愛媛マラソン参加者に、バスクリンの「きき湯 ファインヒート」のサンプルが配られました。温泉の町、松山でバスクリンを配る勇気はなかなかのものですが、きっと効果に自信があってのこと。そこで「きき湯 ファインヒート」を実際に使って疲労回復の効果を試してみました。
パンフレットにあるように、本当に元気になることができるのか、ランニングのパフォーマンスにどれくらい有効なのか、詳しく見ていきましょう。
きき湯 ファインヒートって何?
まずは「きき湯 ファインヒート」にの基本的な効能ついてご紹介していきます。「きき湯 ファインヒート」は、下記の4つの有効成分によって、温浴効果を高め、全身の血行を促進し、新陳代謝がアップするバスクリンの入浴剤です。
- 濃厚炭酸湯
- ジンジャー末
- 温泉ミネラル
- α-ピネン配合
難しいことは抜きにして、運動後の疲労回復に効果があると言われている炭酸ガスが含まれている入浴剤だと覚えておきましょう。ナノサイズの炭酸ガスが皮膚から体内に吸収されるそうなのですが、見えないのでもちろん確認はできません。ただ理論上はそうなっているということ。
2020年にリニューアルがあり、最新の種類は「リセットナイト」「グレープフルーツの香り」「レモングラスの香り」「スマートモデル」の4種類になります。愛媛マラソンで提供していただいた「POWER」は「グレープフルーツの香り」に該当しアミノ酸BCAAが配合されています。
きき湯 ファインヒートで入浴してみた
きき湯 ファインヒートの中身は少し大きめのタブレットがいくつも入っていて、これをお風呂に入れるだけ。うちのお風呂はいまどきダルマ式なので正方形の小さいお風呂です。お湯を少なめにして半分の25gだけ入れてみました。
「きき湯 ファインヒート」を入れたお風呂に入ってみると、あっという間に疲労が回復・・・なんてするわけがありません。温泉効果のようなものは毎日繰り返すことで出てくるわけで、アミノ酸が体に染みわたる〜なんてこともありません。
ただ、いつものお風呂よりはちょっとリラックスできます。もちろんプラシーボ効果かもしれませんが、炭酸ガスを体が楽しんでいるというような印象です。あとは少しだけ長く、お風呂をあがったあとの体のぽかぽかを維持できている気もします。
いかんせん数値化できませんので、あくまでも感覚です。
「きき湯 ファインヒート」は疲労回復効果があるのか?
結局2日連続で「きき湯 ファインヒート」のお風呂に入りましたが、疲労回復効果があるのかと聞かれると?あるような…ないような…やっぱあるかな?どっちやねん、みたいな感じです。疲労回復というのはどのアイテムでも同じですが、数値化して比較できない難しさがあります。
実感としては疲労回復がかなり早いのですが、それがランニングフォームの影響なのか「きき湯 ファインヒート」の影響なのかはわかりません。回復というのは様々な要因が絡み合うことなので、「きき湯 ファインヒート」が効果的!とは言えません。
でも正直なところ嫌いじゃないです、これ。入浴している時間が楽しくなるので。
本当は毎日「きき湯 ファインヒート」を使ったほうがいいのでしょうが、我が家の財政破綻してしまうので、フルマラソンを走った後やポイント練習をした日に使うというのはありかもしれません。すべてのマラソン大会で配ってくれたらいいのに…
運動後、疲労がなかなか抜けないなぁという人、試してみるといいですよ。疲労回復効果を感じたら継続利用して、そうでもないなと思ったら1回で終わればいいだけですから。オープン価格で400gが800円前後ですので、それほど高くないのも嬉しいところ。ぜひお近くのドラッグストアなどでチェックしてみましょう。
バスクリン「きき湯 ファインヒート」サイト
https://www.bathclin.co.jp/products/kikiyufineheat/