まったく参加者がいないのでは？と正直不安に思っていたRUNNING STREET 365企画の「大山とうふ味めぐりラン」ですが、2名のランナーさんが参加してくれました！
小田急が主催する「大山とうふ味めぐりキャンペーン」に便乗して開催されたこの企画。大山の豆腐料理を楽しみながらランも楽しもうという内容で参加者を募集していました。
参加者の1人は大山登山マラソンに出場した地元伊勢原のランナーさん。もう1人は横浜から来てくれた、裸足ランニングを練習に取り入れているランナーさんです。
集合場所の伊勢原駅を出発するときには、先週の大山登山マラソンとは打って変わっての強い雨。これ途中で引き返すことになるかも・・・嫌な予感もありつつも、せっかくだからイベント開始です。
伊勢原のランナーさんは途中合流なので2人でスタート。主催者の私が、唯一の連絡手段である携帯電話を家に忘れるという大失態を犯し、予定通りの合流とはいきませんでしたが、大山手前で無事合流できました。
さすがに、あせった・・・
無事、大山参道についたので「大山とうふ味めぐり」スタートです！
対象のお店は12店舗あるので、それを半分に分けてサイコロの出た目で決めます。出た目は「１」ですが、キャンペーン対象の1番のお店は、なんとキャンペーン初日にも関わらず「休み」のため、1店舗ずらして2番目の目黒へ。
目黒は江戸から続く、1日1組しかお客さんをとらない旅館です。ここで食べられる特別メニューは「きのこカレーパングラタン」かスイーツの「春らんまんプレート」です。雨に濡れて体が冷えきった私たちは全員「きのこカレーパングラタン」を選択。
「きのこカレーパングラタン」は豆乳と油揚げが入ってました。これすごく美味しいです。美味しいんです。でも油揚げとパンの違いが口の中でわからない。そして豆乳感はあまりしません。ただひたすらに美味しい。
美味しいものを男3人で食べに来た図の完成です。
お店を出て少し上ったところで、大山とうふまつりが開催中でしたが、ここは帰りに寄ることに・・・その判断が後で悲劇を生むとはこのとき誰も気づかず。
この時点で雨は止んでいたので、大山阿夫利神社下社まで行くことにしました。雨が強い場合はさすがに危険なので、そこで折り返そうかなと思っていましたが、雨が上がったことで山は幻想的な表情を見せてくれます。
大山は別名「雨降山」。今日も雨がやんでもずっと雲の中です。ミシュランの2つ星の景色は完全に雲の向こう側でしたがこれはこれでいい感じです。
大山阿夫利神社下社はほぼ貸切状態で、いつもよりも厳かな気持ちになります。
人が少ないということもあって、大山の鹿が自由に歩きまわっています。これもこんな天気だから見ることができる風景ですね。参加者の1人が淹れてくれたコーヒーを鹿に囲まれながら飲む。
風流です・・・
上りは女坂でしたが、下りは急勾配の男坂です。足元がちょっと不安でしたがみんなそこそこ走れるメンバーだったので、違う景色を楽しむということで男坂を選びましたが、危険すぎて私は景色なんて見る余裕はなく下しかみてませんでした。
大山ケーブル駅まで下りてきたので、もう一度サイコロです。次は「２」が出て、食事処かんき楼へ。かんき楼は六代続く老舗の食事処です。ここで食べられる特別メニューは「三色田楽」か「とうふ白玉とゆず茶」です。
両方食べたい・・・ということで「三色田楽」を一皿3人でシェア、それぞれが「とうふ白玉とゆず茶」を注文です。
ふき味噌の田楽をいただきましたが、これは日本酒が欲しくなる・・・ふきの風味が素晴らしい。とうふ白玉は水の代わりにとうふを練り込んだ白玉で、普通の白玉よりも弾力がなく、おもしろい食感でした。
お店を出て次に向かうは、大山どうふ祭りの会場・・・
ですがどうも変です。ステージの歌手だけがノリノリで歌ってるだけ。人も少なくて会場の真ん中には仙人豆腐を作るための大きな鍋がぽつんと。どうやら期待していた仙人豆腐は40分後から。リサーチ不足です。
40分走れば伊勢原駅までたどり着けるので、仙人豆腐をあきらめてそのまま下山しました。上ってきた道をただひたすらに下ります。あっという間に伊勢原駅のゴールに到着。
おつかれさまでしたー！
あ、もちろんその後、呑み行ったのはいうまでもなく・・・。伊勢原の地元の野菜やお肉が売りの居酒屋さんで、みっちりマラソン談義して解散しました。このための企画ですから・・・
「大山とうふ味めぐりキャンペーン」は4月10日まで開催していますので、この期間だけの特別な豆腐料理を楽しみたい人は、ぜひ大山まで遊びに来てくださいね。3月26日からは1日に上下2便ずつロマンスカーが伊勢原に停車するので便利になりますよ！
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