アディダスの新しい取り組みとして注目されている、最先端のデジタル技術を集結した次世代の靴製造工場 SPEEDFACTORY。従来の技術を根本から見直すことを目的に、よりスピーディな開発と製造が行われています。
そのSPEEDFACTORYで、新しいランニングシューズが誕生しました。「AM4 City Series(エーエムフォー シティシリーズ)」はアディダスが提案するシティランニングに適したランニングシューズで、すでに6つの都市をイメージしたシューズの製造が始まっています。
その中の1足が『AM4TKY(エーエムフォートーキョー)』、adidas made for Tokyoということで、東京のストリートを駆け抜けるためのランニングシューズとして2018年9月20日から発売されることが発表されました。
これまでのランニングシューズは、コンセプト作りから発売まで1年半近くかかりますが、今回はSPEEDFACTORYを利用したことで、その期間を大幅に短縮され、今のトレンド、今のニーズに合ったランニングシューズに仕上がっています。
もちろん、短期間でランニングシューズの開発ができるようになっただけでなく、これまでの発想にはなかった製造方法や、デザインも組み込まれています。まさにこれは未来のシューズへの第1歩とも言えます。
ただし、まったく未知のシューズですので、ポテンシャルがまったく分からないという難しさもあります。写真から伝わってくるのはフィット感の良さとグリップ力の高さですが、実際に走ったときにどのような感覚を得られるのかが分かりません。
そういう意味では購入に踏み切るには勇気がいるかもしれません。
フルマラソンを2時間台で走るようなシューズではないことは間違いありませんが、キロ4分台で走り続けられないシューズでもありません。
ただ、そういうこれまでの「ランニング=速く走る」「ランニング=マラソン大会」といった常識を超えたところで、純粋に走ることを楽しみたいという人なら、おそらく満足できるランニングシューズになるはずです。
ポテンシャルも含め未知の部分も含めて、新しいものに興味のあるランナーさん、挑戦心を持ち続けたいランナーさんにおすすめの1足です。
ちなみにこのAM4 City Seriesは全部で6足あり、いずれもアディダスオンラインショップや直営店などで購入可能です。ロン ドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海、そして東京。それぞれの街を駆け抜ける気分で選んでみてはいかがでしょう。
アディダス公式サイト:https://shop.adidas.jp/speedfactory/
AM4TKY商品概要
サイズ | 23.0-31.0cm ※ハーフサイズなし |
片足重量 | 約260g(26cm) 約225g(24cm) |
発売日 | 2018年9月20日(木) |
アディダス店舗販売価格 | ¥22,000(税別) |