ヤマコレがApple Watchに登山専用の文字盤機能搭載!トレランがもっと快適に

トレランをするときに、知っている山ならペース配分もできますし、いまどれくらい進めているのかも把握できますが、初めての山だとそうもいきませんよね。事前に綿密な計画を立てて、ルートも確認した上で万全の状態で山に入らないと、夕暮れまでに戻ってこれないなどのトラブルが発生します。

そんな初めての山を走るのに役立つアプリがヤマコレですが、Apple Watchの文字盤上で登山の状況を確認できる「コンプリケーション」を新たに搭載しました。これにより、アプリを起動させなくてもApple Watchの通常画面で、現在のペース、標高グラフ、予想通過時刻、予想下山時刻、予定の進行状況を確認できるようになりました。

目次

ヤマコレでできること

そもそもヤマコレって何?という人のために、ヤマコレについての基本的な情報をお伝えしておきます。ヤマレコは2020年10月に15周年を迎え「一人ひとりの登山を最高の体験に」というミッションを掲げ、登山の体験をよりよくするサービスを提供し続けています。

そのサービスのひとつがヤマコレアプリで、iPhone版とAndroid版の2種類が用意されており、すでに多くの登山愛好家の人から支持を得ています。このアプリでできることはとても多く、例えば下記のような機能があります。

  • 登山計画書の作成
  • 登山届の提出
  • 山行の記録・確認
  • 地図・ルート表示・ルート作成
  • 現在地の共有
  • 道間違いを音声で通知

有料でしか使えない機能もありますが、基本的には無料でほとんどの機能を使えます。便利なのは事前に地図をダウンロードしておける機能で、電波がつながらない山の中でも地図とGPSの組み合わせで現在地がわかり、これにより道間違いを回避できます。

また、事前に作ったルートをAppleWatchやWear OS搭載のスマートウォッチと連携することができ、スマホは荷物の中に入れておいて、登山中はAppleWatchやスマートウォッチでルートの確認ができます。トレラン中にスマホを見るのは危険ですが、時計で確認できるなら転倒などのリスクも抑えられます。

これだけの機能があるので、山に入るのにまだヤマコレを使っていないというのであれば、すぐにでもインストールしてもらいたいところです。月に1回くらいなら無料版で十分ですし、毎週のようにトレランをするなら有料版にしても損はありません。

Apple Watchの文字盤で情報を確認できる

ヤマコレは次々に新しいサービスを追加しているのですが、今回発表されたのはApple Watchの文字盤で情報を確認できる機能です。これはApple Watchの新機能のひとつであるコンプリケーションを使ったサービスで、文字盤に登山中の様々な情報を表示できます。

例えば上の画像のように、歩くペースや標高グラフ、予定の進行状況、予想通過時刻、予想下山時刻などが表示されます。これらは自由に組み合わせることも可能で、Apple Watchの文字盤のモデルパターンも用意されています。もちろん、アプリを立ち上げて地図を確認することも可能です。

これだけの情報があれば、トレラン中にiPhoneを取り出す必要もなく、心理的にも余裕を持って走ることができます。この機能が搭載されている登山アプリは現時点では他になく、ヤマコレが世界初になります。無料で利用できますので、Apple Watchを持っている人はぜひお試しください。

iPhoneを使っているけど、Apple Watchは持っていないという人も、この機能のためだけに購入してもいいかもしれません。Apple Watch SEなら3万円程度で購入でき、もちろんトレラン以外にも何かと便利です。ただ、バッテリー容量に違いがあるので、予算が十分にあるならApple Watch Series 6がおすすめです。

いずれにしても、安全にトレランを走りたいならヤマコレは必須アプリです。まずはヤマコレをインストールして、より快適さを求めるならApple Watchと組み合わせて使ってください。多くの情報を簡単に把握できるようになるので、走りに余裕が出て、きっとこれまでとは違ったトレラン体験ができるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次