トレイルランニングのランナーの間で「すごく軽い」と好評の、昨年発売されたザ・ノース・フェイス「ストライクトレイルフーディ」がさらに軽くなって8月上旬から発売されます。
従来の重量はLサイズで125gでしたが、新モデルはなんと110gとさらなる軽量化を果たし、トレランのレインウェアとして不動の地位を確立しようとしています。
もちろん軽いだけではありません。3層構造防水透湿ジャケットでしっかりと水を弾くだけではなく、「走りのじゃまにならないこと」を再優先して作られたウェアですので、ウェアのせいで走りにくいなんてことはありません。
ゼッケンが透けて見えるという心遣い
トレランのレインウェアに求められる機能は次の3つです。
- ・しっかりと水を弾くこと
- ・走りの動きをじゃましないこと
- ・軽量であること
現在発売されている、トレランのレインウェアはこの3点に着目して作られています。水を弾くためには頑丈にする必要がありますが、そうすると動きを阻害したり、重くなったりします。
それをいかにしてバランスをとるかということが、各メーカーの課題になるのですが、前作ですべてを満たした「ストライクトレイルフーディ」は、さらに次のステップへと進んでいます。
ザ・ノース・フェイスが取り組んだこと。それは「ゼッケンが透けて見える」という機能です。
トレランではゼッケンが常に見えるようにしておかなければいけませんが、雨が降ってレインウェアを着ると、ゼッケンが見えなくなるという問題がありました。
だったらゼッケンが見える素材で作ればいい。それがザ・ノース・フェイスの答えです。
もちろん、それは簡単なことではありません。上記の3点を満たした上で、さらに薄く、さらに透明度の高い素材を選ばなくてはいけません。それでもザ・ノース・フェイスは開発を進め、見事ゼッケンの見える超軽量のレインウェアを作り出しました。
もちろん、トレイルランニングのレースのレギュレーション(必携品の条件)もクリアしています。
冬のフルマラソンのスタート前にも使いたい
冬のフルマラソンはスタートまでに体を冷やさないように、ビニールウェアやゴミ袋を利用した防寒具を身にまとってスタートする人が大勢います。問題はそのビニールウェアが大量のゴミとなっていることです。
東京マラソン2016のスタート地点でのゴミが話題になりましたが、東京マラソンでは、ランナーに危険が及ぶほどのビニールウェアがスタート地点で投げ捨てられていました。
月間走行距離なんて知りません
東京マラソンスタート地点のごみはさすがにみっともない
このゴミを減らすために、ザ・ノース・フェイスが出したひとつの答えが「ストライクトレイルフーディ」でもあります。
「ストライクトレイルフーディ」はトレラン用のレインウェアですが、マラソンスタート時の防寒具としても最適です。走りだしてからも重さがほとんどありませんので、ウエストポーチなどにしまっておけば、捨てなくて済みます。
特にフルマラソンを5時間以上かけて走る人は、30km地点を過ぎる頃から体が冷え始めます。そういうときも「ストライクトレイルフーディ」を持っていれば、低体温症にならずに完走することができます。
「ストライクトレイルフーディ」はトレランアイテムですが、間違いなくフルマラソンにもおすすめのウェアになります。
ストライクトレイルフーディラインナップ
Strike Trail Hoodie (ストライクトレイルフーディ)Men’s
品番:NP61672
価格:19,000円+税
素材:7D HYVENT Flyweight (3層)(表:ナイロン100%、中間層:ポリウレタンラミネーション 裏:ナイロン100%)
サイズ:S、M、L、XL
カラー:クリア(C)、ボンバーブルー(BO)、TNFレッド(TR)、ブラック(K)
重量:*110g(Lサイズの場合)
Strike Trail Hoodie (ストライクトレイルフーディ)lady’s
品番:NPW61672
価格:19,000円+税
サイズ:S、M、L、XL
カラー:クリア(C)、アゼレアピンク(AP)、ダズリングブルー(DB)
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