技にも対応しています。もちろんおすすめはマラソンで、制限時間が7時間となっているため、走力に不安があるという人でも完走を目指しやすくなっています。

コースのアップダウンもそれほどなく、最大高低差は30mもありません。しかも高低差が大きい坂道は数ヶ所で、基本的にはフラットで走りやすくなっています。そして福岡の名物や銘菓などでおもてなししてくれるので、エイドはもちろんのこと、フィニッシュ後も満足できるといった特徴もあります。

福岡は大都市ということもあり、全国からアクセスしやすいというのもおすすめのポイントで、さらに10年の歴史の中で市民マラソンとして博多の街にしっかりと定着しており、街をあげて県外からやってくるランナーを歓迎してくれるのも福岡マラソンの魅力になります。

そして何よりも福岡は独自の食文化があり、それに加えて九州の美味しいものが集まる場所。レースが終わってからお腹いっぱい美味しいものも食べられるため、旅ランとして楽しみたい人にもおすすめの大会です。

大会のおすすめ度

エイドの充実4観光の見どころ3
走りやすさ(難易度)4グルメ5
オリジナリティ5アクセス5

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

福岡マラソンの関門時間

ポイント関門距離制限時間ペース
5.3km5.3km1時間5分12:16/km
9.9km4.6km1時間49分9:34/km
14.3km4.4km2時間32分9:46/km
19.8km5.5km3時間24分9:27/km
25.0km5.2km4時間13分9:25/km
29.8km4.8km5時間9:48/km
32.9km3.1km5時間30分9:41/km
36.9km4km6時間8分9:30/km
40.1km3.2km6時間39分9:41/km
42.195km2.095km7時間10:01/km

福岡マラソンにはフィニッシュ地点を除いて9つの関門が用意されていますが、難しい関門はひとつもなく、キロ9分ペースで走り続けることができれば、無理なく完走できるようになっています。ただ前半で関門ギリギリを狙うと、後半にきつくなってしまいます。

完走が目標という人は、応援の多いスタートから中間地点までをキロ8分から8分半くらいのペースで走り、そこから耐えるレース展開にするのがおすすめです。気をつけたいのはオーバーペースで、コース幅があまり広くないので周りのペースに引っ張られる可能性があります。きちんと自分のペースを貫いて体力を温存しておきましょう。

福岡マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
201415.7℃18.1℃97.3%
201520.1℃27.5℃曇りのち雨93.9%
201611.4℃22.6℃曇りのち雨96.5%
20179.8℃19.3℃曇りのち晴れ97.0%
20189.8℃21.6℃晴れのち曇り96.8%
201911.7℃20.5℃曇り時々晴れ96.4%
2020
2021
202219.2℃23.8℃曇り95.8%
202313.5℃16.2℃雨のち晴れ96.5%

福岡マラソンは全国屈指の気侯が安定しない大会です。雨が降りやすいというだけでなく、最低気温が10℃以下になる年もあるかと思うと、最高気温が25℃を回るような年もあり、事前に天候を想定して準備するのが難しい大会になります。

とはいえ直前になれば、天気予報の精度も上がりますので、雨マークがついて気温も低いようならビニール袋や雨具を用意しておき、反対に最高気温が25℃を上回るようなら、エイドでのコップ不足に備えてマイカップを持ってスタートラインに立つようにしましょう。

7時間制限ということで完走率はかなり高めです。しっかり練習を積んでおけば無理なく完走できますので、福岡マラソンは初マラソンとしてもおすすめです。ただし、やはり気になるのは天候で雨が降りやすいということだけ頭に入れておきましょう。

福岡マラソンの評価・口コミ

福岡マラソンの評価は年ごとにバラツキがあり、RUNNETの評価で91点を取ったかと思うと、65点以下になるようなこともあり、なぜこんなことになっているのか疑問に感じている人も多いはず。ここでは、そんな福岡マラソンの口コミや評価についての情報をまとめています。

口コミからわかる良いポイント

  • 景色がどんどん変わっていくのが楽しい
  • 地元ならではのエイドが充実
  • アフターレースのおもてなしが素晴らしい
  • 熱気があり地元で盛り上がっているのが伝わってくる

口コミからわかる残念なポイント

  • ゴールエリアから博多方面に戻るのが大変
  • スタート前のトイレが不足気味
  • 参加費が高く感じる
  • 前日受付は少しさみしい
  • コースがずっと狭い

口コミを読むと、それほど低く評価しているものは少なく、それぞれが「こうなったらいいのにな」くらいの不満を持っている程度です。決定的な問題を抱えているわけではなく、むしろ「また走りたい」の声のほうが目立ちます。このため評価が安定しないのは、天候に恵まれない年が多いからと考えられます。

コースはやや狭いものの、景色がどんどん変わっていき、前半は沿道の声援が途切れないというのも福岡マラソンを走ったランナーが共通して評価しているポイントになります。そしてエイドもアフターレースも個性的で楽しめるという声がいくつもありました。

何よりも大都市でありながら、マラソン関係者だけで盛り上がっているのではなく、地元全体で盛り上がっていて、しっかりと根づいていることが口コミから伝わってきます。RUNNETの評価はそれほど高くなくても、満足度の高いレースを期待できる大会ですので、安心してお申し込みください。

福岡マラソンのレポート

福岡マラソンへのアクセス

福岡マラソンが開催される福岡市へのアクセスは西日本からは新幹線、東日本からは飛行機でのアクセスが便利です。東京から新幹線で博多駅まで行けないこともないのですが、かなり疲れる旅になるので、出発日にフライト中止になったときの選択肢くらいに考えておきましょう。

福岡空港はフライトの選択肢がかなり多いもののLCC便がありません。少しでも安くフライトしたい場合には、熊本までLCCを使って、そこから電車で福岡に向かうという選択肢もあります。航空券を比較・予約できるエアトリ を使って最安値になるルートを探しましょう。

また、福岡観光をするならレンタカーがあると行動範囲が広がります。レンタカーの最安値検索「エアトリ」 を利用して、博多駅周辺などででレンタカーを借りておきましょう。

ちなみに大阪周辺から福岡に向かうのに、フェリーを使うことでリーズナブルな交通費で移動することもできます。寝ている間に到着するというメリットもありますので、前泊する余裕しかないけど、ギリギリまで福岡を楽しみたいという人は、フェリーもチェックしておきましょう。

福岡マラソンの宿泊予約

福岡マラソンは前日もしくは前々日に受付が必要になりますので、遠方から参加する場合には前泊が必要になります。博多駅や天神駅周辺はホテルが充実していますが、最近はインバウンドの影響もあり、ホテルの確保が難しくなっていますので、当選したら早めにホテルを抑えておきましょう。

おすすめなのはスタート地点に近い天神周辺ですが、ビジネスホテルの多い博多駅周辺に前後泊して、アップを兼ねて天神まで走っていくのもOK。条件のいいホテルがなくなってしまった場合には、北九州市くらいまで宿泊先の選択肢を広げてみると、リーズナブルな料金で泊まれる可能性があります。

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大会詳細情報

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