東北・みやぎ復興マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

東日本大震災を忘れない。そんな想いで2017年に始まった東北・みやぎ復興マラソンですが、すでに東北を代表する大イベントに成長しています。全国各地からたくさんのランナーが集結する大会であり、ランナーなら1度は走ってもらいたい大会のひとつ。

とはいえ秋は魅力的なマラソン大会がいくつも開催されており、あえて東北・みやぎ復興マラソンを選ぶ理由があるのか気になっている人もいるかと思います。ここではそんな人のために、東北・みやぎ復興マラソンの魅力や過去の天候、口コミなどをまとめてご紹介していきます。

目次

東北・みやぎ復興マラソンの特徴

東北・みやぎ復興マラソンの種目はフルマラソンと2kmキッズラン、2km親子ペアランの3種目がありますが、2kmの2種目は子ども向けの種目ですので、実質的にフルマラソンのみだと考えてください。制限時間は6時間30分と少し長めになっており、完走目標のランナーにもおすすめの大会です。

種目
▶ フルマラソン
▶ 2kmキッズラン
▶ 2km親子ペアラン

高低差の少ないフラットなコースとなっていて、コースの約70%が東日本大震災で浸水したエリアとなっています。このため、復興の現状を自分の目で確かめながら走れるというのが、東北・みやぎ復興マラソンの魅力のひとつになります。

エイドで提供される給食やフィニッシュサービスでの提供品は被災した企業の商品や、震災後に被災地の特産品となった商品、復興を支える商品を購入しているのが特徴で、ランナーは参加費を払うことで間接的に復興支援できる仕組みになっています。

そして完走メダルは被災地の素材を採用。フルマラソンは雄勝石で作られた珍しい完走メダルとなっており、2kmの2種目の完走メダルは、南三陸杉を使った「サザエさんオリジナル間伐材メダル」になります。

さらにマラソンを終えたあと、すぐに東北のグルメを楽しめるように、フィニッシュ会場では復興マルシェが開催されます。マラソン当日に帰らなくてはいけないという人でも、会場で東北グルメを満喫できるので、満足して帰路につくことができるのも、東北・みやぎ復興マラソンのおすすめポイントです。

大会のおすすめ度

エイドの充実5観光の見どころ5
走りやすさ(難易度)5グルメ4
オリジナリティ5アクセス4

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

東北・みやぎ復興マラソンの関門時間

東北・みやぎ復興マラソンの関門時刻、位置は現在検討中です。

東北・みやぎ復興マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
2014
2015
2016
201712.0℃23.2℃晴れのち曇り93.1%
201811.6℃17.1℃曇のち晴れ
2019台風により中止
2020
2021
2022
202314.4℃14.4℃曇時々雨95.0%

東北・みやぎ復興マラソンは秋開催ということもあり、比較的コンディションに恵まれる大会となっています。ただし2019年大会は台風により中止になったこともあります。とはいえ、2023年以降は開催月を10月から11月に変更しているため、台風による影響は回避しやすくなっています。

第1回大会は気温が23℃を超えましたが、今後は15℃前後に落ち着くはずですので、記録を狙うのにちょうどいいコンディションで走れそうです。コースもフラットですので、秋マラソンで自己ベスト更新などの結果を出したい人におすすめです。

完走率のデータは2017年と2023年のものがありますが、2023年にコース変更があったので、データとして使えるのは2023年のみとなります。2023年はコース幅が広くなったのもあって完走率が95%と高く、完走目標という人もしっかり練習を積んでいれば、問題なく走り切ることができそうです。

東北・みやぎ復興マラソンの評価・口コミ

第1回大会と第2回大会はRUNNETの評価がそれほど高くありませんが、コース変更があり地域全体で大会を盛り上げる雰囲気ができた2023年大会では83.6点という高評価となっています。実際にどのような点が評価されているのか、口コミをチェックしていきましょう。

口コミからわかる良いポイント

  • ほぼフラットで走りやすかった
  • ボランティアさんの笑顔が素敵
  • エイドが豊富で楽しかった
  • 沿道がにぎやか
  • 復興の現状を自分の目で見れてよかった

口コミからわかる残念なポイント

  • 関門が多すぎる
  • スタート地点のトイレが足りていない
  • 後方のランナーは名物のエイドが品薄になっている
  • 水もコップもなくなったエイドがあった

東日本大震災からの復興を掲げている大会ということもあり、被災地を走れることに心を動かされたという声がいくつもありました。それだけでも東北・みやぎ復興マラソンの存在意義があるのだと感じられます。ボランティアさんや沿道での応援に背中を押された人も多かったようです。

ただ、関門ギリギリになるようなランナーにとっては厳しいレースとなったようで、せっかくの名物のエイドもすべてなくなっている場所もあり、エイドによっては水すらなかったとのこと。このあたりは改善されることを期待したいところです。

またスタート前のトイレが足りず、走り出してからトイレに行くことになる人も多かったようで、コース上のトイレ待ちで20分以上ロスになったという人もいました。こちらも改善されると思いますが、スタート前にトイレに行く人は、早めの行動も心掛けてください。

開催数がまだ3回ということもあり、運営としてもまだ試行錯誤しており、このように足りない部分も少なくありません。それでも経験を積んで問題点を改善していけば、さらに高く評価される大会になることが、口コミから伝わってきます。これから参加される方は、もうしばらく温かい目で見守るつもりで、参加されるといいかもしれません。

過去大会のレポート

東北・みやぎ復興マラソンのアクセス

東北・みやぎ復興マラソンのスタート会場である弘進ゴムアスリートパーク仙台の最寄り駅は宮城野駅ですが、仙台駅から徒歩圏内ですので、仙台駅周辺に前後泊するなら荷物を最小限にして、スタート会場まで走っていくのもおすすめです。

東日本からの参加の場合には東北新幹線、北海道や西日本から参加するなら飛行機でのアクセスが便利です。フライト料金を少しでも安くおさえたい場合には、航空券を比較・予約できるエアトリ を使ってフライトを探せば、思わぬ格安航空券が見つかることもあります。

また仙台周辺の観光地を巡りたいなら、空港や駅でレンタカーを借りるという選択肢もあります。レンタカーはレンタカー会社ごとに料金が大きく異なりますので、少しでも安く借りたい場合にもレンタカーの最安値検索「エアトリ」 の利用がおすすめです。

ちなみに東京から仙台まで夜行バスで移動することも可能です。少しでも交通費を抑えたいなら、金曜日や土曜日の夜に夜行バスを利用して移動するという方法も検討してみましょう。

東北・みやぎ復興マラソンの宿泊予約

東北・みやぎ復興マラソンは前日受付がありませんので、関東周辺からの参加の場合には日帰りでも参加できてしまいます。でも「復興」をテーマにしたマラソン大会ですので、できれば前後泊をして東北の今を自分の目で見て、少しばかり経済を回したいところですよね。

スタート会場は弘進ゴムアスリートパーク仙台ですので、宿泊先としては仙台駅周辺でOKです。仙台駅から徒歩30分ということですので、アップを兼ねて走っていくのがおすすめ。体力を温存したいなら最寄り駅まで電車移動することもできます。

仙台駅周辺にはいくつもホテルがありますが、マラソン大会参加者だけでなく観光客も多い場所というのもあり、早めに予約しないと、条件のいいホテルから埋まってしまいますので、エントリーしたらすぐに楽天トラベルなど、普段から使っている宿泊予約サイトで部屋を確保しておきましょう。

ちなみに後泊する場合には、秋保温泉や松島などの風景が美しい場所を選ぶのがおすすめです。秋色に染まった仙台の自然の中でマラソンで疲れた体を癒やしてください。

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大会詳細情報

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