ランニング中に音楽を楽しむために、イヤホンをしているランナーさんも多いですよね。公園などの安全な場所ならまだいいのですが、最近は車の通りの多い歩道のない道路でもイヤホンをしている人が目立ちます。
後ろからやってくる車に気づかずに、不用意な動きをしてあわや事故ということもありますので、RUNNING STREET 365としては、少なくとも片耳のイヤホンを外すか、できれば歩道のない道路では完全に外すことを提案しています。
でも、分かってはいてもいちいち外すのは面倒ということで、つい耳を塞いだまま走ってしまう人もいますよね。これはとても危険なので、避けてもらいたいところですが、どうしても音楽を聞きたいなら、きちんと外の音を拾えるタイプのイヤホンを使ってもらいたいところです。
最近は外の音をマイクで拾って、補聴器のように聞こえるようにしているイヤホンもあれば、耳たぶに挟んで音を耳に流し込むタイプのイヤホンも販売されています。そんな中で今回おすすめしたいのは、骨伝導タイプのワイヤレスヘッドホンです。
骨伝導ワイヤレスヘッドホン「AfterShokz TREKZ AIR」は、耳に引っ掛けるタイプのヘッドホンですが、骨伝導ですので耳を塞ぐことはありません。もちろん音楽を聞きながら会話も楽しめます。
「骨伝導じゃ音が悪いんじゃない?」そう思う人もいるかもしれません。実際に骨伝導のヘッドホンが発売された当時は、とても音楽を楽しむようなアイテムではありませんでした。「何となく音が聞こえる」程度でしかありませんでした。
ところが、TREKZ AIRを実際に横浜マラソンのEXPO会場で視聴してきましたが、驚くほどしっかりと音楽が聞こえてきます。世の中で様々な技術が向上していますが、骨伝導も以前とは比べ物にならないレベルに到達しています。
ただし、ここまでしっかりと音楽を楽しめるのは、TREKZ AIRだからです。他の骨伝導ヘッドホンでは、まだまだ音質が気になるものも多くあります。
また、本格的に音楽を楽しむイヤホンと比べると、逆立ちしても敵いません。そもそもコンセプトが違いますので、音質を比較するというのはあまり意味がなく、スポーツをしながら、外の音もきちんと入れつつ音楽も楽しめるわけです。
音楽を楽しむイヤホンでは車の音などの環境音は聞こえませんので、ランニングにはおすすめできません。使用する目的が、そのような高級イヤホンとはまったく違い、TREKZ AIRはランニング中のBGMを与えてくれるアイテムです。
BGMですので、主張する必要はありません。ただ、マラソンという物語を盛り上げてくれるアイテムでもあります。42.195kmのどこかでくじけそうになったとき、大好きな曲が流れてくることで、立ち直れることだってあります。
金額としてはやや高めですが、しっかりと防水設計されています。英国陸上競技規則のもとで、すべてのロードレースにおいて使用許諾のある唯一のイヤホンでもあります。それだけでいかに信頼できる製品なのか伝わるかと思います。
重量も30gしかありませんので、ランのじゃまになることもありません。付けているのを忘れてしまうくらい軽量で、心地よいランニングをサポートしてくれます。
カラーは4色用意され、デザインは2017年のグッドデザイン賞を獲得するなど、見た目も機能もハイレベルな商品ですので、2万円近くする価格も納得できるかと思います。ただやっぱり実際に音を聞かないと納得できないですよね。
イヤホンやヘッドホンの視聴ができる、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの家電量販店でも取り扱っていますので、ぜひそちらで最新の骨伝導技術を体感してみてください。ほとんどの人が、音質に満足してもらえるはずです。
連続使用可能時間 | 約6時間 |
充電時間 | 約2時間 |
商品重量 | 約30g |
価格 | 19,310円(税込) |
対応機種 | Bluetooth接続可能な機器 |

AfterShokz公式サイト
https://aftershokz.jp/trekz-air/