
フルマラソンに慣れてくると、もっと長い距離を走ってみたくなりますよね。でもウルトラマラソンは制限時間が厳しくて楽しむ余裕がなさそうだからエントリーできないというランナーも多いはず。そこでおすすめしたいのが「ウルトラマラニック」です。
ウルトラマラソンとピクニックをかけ合わせた造語の「マラニック」はウルトラマラソンほどのシリアスさがなく、風景やふれあいを楽しむことができます。そんなマラニックの中でもホスピタリティの高さで人気の「周防大島ウルトラマラニック2026」をご紹介します。
周防大島ウルトラマラニック2026をおすすめする4つの理由

今大会から35kmコースが新設され、誰でも気軽に参加できるようになった周防大島ウルトラマラニックですが、大会の魅力はそれだけではありません。どのような魅力があるのか、詳しく見ていきましょう。
理由1:瀬戸内ブルーと島の暮らしを感じられるコース

瀬戸内海でも屈指の自然美を誇る周防大島。本大会のコースは、海岸線の穏やかな青、みかん畑が続く丘の風景、島の街並みなど、走るほどに景色が変わっていきます。100kmと70kmのロングコースは、島をぐるりと巡るロマンあふれる壮大な旅路です。
朝日に染まる海、潮風に包まれる海沿いの道、島の原風景が残る集落道は、参加者から「時間を忘れるほど気持ちいい」「人生で一度は走りたい」と高く評価されています。
理由2:島民との交流

多くのウルトラマラニックは地元にあまり浸透しておらず、ランナーを見かけても「何かしている」くらいの反応だったりしますが、周防大島ウルトラマラニックは島民がコース沿道に立ち、「がんばりんさいね」「よう来ちゃったね」と温かい言葉をかけてくれたり、手を振ったりして応援してくれます。
エイドステーションでも、地元のボランティアさんが笑顔で迎えてくれるので、ランナーとの会話が自然と生まれます。ゴール後には「また帰ってきんさい」と声をかけられるなど、島ならではの人の温かさに触れることができ、周防大島が「戻って来る場所」になります。
理由3:島グルメを味わえるエイド

ウルトラマラニックの名にふさわしく、エイドは食べて楽しむ“ご褒美タイム”となっています。いりこみそのおむすび、ひじきサラダ、煮穴子の握り寿司、島のはちみつやジャムのスイーツ、みかん鍋など…周防大島の名物がランナーを次々と待ち受けます。
「補給なのに幸せ」「ずっとここにいたい」と話題になるほど、手づくりで温かい“島のおもてなしエイド”が続き、ランナーの完走を後押ししてくれます。
理由4:ランナー同士、島民との交流が生まれる前夜祭

大会前日には、島の食材を使った料理やドリンクが並び、ランナー、島民、ボランティアが一堂に会するアットホームな前夜祭が開催されます。会場レストランのシェフが、島の食材を使った料理やドリンクをバイキング形式で提供し、ランナー同士や島民の皆さんと交流できます。
さらに、地元フラダンスチームによるパフォーマンスも予定。仲間との再会、新しい出会い、翌日のレース情報交換など、「走る前から楽しい大会」として多くの参加者が前夜祭を楽しみにしています。
コースマップ

2026年大会は35kmコース(制限時間:7時間)が新設され、「ウルトラはちょっと不安」「観光ランとして楽しみたい」というランナーでも気軽に参加できます。景色の良いルートが詰め込まれ、達成感と旅ランの楽しさが味わえるコースとなっています。
周防大島アクセス&宿泊情報

周防大島ウルトラマラニックに興味はあるけど、離島だからアクセスや宿泊が難しいなと迷っている人もいるかもしれません。まず、アクセスですが基本的には2通りのアクセス方法があります。
- JR大畠駅から路線バス
- 車でアクセス
周防大島は離島ではありますが周防大橋が架かっているため、実質的に本州と陸続きの状態にあります。このため車を持っているならマイカーでアクセスできます。自分の車がない場合には、JR大畠駅から路線バスに乗るか、広島駅などでレンタカーを借りてアクセスすることになります。
バスの時刻表は下記をご参照ください。
周防大島ウルトラマラニック2026の会場は、島の東側に位置する片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場です。車でアクセスする場合には駐車場で仮眠する選択肢がありますが、バスでアクセスする場合や観光もしっかり楽しみたいなら、宿を確保しておきましょう。
片添ヶ浜海浜の徒歩圏内には、マリッサリゾート サザンセト周防大島などいくつかの宿があります。条件のいい宿は早めに埋まってしまいますので、エントリーしたらすぐに予約することをおすすめします。
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周防大島ウルトラマラニック2026開催概要
| 周防大島ウルトラマラニック2026 | |
|---|---|
| 開催日 | 2026年4月26日 (日) |
| エントリー期間 | 2025年12月3日 12:00~2026年4月5日 23:59 |
| 参加者決定方法 | 先着 |
| 種目 | ウルトラコース(100km) アドベンチャーコース(70km) チャレンジコース(35km) |
| 開催場所 | 山口県周防大島町 |
| スタート時間 | 5:00 ウルトラコース100km 7:00 アドベンチャーコース70km 9:00 チャレンジコース35km |
| 大会受付 | 前日:14:00-17:00 当日:100km 3:30-4:30 / 70km 3:30-6:30 / 35km 7:30-8:30 |
| 受付会場 | 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 ふれあい館 |
| 大会会場 | 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 |
| スタート場所 | 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 円形広場 |
| フィニッシュ場所 | 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 円形広場 |
| 参加資格 | 大会当日の年齢が18歳以上の方 |
| 制限時間 | ウルトラコース:16時間 アドベンチャーコース:12時間 チャレンジコース:7時間 |
| 参加費 | ウルトラコース:18,000円 アドベンチャーコース:15,000円 チャレンジコース:9,000円 |
| 参加賞 | 周防大島町特産品 |
| 定員 | ウルトラコース:400名 アドベンチャーコース:200名 チャレンジコース:400名 |
| 大会HP | https://suooshima-maranic.jp/ |
