弘前・白神アップルマラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

青森は遠いというイメージもあって、マラソン遠征先として選択肢に入れていない人も多いようですが、弘前・白神アップルマラソンは岩木山やリンゴ畑の風景を楽しみながら走ることができる、唯一無二のマラソン大会です。しかも地元ではしっかり根付いており、県外からのランナーも歓迎してくれます。

さらに観光スポットも多く、東北らしい郷土料理を楽しめるなど、走る以外の楽しみも詰まっているマラソン大会になります。ここではそんな弘前・白神アップルマラソンがどのような大会なのか、口コミなどを元に情報をまとめてご紹介していきます。

目次

弘前・白神アップルマラソンの特徴

弘前・白神アップルマラソンは、フルマラソンやハーフマラソンだけでなく、10kmと3kmなど幅広い種目が用意されています。このため、それぞれが自分の体力に合わせて、最適な種目を選んで参加できるといった魅力があります。

種目
▶ フルマラソン
▶ ハーフマラソン
▶ 10km
▶ 3km

フルマラソンのコースは折り返しになっており、20km先までは上り続けて、そこからは下り続けることになります(途中で多少のアップダウンあり)。高低差は約100mですので、緩やかに上り続けることになります。上りきった先がハーフマラソンのフィニッシュになるため、ハーフマラソンですと自己ベスト更新を狙うのは難しくなっています。

コース途中でリンゴ畑を通過できたり、岩木山を見ながら走れたりするなど、自然を感じながら走るのが好きな人との相性がいい大会でもあります。

さらに「NAHAマラソン招待」「青森さくらマラソンの参加券の贈呈」などの特典もあり、成績優秀者は「済州みかん国際マラソン」へ派遣してもらえます。それだけではなく、ランニングシューズや地場産品が当たる抽選会が行われるなど、走る以外の楽しみも詰まっています。

そして参加賞はタオルとお米のどちらかを選ぶことができ、参加費を抑えるためにTシャツは欲しい人だけが購入するスタイルになっています。もうTシャツはいらないという人にとって嬉しい対応で、そしてフルマラソンの参加費はなんと7,000円に抑えられています。

観光スポットも多く、旅ランとしてもおすすめできる大会のひとつ。まだ青森のマラソン大会に出たことがないという人は、シーズンの最初のレースとしてエントリーしてみてはいかがでしょう。

大会のおすすめ度

エイドの充実3観光の見どころ4
走りやすさ(難易度)3グルメ4
オリジナリティ5アクセス3

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

弘前・白神アップルマラソンの関門時間

ポイント関門距離制限時間ペース
20km20km2時間50分8:30/km
41km21km5時間45分8:20/km
42.195km1.195km6時間00分12:33/km

弘前・白神アップルマラソンには関門が2つしかありません。ひとつは20km付近で、もうひとつが41km付近になります。41kmの関門を通過できれば、残り1.195kmで15分も残されているので、ほぼ間違いなく制限時間内に完走できるので、なんとしても第2関門は通過しましょう。

関門が少ないので自分のペースで走りやすいのが弘前・白神アップルマラソンの特徴で、基本的にはキロ7分台で走り続ければ関門に引っかかる心配もありません。気を付けたいのは前半の上りで消耗しないことです。足を使い切ってからの下りはペースアップしづらく、リタイアする可能性があります。

前半に必要以上に貯金を作ろうとせず、ずっとイーブンペースで走るくらいの気持ち、もしくは前半は抑え気味で走ると、後半に大崩することなくフィニッシュラインまで走り切れます。

弘前・白神アップルマラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
2014
201510.0℃16.4℃雨のち曇り
201612.8℃24.2℃曇り
201710.5℃24.3℃晴れのち曇り
201816.4℃25.1℃台風により中止
201913.7℃19.3℃雨のち晴れ
2020
2021
202214.4℃26.1℃晴れ
202317.3℃25.8℃曇のち雨

弘前・白神アップルマラソンは10月のはじめ、季節の変わり目の開催ということもあり、天候が不安定になりやすいと行った特徴があります。さらに、この数年の温暖化の影響もあってか、最高気温が25℃を上回ることもあり、コンディション面ではあまり恵まれていません。

景色が魅力のコースですので、大会当日に晴れることを願うしかありません。もし天気予報が晴れになっていたら、脱水対策として、前日のアルコール摂取は控えめにして、当日は朝からしっかり給水したうえでスタートラインに立ちましょう。

残念ながら完走率のデータがありませんが、6時間制限の大会であることとコースの難易度を考えると90%の前半くらいであることが推測できます。きちんと練習をしていれば問題ありませんが、練習不足ではリタイアする可能性もあるので注意してください。

弘前・白神アップルマラソンの評価・口コミ

弘前・白神アップルマラソンの評価は年ごとにバラツキが大きく、かつてはRUNNETで88点という高い評価を受けたこともありましたが、ここ最近は70点前後となっています。評価点は天候に左右されやすいところもありますが、実際に走った人たちがどのように評価しているのかを見ていきましょう。

口コミからわかる良いポイント

  • 後半の上り坂は沿道からの声援が力になる
  • 赤く実ったリンゴを見ながら走れる
  • しっかり地元に根づいている
  • 前半上りだけど意外と走りやすい
  • 緩い感じがあり気持ちよく走れた

口コミからわかる残念なポイント

  • エイドにご当地感が足りない
  • 楽しさが天候に左右される
  • 初めての人は動線が分かりづらい
  • 練習不足だとアップダウンがきつい

弘前・白神アップルマラソンの口コミをひと言にまとめるとすれば「アットホーム」です。地方都市のマラソン大会らしく、しっかりと地元に根づいていて、沿道からの声援もあるので気持ちよく走れます。参加人数もそれほど多くないため、マラソン大会にありがちな緊張感が少なく、リラックスして走れたという声もいくつかありました。

コースに関しては簡単だったという声はないものの、しっかりと練習を積んできたので「思っていたよりもきつくなかった」という口コミが目立ちました。反対に練習不足だったという人は前半で潰れてしまったケースが多いようで、思うように走れなかったという声がいくつかありました。

弘前・白神アップルマラソンの魅力はやはり景色なので、雨が降ったり曇ったりすると満足度が下がるようですが、こればかりは大会側でどうしようもないことなので、直前の天気予報が雨だった場合には、景色は諦めて走ることそのものを楽しみましょう。

過去大会のレポート

弘前・白神アップルマラソンのアクセス

弘前・白神アップルマラソンが開催される弘前に、遠方からアクセスする場合には空路を使って青森空港に向かうのがおすすめです。早めに申し込みすれば羽田空港から往復で2万円前後で航空券を購入できるので、新幹線よりも安く移動できます。少しでも安く移動したいなら、航空券を比較・予約できるエアトリ を使ってフライトを探しましょう。

スケジュールが直前までわからないという場合には、新幹線で移動することになりますが、移動時間もかかり、さらに割高になってしまうので注意してください。

関東エリアから少しでも安く移動したいなら、夜行バスを使うという選択肢もあります。弘前・白神アップルマラソンは前泊する必要がないため、土曜日の夜に出発するバスに乗って、早朝に弘前入りすればホテル代も浮かすことができます。

また弘前周辺の観光地を巡りたいなら、空港や駅でレンタカーを借りると行動範囲が広がります。レンタカーはレンタカー会社ごとに料金が大きく異なりますので、少しでも安く借りたい場合にもレンタカーの最安値検索「エアトリ」 の利用がおすすめです。

弘前・白神アップルマラソンの宿泊予約

弘前・白神アップルマラソンはゼッケンを事前送付してもらえるので、当日の集合時間までに会場入りしておけばOKです。ただし、遠方からの参加の場合には基本的に前泊することになりますので、大会のエントリーをしたら、すぐにホテルを確保しておきましょう。

ホテルは弘前駅周辺に集中していますが、弘前駅から大会会場まで少し距離があるため、レースに集中したいというのであれば、弘前城に近いエリアのホテルがおすすめです。とはいえ、後泊をするなら荷物をホテルに置いておけるので、アップを兼ねてホテルから会場まで走るという選択肢もあります。

また、弘前駅から会場まで有料のシャトルバスも出ています。ただし、シャトルバスは事前の申込みが必要になりますので、RUNNETで申し込みをするときに合わせて予約するのを忘れないようにしてください。

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大会詳細情報

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