毎年、年末にひそかに開催している東西対抗東海道53次ウルトラマラソン。なんと今回で4回目の開催になります。参加者は初年度に東軍が2人、西軍が1人でしたが、それ以降は東西ともに1名ずつ。
そして3年連続西軍のウルトラマラソンの日本代表経験もある、出口光選手が優勝しています。
今年ももちろん開催しますが、もう少し門戸を広げようということで、今回はRUNNING STREET 365で紹介することになりました。
東西対抗東海道53次ウルトラマラソンは、東は東京日本橋、西は京都三条大橋からそれぞれ同時刻にスタートし、4日間で約250km天竜川の西端にある到着ポイントを目指す大会です。到着順にポイントがつき、東西の合計が多いほうが勝利となります。
勝利しても、トップでゴールしても得られるのは「すごい」の声だけ。最小限の予算(参加費1万円)で、純粋に走ることとマネージメント能力を競う大会です。
ランナーはスタート地点で荷物を預かりますが、基本的にはゴールまで背負った荷物だけで走ります。冬場ですので夜間の走行は禁止で、5時から23時までが走行可能時間です。
23時が近くなるとどこか宿に入る必要がありますが、それはすべて自分で判断しなくてはいけません。ただし、東西でチームのサポートメンバーを付けるのはOKです。現在地からどこに宿を取ればいいのか、コーチングがあっても構いません。
今回は参加しやすいように、イレギュラーなスケジュールで開催します。12月29日がスタートで、4日かけて走る場合は1月1日がゴールです。もちろん3日間で走り切るなら大晦日がゴールです。
ゴールした後は、他のメンバーのサポートに回っても構いませんし、新年を自宅で迎えるために帰宅しても構いません。
このレースは基本的に制約はほとんどありません。
1.決められた時間帯だけ走行可能
2.各宿場町のチェックポイントを通過
3.野宿禁止
4.レース中の宿泊費・食事代はランナーが自己負担
決まっているのはこれくらいです。チェックポイントはGPS端末が自動で反応するシステムを利用します。通過したかどうかの確認のため、チェックポイントを調べるためにスマホは必須ですが、必要であれば事務局で貸し出します。
また、参加費はランナーの預け荷物を運ぶため、何かあったときのサポートをするためのレンタカー代に使用します。
参加者と運営側で一緒になって作り上げていく、これまでにない形の超長距離レース。興味がある人は、この年末年始に東海道を駆け抜けてみませんか?1日65kmを4日間走れれば完走できます。
昨年は東西ともに3日間でゴールしています。自分がどこまで走れるのか知りたい人、お正月休みの予定が空いていて、何かしようかと迷っている人は、ぜひ東西対抗東海道53次ウルトラマラソンに参加してみましょう。
気になる点や質問などがありましたら、こちらからお問い合わせください。申し込みページは下記になります。
大会概要
主催:RUNNING STREET 365
開催日:2017年12月29日(土)〜1月1日(火)4日間
エントリー締切:2016年12月10日
参加資格:20歳以上の男女で、4日間で250km走れる自信のある者
エントリー料:10,000円
募集人数:東西各10人を想定(希望者数に合わせて調整します)