プーマ初のスマートウォッチ「PUMA SMARTWATCH」登場！

2019年11月17日

ランナーの中でもサッカー経験者は「もっとプーマのランニングアイテムが増えたらいいな」という願望を持っている人も多いかと思います。KING KAZUに憧れた私もその中の1人です。ランニングシューズの取り扱いも少なく、ウェアの選択肢も決して多いとは言えない現状。

そんな現状を変えるための第一弾といったところでしょうか。プーマがランニングに適したスマートウォッチを発売開始しました。ここではプーマ初のスマートウォッチ「PUMA SMARTWATCH」について、その特徴をご紹介していきます。

PUMA SMARTWATCHはどんな特徴があるの？

● スポーツブランドとして世界初Wear OS by Google™搭載
● GPS内蔵でスマホなしでも計測可
● iPhoneとAndroidで使用可能
● Google Fitを使用すれば心拍数の記録ができる

Androidとの相性がいいスマートウォッチ

PUMA SMARTWATCHは、GARMINなどのGPSランニングウォッチとは違い、Wear OSを搭載したスマートウォッチです。このため、様々なアプリを追加することができランニング以外のシーンでも活躍するアイテムです。

iPhoneでも連携することは可能ですが、ベストな組み合わせはAndroidです。Androidを使っている場合にのみ、スマホが手元になくても地図で位置がわかる機能を使えるとのこと。PUMA SMARTWATCHをフル機能で利用したいなら、Androidのスマホと組み合わせましょう。

基本的には心拍計測機能付GPSランニングウォッチと、ほぼ同等の使い方ができます。ただし詳しいスペックが公表されていません。たとえばGPSなどの衛星を支えるのかがわかりません。

準天頂衛星システムのみちびきが使えるかどうか、こだわっているランナーならかなり気になってはいるかと思いますが、そのあたりのスペックは不明で、現状では計測データの精度が未知数という悩ましい問題を抱えています。

心拍トラッキング
Google Fitを使うことで、心拍をトラッキングできます。

GPSトラッキング
スマートフォンがなくても、内蔵GPSによりトラッキングできます。

Google アシスタント
声でGoogle アシスタントに質問や指示をして、リマインダーをセットすることなどができます。

Music
プリインストールされているSpotifyに接続すれば、音楽が気分を盛り上げてくれます。

Google Pay
スマートウォッチをかざすだけで、Google PayによりNFC支払ができます。
*日本未対応(2019年10月30日時点)

天気情報
リアルタイムで、最新の天気情報にアクセスできます。

トレーニングApps
汗を流したいときのために。互換性のあるアプリとワークアウトを同期させることができます。

泳げる防水機能
５ATMあるのでスイミングも問題ありません。

その他の主な機能
スマートフォン通知機能
アクティビティトラッキング
急速充電

すでに発売されているPUMA SMARTWATCHですが、気になるのはこれを購入して損をしないかどうかですよね。せっかく購入したのに、ほとんど役に立たなかったというのではもったいないですから。

正直なところ、現時点でPUMA SMARTWATCHの購入は「Wait」すべきです。残念ながら、あまりにも情報が少なすぎます。

まずは誰かが購入して、このあたりのスペックをチェックしてくれるまでは、ランニングに使えるかどうかの判断ができません。フルマラソンで使ったら途中で電池が切れたというのでは困りますし、GPSの精度がひどい場合にはペースが乱れます。

プーマブランドはとても魅力的ですが、本当に必要な情報があまり公開されていないので、お金に余裕があるというのでなければ、まだ買うべきタイミングではありません。せめてGoogle Payに対応するまでは待ったほうがいいでしょう。

ただ、これらが明確になって、自分の用途に合ったスペックを兼ね備えているなら、やはりプーマのアイテムというのがそれだけで魅力的です。おそらくこれからレビューなどが出てくるでしょうから、少しだけ待ってみるのが賢明かもしれません。

それでも、すぐにでも欲しいというプーマ好きのランナーさんのために、商品リンクを貼っておきます。

価格	32,000円（税抜）
重量	43g
サイズ	44mm
バッテリーライフ	24時間以上使用方法により変動します
防水機能	5 ATM
センサー	心拍センサー NFC GPS 高度計加速度計ジャイロスコープ環境光センサーマイク