復興への感謝をテーマに掲げている神戸マラソンですが、実際に走っていると下町のおっちゃんやおばちゃんからの声援にグッときます。オシャレな街というイメージのある神戸ですが、実は下町情緒溢れる街でもあります。
そんな神戸の街を駆け抜けることができる神戸マラソン。その特徴や魅力、そして旅ランとして訪れておきたい場所を紹介します。
神戸マラソンの特徴
抽選倍率3〜4倍が予想される神戸マラソンの種目は、フルマラソンのみです。抽選ですので誰もが走れるわけではありませんが、制限時間は6時間30分と比較的緩やかで、コースも最後の高速道路のアップダウンを除けばフラットで走りやすくなっています。
神戸マラソンの魅力は、次々に変わっていくその景色にあります。スタートはオシャレな神戸の街ですが、10km地点の手前で海沿いのコースに変わり、遠くに明石大橋を見ることができます。
折り返してからは左側に六甲山、右側に瀬戸内海の絶景。そして湾岸沿いを戻ってくるのですが、この湾岸沿いは神戸でも下町の雰囲気が残る地域で、口の悪い、でも笑ってしまうような声援を受けることができます。
積極的に地元の人たちと絡みたい人は仮装して走りましょう。ボケかツッコミか分からない、パワフルな声援を受けることができます。
37kmから41kmまでの高速道路エリアは、沿道からの声援が途切れます。ただそこは、自分と向き合うための時間です。納得の走りをするために、集中力を高めて走れば、最後の1kmで戻ってきた声援を背に、気持ちよく走れます。
沿道からの声援と、自分との向き合う時間のバランスがよく、とても充実した気持ちにさせてくれるのが神戸マラソンです。まだ神戸を走ったことのない人は、ぜひ一度神戸の街を駆け抜けてみましょう。
神戸マラソン旅ランの楽しみ方
神戸は言わずと知れた観光地です。そして美味しいものがいくつもありますので、旅ラン気分での参加もおすすめです。ランだけでなく観光もグルメも手を抜かない。そんな人のために神戸のおすすめスポットと、食べておくべきものを紹介します。
摩耶山・掬星台
神戸に行って見てもらいたいのが、日本三大夜景のひとつ掬星台です。神戸の街だけでなく、遠く大阪までも続くその夜景は一見の価値あり。展望台までケーブル線とロープウェーで上れば、マラソン前日でも疲労が残りません。
営業時間 | ロープウェー・ケーブル線 マラソン開催時期(土・日):10:00〜20:00 |
休館日 | 年中無休 |
料金 | 片道全区間:880円(小人440円) 往復全区間:1540円(小人770円) |
HP | http://koberope.jp |
中華街・南京町
中華街というと横浜をイメージする人が多いかもしれませんが、神戸も同じ港町。横浜よりはひと回り小さいですが、楽しさがギュッと詰まった中華街があります。食べ歩きが楽しい街ですので、マラソン翌日の散歩にもおすすめです。
有馬温泉
日本を代表する温泉のひとつ、有馬温泉は神戸から電車で行くことができます。日帰り温泉もありますので、マラソン後やマラソン翌日にゆっくりくつろぐには最高の場所です。お財布に余裕がある人は有馬温泉で1泊もおすすめです。
料金 | 日帰り温泉:550〜1500円 |
HP | http://www.arima-onsen.com |
神戸港震災メモリアルパーク
メジャーな観光スポットではありませんが、神戸に行くならぜひ訪れておいてほしい場所が神戸港震災メモリアルパークです。もう覚えている人のほうが少ないかもしれませんが、神戸は阪神・淡路大震災のあった場所。
その当時の景色をそのまま残しているのが神戸港震災メモリアルパークです。ぜひマラソン前に訪れてください。きっと駆け抜ける神戸の街がこれまでとは違って見えるはずです。
料金 | 無料 |
HP | http://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000118 |
そばめし
そばめしは忘れられたB級グルメになりかけていますが、神戸ではもちろんまだ現役です。炭水化物×炭水化物のそばめしはマラソン前日の食事にぴったりです。神戸の街で炭水化物補強をしてからマラソン受付前に向かいましょう。
神戸の洋食
神戸でひとつだけ食べ物を選ぶなら間違いなく洋食です。神戸牛も捨てがたいですが、美味しいお肉は日本中どこにでもあります。神戸の洋食は神戸にしかありません。シンプルな洋食から創作系まで様々な洋食があります。ぜひ、地元の人たちに愛されるお店に行ってみましょう。
ちなみに大人気店「洋食の朝日」は平日限定。後泊必須ですが、このためだけに後泊する価値があります。
過去大会のレポート
人生山あり旅あり休みあり♪
神戸マラソン2016
ジョギングの散歩道
第6回神戸マラソン
吾唯足知な日々
神戸マラソン2016
神戸マラソンアクセス&宿泊
神戸マラソンは前日もしくは前々日に、神戸国際展示場で開催中の神戸マラソンEXPO2017会場にて受付が必要です。代理受付はできませんので注意してください。遠方からの参加者は、早めに宿泊先の確保を行いましょう。
神戸へのアクセスで便利なのが神戸空港です。羽田や新千歳、茨城、那覇などいくつもの地域から飛行機でのアクセスが可能です。大阪伊丹空港からのアクセスもそれほど悪くありませんので、伊丹空港も活用しましょう。
直前のアクセスは新幹線がおすすめです。秋の観光シーズンですので、新幹線も事前に指定席を確保しておきましょう。安く行きたいという人は夜行バスを活用してください。
宿泊は三ノ宮駅周辺が理想ですが、確保できない場合は大阪宿泊でも十分に間に合います。梅田駅周辺のホテルがおすすめです。いずれにしても早めの予約が必要ですので、エントリーした時点で楽天トラベルなどで予約しましょう。
大会詳細情報
大会名:第7回神戸マラソン
開催日:2017年11月19日(日)
開催場所:兵庫県神戸市
大会受付:前々日13:00~20:00(最終入場)、前日10:00~19:00(最終入場)
エントリー受付期間:2017年4月6日10:00~2017年5月15日(抽選)
エントリーサイト:RUNNET
フルマラソン | |
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制限時間 | 6時間30分 |
参加費 | 10300円 |
定員 | 20000人 |
神戸マラソン公式サイト:http://kobe-marathon.net/2017/
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