MGCで話題になったのはピンクのランニングシューズですが、マラソンに詳しい人の間で「あれは何だ?」とざわついたのが、女子マラソンで優勝して東京オリンピック代表内定を決めた、前田穂南選手の着用していたサングラス。
上下逆さまのように見えるあのサングラスはSWANSの「E-NOX NEURON」。実際に使用している市民ランナーからも高い評価を受け、徐々に利用者が増えているアイウェアです。
以前もRUNNING STREET 365でご紹介しましたが、気になるというランナーさんのために、再度どのような利点があるのかをご紹介します。
SWANS E-NOX NEURONはどんなアイテム?
● 「逆さまテンプル」で走行中のブレを防止
● 視界に入ってくる光を限界までカット
● 税抜16,000円
前田穂南選手とSWANSの関係
前田穂南選手は2015年から天満屋女子陸上競技部に所属し、2017年に大阪マラソンでデビューしています。その年の北海道マラソンは2時間28分48秒で優勝しており、SWANSのサングラスはそのときから着用しています。
この優勝がMGCファイナリスト女子1号となっていますので、MGCへの挑戦はSWANSのサングラスとともに始まったわけです。
その後、2018年の大阪マラソンでは自己記録を大幅に更新する2時間23分48秒で2位。 3月には初の日本代表に選出されて世界ハーフに出場。 秋にはベルリンで2時間25分23秒・7位の成績を残すなど躍進を続けています。
そして、2019年2月にはSWANSとアドバイザリースタッフとして契約を結び、SWANS E-NOX NEURONの最新モデルの開発に携わっています。
SWANS E-NOX NEURONの特徴
SWANS E-NOX NEURONの特徴は、アンダーテンプル構造にあります。通常のサングラスはレンズ上部にテンプルがデザインされていますが、これをレンズ下部にデザインすることで、重心を下げています。
さらにはホールド感も高まり、低重心化したことと合わせて、ランニング中のブレが大幅に低減されています。
また、一眼タイプのレンズを採用し、広い視野を確保しています。最新モデルはレンズをひと回り大きくすることで、隙間から光が漏れてくるのを防ぐ構造になっています。
これらの特徴により、着用した人が集中力を持続しやすくなり、42.195kmで気持ちを切らすことなく駆け抜けることができます。
私は普段メガネをかけてランニングをしていますが、インターバルやペース走をするときには、メガネのズレやブレが気になって速いスピードを維持するのが困難になります。
そういうときはメガネを外すといいのですが、そもそもズレやブレがないというのが理想です。普段遣いするメガネは仕方ないにしても、サングラスはランニングに集中できるものを選びたいところです。
ちなみにSWANS E-NOX NEURONは小顔対応を狙って開発・改良をしているということで、小顔で自分にあうサングラスが見つからないという人にも試してもらいたいアイテムです。
サングラスは、マラソン大会に限らず普段の練習でも、紫外線から目を守ってくれるとても重要な役割を果たします。「自分はそんなに速くないからいらない」と思うかもしれませんが、サングラスはすべてのランナーに必要です。
せっかく購入するならMGCを制した前田穂南選手にあやかって、SWANS E-NOX NEURONを選んでみてはいかがでしょう。
SWANS E-NOX NEURON商品概要
価格 | 16,000円(税抜) |
カラー | 全5色 |
販売場所 | ・SWANS直営店(3店舗) ・SWANSオフィシャルECサイト ・全国のスポーツ用品店、 全国の眼鏡店など |
製品サイト | https://www.swans.co.jp/special/e-nox_neuron/ |