マラソンをしている人でも他の競技もしているという人は多いと思います。野球やサッカー、バスケット。そもそもはそれらの競技力向上のために走り始めて、マラソンにハマったという人も多いかと思います。
そんな、マルチにスポーツを楽しむ人のランニングシューズとして、アディダスがまったく新しいランニングシューズ「ALPHABOUNCE BEYOND」を発売することになりました(アディダスオンライン3月30日、店頭は4月6日)。
ポイントは「全方向に進める」ことです。
それって当たり前のことじゃないかと思うかもしれませんが、マラソンレース用のランニングシューズは前にしか進めません。絶対に進めないかというともちろんそんなことはありませんが、ランニングシューズは「まっすぐ前に進む」ことだけを考えて作られています。
ランニングシューズによっては、いかにして体をブレさせることなく前への推進力を作り出すかを考えて設計されているものもあります。
様々なスポーツを楽しむ中で、マラソンの比重が大きいという人ならそのようなランニングシューズで問題ありませんが、他のスポーツがメインで、マラソンやランニングは体づくりの一環という人には、実はこれまでのランニングシューズはあまりおすすめできません。
あらゆるスポーツにおいて、前にだけ進めばいいというのは陸上競技くらいで、どんなスポーツでも横の動きが必要になります。このため、フィジカルトレーニングも行っているかと思いますが、このときに普通のランニングシューズで行うとケガにつながる可能性もあります。
STOP & GOを繰り返す練習や、横への動きを練習に取り入れるなら、その動きを想定して作られたシューズが必要になります。
これまでは様々な動きに対応したシューズは「トレーニングシューズ」という分野でラインナップされていましたが、それらのシューズはあまりランニングを得意としていません。
アディダスから発売されるALPHABOUNCE BEYONDは、「走れる」ことをベースにして、左右の動きや急激なストップなどに適するように作られています。これまであるようでなかったマルチスポーツ対応のランニングシューズ。それがALPHABOUNCE BEYONDです。
横への動きやSTOP & GOに対応するには、ソールのグリップ力を高めるだけでなく、アッパーの役割も重要になります。どの方向に重心がかかっても、大きくずれることなく足にフィットする必要があります。
ALPHABOUNCE BEYONDはその問題を、フォージドゾーンと呼ばれるサポートを強化した素材とメッシュ素材をうまく組み合わせて、高い追従性とフィット感を維持しながらも、シューズ内の快適性も維持しています。
このALPHABOUNCE BEYONDは、槙野智章選手(サッカー)や山田哲人選手(野球)、安藤誓哉選手(バスケットボール)などのトップアスリートもすでにランニングに使っているという点も見逃せません。
この3選手の出演するスペシャルムービーがアディダス オンラインショップにて順次公開されます(現在準備中)ので、ぜひチェックしてみてください。
マルチスポーツ用のランニングシューズですが、もちろんフルマラソンを走るためにも利用できます。着地が安定しない初心者でも、ALPHABOUNCE BEYONDなら膝や足首への負荷が軽減されるのを期待できます。
実際に試し履きできる機会があればRUNNING STREET 365でもレビューをしたいと思いますが、フルマラソンを4時間くらいまでなら、無理なく対応できるようなしっかりとしたランニングシューズだと感じています。
もしメインとなる競技を他に持っていて、フィジカルトレーニングにも使えるランニングシューズを探しているなら、アディダスのALPHABOUNCE BEYONDは要チェックの1足です。
アディダスらしくデザインにもこだわっていますので、普段履きとしても使えるマルチな1足です。発売は4月6日(アディダスオンラインは3月30日)ですので、お店に並ぶのはもう少し待たなくてはいけませんが、全国のアディダスシューズ取扱店で販売されます。まずはお店で商品をチェックしてみましょう。
ALPHABOUNCE BEYOND (Men’s)
ALPHABOUNCE BEYOND (Men’s) | |
サイズ | 24.5〜35.5cm |
価格 | 11,000円(税抜) |
ALPHABOUNCE BEYOND (Women’s)
ALPHABOUNCE BEYOND (Women’s) | |
サイズ | 22.0〜29.0cm |
価格 | 11,000円(税抜) |
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