チタン合金とサファイアガラス採用なのに59,900円。プロ仕様モデル「Amazfit T-Rex 3 Pro」登場

2025年9月13日

トレイルランニングのギアに求められるのは堅牢性。シューズもウェアもタフでなくては、いざというときに自分を守ることができません。ランニングウォッチであってもそれは変わらず、それに加えて安全にルートを辿れる機能も求められます。

もちろん計測精度の高さも重要で、それらをすべて実現したアウトドア用のランニングウォッチになると、価格が10万円を超えることもあります。ところがAmazfitが予約販売を開始した「Amazfit T-Rex 3 Pro」は、チタン合金とサファイアガラス採用のプロ仕様モデルでありながら59,900円。圧倒的な破格での登場となりました。

高級感アップ＆機能追加のプロ仕様モデル「Amazfit T-Rex 3 Pro」

39,900円（税込）という激安価格で、日本だけでなく世界中のトレイルランナーを含むアウトドア愛好家が手にした「Amazfit T-Rex 3」は、なんと累計35万台出荷の大ヒット。「Amazfit T-Rex 3 Pro」はそのハイグレードモデルになります。

2万円も高いとなると躊躇しそうになりますが、「Amazfit T-Rex 3 Pro」はグレード5のチタン合金に加えて、サファイアガラスを採用。むしろ信じられないような高コストパフォーマンスのモデルになっています。

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オフラインマップ＆ルートリターンナビゲーションで遭難リスクを回避

「Amazfit T-Rex 3 Pro」はオフラインマップ機能を導入しており、事前にマップをダウンロードしておくことで、圏外であっても手元で地図を確認しながらトレイルランニング楽しめます。しかもルートリターンナビゲーション機能も搭載しているため、コースをロストしても確実にスタート地点へ戻れます。

トレイルランニング中の遭難はベテランランナーであっても起こり得るトラブルのひとつですが、「Amazfit T-Rex 3 Pro」なら、そのリスクを大幅に低減してくれます。

もちろんルート作成も可能ですし、マップからコンビニなどの施設を探すことも可能です。

3種類のオフラインマップ

「Amazfit T-Rex 3 Pro」は3種類のオフラインマップがダウンロード可能で、目的にあったマップを選べます。

ベースマップ: ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示されたマップです。
スキーマップ: 世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示するマップです。スキーマップをダウンロード後、現在地がスキー場の近くにあれば、スノーボード/ダブルスキー/クロスカントリースキーをオンにすることで地図ページが自動的にロードされ、スキーマップを使用することができます。
コンターマップ: 登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示された地形図をダウンロード可能です。Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイで等高線を確認できるため、スマホで使っている地図アプリに近い使用感で使用することが可能です。

YAMAP・ヤマレコのGPXデータを活用できる

Amazfit T-Rex 3 Proには、ダウンロードしたオフラインマップ上でインポートした登山ルートをナビゲーションする機能搭載。あらかじめYAMAP（ヤマップ）やヤマレコで作成したGPXデータ等を、Zeppアプリ経由でインポートし、リアルタイムで表示しながら、ナビゲーションすることが可能です。

さらに、位置情報を利用して目的地までの道順を矢印で示すターンバイターンナビゲーション機能もあり、目的地までの次の進路を教えてくれます。

デュアルバンド円偏波GPS＋6衛星測位システムで高精度位置計測を実現

どれだけ高機能なナビゲーション機能が搭載されていても、現在位置の測定精度が低いとナビゲーションが役に立ちません。このためAmazfit T-Rex 3 Proは位置計測精度を重視し、デュアルバンド円偏波GPSを採用。電波が届きにくいとされる山間部や都市の高層ビルエリアでも正確に自分の位置を表示できます。

しかも6衛星測位システムですので、日本国内だけでなく世界各地で高精度の位置計測が可能となっています。

MIL-STD-810G準拠の堅牢性とプレミアム素材

トレイルランニングで利用するなら、「タフであること」が大前提になりますが、それこそAmazfit T-Rex 3 Pro最大の強みでもあります。ディスプレイには傷に強いサファイアガラスを採用、本体にはグレード5のチタン合金を採用しており、MIL-STD-810G準拠の堅牢性を実現しています。

それに加えて最大 3,000 nitsのAMOLEDディスプレイを搭載しており、日差しの強い真夏の炎天下でも表示内容をはっきり読み取ることができます。

多彩な安全・便利機能でトレイルランニングをサポート

Amazfit T-Rex 3 Proは、暗闇と水中というアウトドアで最も過酷なシーンを想定し、視認性・安全性・耐久性を大幅に高めたプロ仕様モデルです。大きな特徴である２色フラッシュライトは、通常時に200ルクス、探索モードでは業界トップクラスの300ルクスを誇り、遠方の路面や岩場までしっかり照射します。

加えて赤色光を備えることで、夜間の読図やテント内での作業中に暗順応を妨げず、仲間を眩惑しない配慮も行き届いています。さらに側面キーの長押しで瞬時に起動でき、SOS点滅モードを使えば緊急時の位置伝達にも機能します。

水深45mまで対応する10ATM防水により、スキューバやフリーダイビングでも使用可能です。水中に入ると自動で潜水モードへ切り替わり、潜水時間・最大深度・水温をリアルタイムに表示されます。専用機器がなくても潜水データをスマートに一元管理できます。

スピーカーとマイクを内蔵しているため、Bluetooth通話や音声アシスタント操作も可能で、荒天時やザック収納時でもスマートフォンを取り出す必要はありません。

そして米OpenAI社の大規模言語モデル（LLM）「GPT-4o」を統合した音声操作システム「Zepp Flow」により、音声での操作と応答が可能。AI画像認識機能を使った食事管理「Zepp App Food Log（食事記録機能）」では、食べ物の写真を撮るだけで自動的にカロリーや栄養素を分析してくれます。

Strava・adidas Runningに対応

Amazfit スマートウォッチ専用の Zepp アプリは日々の健康管理を幅広くサポートするため、主要フィットネスプラットフォームとのデータ連携機能を強化しています。現在、Zepp アプリ上で下記サービスとアカウントを紐づけ、ワンタップでワークアウトや健康データを相互に同期できます。

ランニング系：Strava、adidas Running（旧 Runtastic）、komoot
トレーニング系：Relive、Training Peaks（※今回新たに連携開始）
健康プラットフォーム：Apple ヘルスケア、Google Fit

今後も対応プラットフォームを順次拡大し、ユーザーの多様なライフスタイルに寄り添ったオープンなエコシステムが構築される予定です。

また、180 種類以上のスポーツモードを搭載しており、登山・ハイキング・クライミング・トレイルランニング・ダイビング・スキー・スノーボードなど豊富なモードを利用できます。

Amazfit T-Rex 3 Pro 製品スペック