長野マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

長野マラソン

5時間制限のフルマラソン大会ながら、先着順により熾烈なクリック合戦が行われることで知られている長野マラソン。フラットなコースで記録を出しやすく、沿道の声援も温かくて、ゴールの競技場前ではハイタッチで出迎えてくれるなど充実した42.195kmになるマラソン大会です。

ここではそんな長野マラソンに参加する人、検討している人のために、大会の魅力や特徴、過去の完走率などをご紹介しています。遠方から参加する場合のアクセス方法なども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

長野マラソンの特徴

長野マラソンの種目はフルマラソンのみ。それも5時間制限できちんと練習をしてきた人だけが参加できる大会となっています。今回で24回目と歴史があり、かつてのオリンピック施設を巡りながら、42.195kmを駆け抜けることができるマラソン大会です。

種目
・フルマラソン

歴史のある大会ということもあって、最近の都市マラソンのようなお祭り感のある大会というよりは、硬派な競技会という印象が強いのが長野マラソンの特長になります。それは時間制限が5時間、種目はフルマラソンのみというところにも現れており、真剣勝負の場として人気があります。

エントリーは先着順ですので、毎年クリック合戦が行われます。最近は以前ほど厳しいクリック合戦にはなっていませんが、それでもマラソンブーム以前から根強い人気がある大会で、ランナーなら1度は走っておきたいマラソン大会のひとつです。

硬派な大会ですが、スタート直後の中央通りや市街地では、多くの観客が沿道に詰めかけてくれるので、背中を押してもらいながら走れます。後半は自分と向き合う時間も長いものの、競技場にまでたどり着くとハイタッチでの出迎えがあり、最後の力を振り絞ることができます。

そんなマラソンの動と静のどちらも体験することができ、完走したときの達成感が高いのも長野マラソンの特長となります。

長野マラソンの関門時間

長野マラソンは関門が9ヶ所あります。5時間制限の大会ということもあり、制限間の時間もあまり余裕がなく、基本的にはキロ7分を切るペースを維持しなくてはいけません。確実に完走したいなら、キロ6分45秒ペースを維持するつもりで走りましょう。

5時間制限ですが、きっちり5時間で終わりというわけではなく、最終関門である41.8kmの通過時間は5時間13分までとなっており、スタートロスも考慮してくれています。後方のスタートになっても慌てる必要はありませんので、無理な追い抜きはやめましょう。

コースそのものはフラットで走りやすく、高低差も43mしかありません。最高到達点も序盤にやってくるので、記録を狙えるコースでもあります。ただし平坦すぎてオーバーペースになりがちですので、想定ペースよりも速く走らないように気をつけましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
5.1km5.1km56分10:59/km
10.4km5.3km1時間33分6:59/km
16.2km5.8km2時間14分7:04/km
20.8km4.6km2時間46分6:57/km
25.1km4.3km3時間16分6:59/km
29.9km4.8km3時間50分7:05/km
34.3km4.4km4時間20分6:49/km
39.3km5km4時間55分7:00/km
41.8km2.5km5時間13分7:12/km

長野マラソンの気温・天候・完走率

最低気温(℃)最高気温(℃)天候完走率(%)
20125.418.6曇り87.4%
20130.16.1雪のち曇り85.8%
201413.220.3曇り87.0%
20153.115.4曇りのち雨87.6%
201614.726.7曇りのち晴れ84.5%
20175.923.9晴れ77.9%
201810.114.3雨のち曇り86.6%
20195.517.7曇り85.5%
20206.115.1雨のち曇り中止
20215.712.1中止

春の長野ということで、天候が安定しない傾向にあります。最高気温が25℃を超える年もあれば、10℃以下になることもあり、調整が難しいのが長野マラソンの特長のひとつ。きちんと1週間前から週間天気予報をチェックして、気温に適したウェアを準備しましょう。

気をつけたいのが、天気予報で気温差が大きくなっているときです。上のグラフを見てもらえばわかりますが、2016年は気温差が大きく、スタートしたときには寒いのに、そこから気温が急上昇して完走率が80%を切っています。こういうときはエイドでコップが足りなくなりがち。念のため、マイカップを用意しておくと安心です。

完走率が全体的に低めなのは、制限時間が短いので仕方のないことです。しっかりと練習をしてきた人でもDNFとなる大会ですので、「当たって砕けろ」なんて考えずに、きちんといい準備をして望みましょう。

長野マラソンの評価・口コミ

マラソン大会の評価は制限時間の長さに比例する傾向にあるのですが、長野マラソンは5時間制限でありながらも、90点前後の高い評価を受けています。完走率から考えるとこれは驚異的なことで、完走できなかった人も気持ち良いレースだったと評価していることが推定できます。

ただしスタート会場が遠いことと、シャトルバスで立ちっぱなしになる人もいるなど、会場へのアクセスの悪さがマイナス評価となっています。さらにホテルを確保しにくいという声もありました。大会そのものはポジティブな口コミが多いものの、思わぬところでストレスを感じることになるかもしれません。

とはいえ最初からわかっていれば、それほど気になるようなことでもありません。沿道の声援も温かくてコースはフラット。ネガティブな口コミはあまり気にせずに、まずは参加してみてもらいたいおすすめのマラソン大会のひとつです。

長野マラソンのレポート

長野マラソンは人気の大会ですので、参加者がそれぞれにブログでレポートを書いています。その中でも参考になるものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。

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長野マラソンアクセス

長野マラソンの前日受付はビックハット。路線バスを使えば13分ですが本数がそれほど多くないので、余裕があるなら徒歩で向かうのがおすすめです。時間がない場合には駅前でタクシーに乗って向かいましょう。

スタート会場は長野運動公園です。長野駅から北長野駅もしくは信濃吉田駅に移動し、そこから徒歩ですので30〜50分程度かかります。会場入りしてからも何かと時間がかかりますし、しかもスタート時間が8時20分と早いので、いつもの大会よりも早めに起床しましょう。

遠方からのアクセスとしては新幹線がおすすめです。ただし東京以外からはどこかで北陸新幹線に乗り換える必要があります。かなりの長旅になりますので、バスの利用も選択肢にいれておきましょう。

空路の場合は信州まつもと空港経由で札幌・神戸・福岡便が利用できます。飛行機を利用する場合にはスカイスキャナーを利用すると、格安便が簡単に見つかりますので、航空会社ごとにフライトをチェックするのが面倒だという人は、ぜひスカイスキャナーをご利用ください。

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長野マラソンの宿泊予約

長野マラソンは受付会場、大会会場、フィニッシュ会場のすべてが別のところにあり、遠方からの参加の場合は電車などを使って移動することになります。いずれも長野駅が拠点になりますので、長野駅周辺のホテルを予約しましょう。

にぎやかで観光にも便利なのが長野駅北側(善光寺側)のエリア。ホテルもそちらに多くありますので、まずは長野駅北側エリアで確保するのがおすすめです。マイカーでの参加なら上山田温泉など、周辺の温泉エリアに連泊するというのもいいかもしれません。

ただし、参加人数を考えるとホテルはやや不足気味ですので、早めの予約が必須です。のんびりしていると条件のいいホテルはなくなってしまいます。大会にエントリーしたらすぐに楽天トラベルやBooking.comでホテルの予約をしておきましょう。

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大会詳細情報

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