最近注目のノルディックウォーキングってなんだろう？
少し気になっていたのですが、甲州街道を歩くノルディックウォーキングのイベントがあり、参加してきましたのでその内容をレポートします。
イベントを主催しているのは「せからん」というグループです。
もともとは「世界遺産をRUN(走る）とLEARN（学ぶ）する」をコンセプトで始まったこの活動ですが、いまは世界遺産だけではなく幅広く「学びながら運動もする」イベントを開催しています。
今回の企画は「甲州街道ノルディックハイキング（府中宿〜日野宿）」です。
東京都国立市にある谷保天満宮をスタートし、甲州街道の日野宿本陣までがコースになります。
ただいきなり「ノルディックウォーキングします」では、ノルディックウォーキング初心者や初級者は戸惑ってしまうので、谷保天満宮の駐車場でウォーキングのレクチャーから始まります。
参加者はポールメーカーのトップブランド「LEKI」のポールをレンタルできます。まずはこのポールを使った歩き方を教えてもらいます。
私も教えてもらったのですが、ポールの使い方を意識しようとすると歩き方がおかしくなり、歩き方に集中するとポール動きが疎かになる。
他の参加者もなかなか苦労しているようですが、さすが普段から体を動かしている人が多かったので飲み込みが早い。
一通り動きが出来るようになったら、まずは谷保天満宮にお参りしてからノルディックウォーキングスタートです。
甲州街道は大きな道路ですが歩道が狭いため、一列になって日野までの5.5kmを進みます。
最初はみんなポールの扱いに集中しているため、黙々と歩きますがコツをつかんでくると徐々に会話が増えていきます。ランニングイベントと違って会話する余裕があるのがいいですね。
最初の休憩場所は、谷保山南養寺です。南養寺は臨済宗建長寺派の禅寺で、南北朝時代の1347年に開山しました。現在の本堂は1804年に再建されたもので、そのの当時のままの姿だそうです。
ここではせからん協賛であるzen nutritionさんの提供で『山よりだんこ』と『飴と無智』をおやつにいただきます。
どちらもランナーやハイカー、登山家の行動食に便利で、しかも天然素材を使っているので体にも優しくて美味しい！
ここから日野に向かうには、多摩川を越える必要があります。大正時代まで甲州街道は舟を使って川を渡っていたそうです。
それが有名な日野の渡し。
いまは立派な橋がかかっているので、当然ですが川を舟で渡る必要はありません。ちなみに江戸時代も冬季は水量が少なかったので、土の橋を作って渡っていたそうです。
そんな歴史を学びつつ日野本陣手前。
ここまで来ると、参加者はみんなポールの使い方からぎこちなさが取れて、リラックスしながら歩けています。私もいくぶんそれっぽい歩き方に・・・なってたかな。
ただ肩甲骨周りの筋肉と二の腕の筋肉が刺激されて、普段にはない心地いい疲労感があります。5.5kmだからよかったのですが、10kmとかだとかなり腕がピクピクしていたかもしれません。
本日最後のLEARNは日野本陣です。
ウォーキングはここで終了。クールダウンを済ませて、日野本陣を案内人の解説付きで紹介してもらいました。新選組土方歳三とゆかりのある日野本陣。浅田次郎さんの新選組シリーズを読んだ人にとって、たまらない歴史の舞台がここにあります。
一応、ここでせからんとして終了ですが時間がある人で、近くの休日限定の「カフェ花豆」さんでランチでしてきました。
ここの料理はちょっとびっくりするぐらい美味しいです。ノルディックウォーキングで体を動かして、その後に美味しいものをいただく。
バチが当たりそうなくらい贅沢な1日でした。
ちなみに、せからんサポーターであるスポーツ専用化粧品AthleteX（アスリートエックス）さんから、イベント参加者に日焼け止めのプレゼントもありました。「甲州街道ノルディックハイキング（府中宿〜日野宿）」は至れり尽くせりのイベントでした。
ノルディックウォーキングかなり面白いです！
せからん以外にもノルディックウォーキングが出来るイベントが増えていますので、インターネットで調べて、近くでノルディックウォーキングのイベントがないか探してみてください。
せからんも不定期ですがイベント開催していますので、たまにウェブサイトを見てみるといいですよ。RUNNING STREET 365でもせからんイベントを紹介していきますので、ぜひ参加してみてください。
せからん公式サイト：http://sekaran.org
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