今年の3月26日で、ナイキのAIR MAXが誕生してから30年が経過します。それに合わせて、日本でも30周年記念イベント「AIR MAX REVOLUTION TOKYO」が開催されます。そして、このイベントではナイキの傑作ともいえる「ナイキ エア ヴェイパーマックス」を履いて走ることができます。
革新的なシューズとして誕生したAIR MAX 1から、最新のAIR VAPORMAXまでの歴史を感じつつ、未来のAIR MAXを感じることができるイベントです。
ランナーにとってAIR MAXというのは、ランニングシューズじゃないし、関係ないと思うかもしれませんが、少なくともエア ヴェイパーマックスは走ることを意識して作られたシューズです。
史上初めてランニングのために作られたAIR MAXとも言えます。
もちろん、現段階ではサブスリーやサブフォーを狙うようなシューズではありません。いや、サブフォーくらいなら達成できそうなくらいの軽量シューズで、これまでにないクッション性と反発力を楽しむことができるシューズです。
「AIR MAX REVOLUTION TOKYO」ではそのシューズを実際に履くことができるため、ぜひその新感覚を味わってもらいたいということで、RUNNING STREET 365でもこのイベントを紹介しています。
参加費は無料ですが事前登録が必要です。事前登録は下記のサイトから行ってください。ちょうど今週から上野公園も桜が見頃になりそうです。散歩ついでにAIR MAXの歴史と未来を感じてください。
イベント概要
日程 | 2017年3月24日(金)〜3月26日(日) |
会場 | 上野・東京国立博物館表慶館 |
開催時間 | 10:00〜22:00 |
入場料 | 無料(事前登録必要) |
革新的なエアの頂点「ナイキ エア ヴェイパーマックス」
1987年に登場したAIR MAX 1はランニングシューズではなく、スニーカーに近い形状のシューズでした。当時は独特なクッション性が話題になりましたが、おそらくAIR MAX 1でマラソンを走ろうという人はいなかったのではないでしょうか。
そして、30年の時間をかけエアの性能が向上するとともに、新たなる可能性が生まれました。それはこれまでにない軽量でクッション性の高いソールという可能性です。
エア ヴェイパーマックスは、なんとエアユニットそのものをアウトソールとして使用しています。これまでは、エアユニットを保持するためにゴムのアウトソールを使用していたため、屈曲性を求めることができませんでした。
ところが、エアユニットがそのままアウトソールになったことで、「走れるエア」が誕生しました。
実際にエア ヴェイパーマックスを履いてみましたが、ファーストインプレッションとしてはとても不安定さを感じます。フワフワとしたまさにエアの上に浮いているような感覚があります。
不安定さはあるものの、走り始めるとしっかりと地面をつかみます。このため立っていたときのグラつきが消え、適度な反発力が推進力となります。正直な感想は「思ったよりも走れる」でした。
走ったのはランニングマシーンの上でしたので、実際にロードで1km走らなければ、エア ヴェイパーマックスの本質は掴めません。それでも十分に可能性を感じることができます。
現段階ではレース用というよりは、走りを楽しむシューズという位置づけです。ただし、フライニットのアッパーを合わせてきたこと。そして真っ白なシューズに仕上げてきたことで、ナイキがランニングのためのエアを意識しているのは間違いありません。
ぜひ「AIR MAX REVOLUTION TOKYO」で、実際にエア ヴェイパーマックスを履いてみましょう。
エア ヴェイパーマックス
発売日:2017年3月26日
価格:21,600円(税込)
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