青島太平洋マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

九州を代表する人気のマラソン大会である青島太平洋マラソン。多くのマラソン大会が集客に頭を悩ませている中、2023年には過去最大の参加者数になるなど、その人気は衰えるところを知りません。でも、最近になってマラソンを始めた人にとって、青島太平洋マラソンがなぜそんなに人気なのかわからないという人もいますよね。

そこでここでは、青島太平洋マラソン(通称アオタイ)の魅力について詳しくご紹介していきます。実際に走った人の口コミや評価、コンディション、完走率なども合わせてご紹介していきますので、まだ走ったことがないという人は、検討材料として参考にしてください。

目次

青島太平洋マラソンの特徴

青島太平洋マラソンの種目は3つありますが、メインは公認コースの「マラソン(42.195km)」になります。比較的フラットなコースとして知られており、秋マラソンで自己ベスト更新を狙いたい人を中心に人気がある大会となっています。

種目
▶ マラソン(42.195km) 
▶ OCEAN 10(10km)
▶ HOPPIN’3 (3km)

12月開催ですが気候が穏やかであることが青島太平洋マラソンの強みとなっていましたが、近年は温暖化の影響もあって最高気温が高くなる年も多く、以前ほど記録を狙える大会ではなくなっています。ただし、神話の舞台にもなった美しい風景を見ながら走ることもでき、前後泊で宮崎のグルメも満喫できるので、旅ランとしても注目されています。

ゼッケンなどは事前送付されるので、大会前日の観光に時間を使えるのもおすすめポイントになります。ぜひ訪れてほしいのはパワースポットの青島神社。他にも九州らしいゆっくりとした時間が流れているスポットが多く、のどかな旅にできる大会でもあります。

また地元にしっかり根づいていて、高校生ボランティアスタッフの応援は圧巻。エイドでは日向夏が用意されるなど、走りながら宮崎を感じられる大会になっています。基本的には自己ベスト更新を狙うつもりで準備をして、気温が高そうならファンラン・旅ランに切り替えるといいかもしれません。

大会のおすすめ度

エイドの充実3観光の見どころ4
走りやすさ(難易度)4グルメ4
オリジナリティ3アクセス3

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

青島太平洋マラソンの関門時間

青島太平洋マラソンは細かく関門が設定されています。思わぬところで関門アウトになることがあるので、完走が危ういという人はチェックしておきましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
1.4km1.4km35分25:00/km
10.1km8.7km1時間44分7:56/km
12.7km2.6km2時間5分8:05/km
17.9km5.2km2時間47分8:05/km
20.6km2.7km3時間8分7:47/km
23.1km2.5km3時間30分8:48/km
26.5km3.4km3時間59分8:32/km
31.7km5.2km4時間44分8:39/km
37.0km5.3km5時間32分9:03/km
42.195km5.195km6時間20分9:14/km

気を付けたいのは前半の関門がかなりシビアに設定されているという点です。キロ8分で走っていると、スタートロス次第では半分の距離に達しないうちに関門に引っ掛かる可能性があります。前半はできるだけキビキビと走るようにしましょう。

後半は制限時間にかなり余裕があるので、ここで大事なのは諦めないこと。歩くしかできなくなると厳しいですが、足が止まってもところどころで走るようにして、粘りの走りを心がけましょう。

青島太平洋マラソンの気温・天候・完走率

開催年最低気温最高気温天候完走率
2014
20158.8℃16.9℃曇のち晴れ
20164.8℃15.7℃晴れ
20171.2℃9.6℃曇り一時雨
20185.8℃8.9℃曇り
20191.4℃14.5℃晴れ
2020
20217.5℃20.2℃晴れ
20228.5℃19.1℃晴れ
20237.9℃21.5℃晴れのち曇り83.9%

青島太平洋マラソンはコンディションのいい大会として知られていましたが、ここ数年は20℃を超える傾向にあり、あまり嬉しくない意味で「日向を発揮」しています。難しいのは最高気温が10℃を下回る年もあるということで、開催日近くにならないと気温がわかりません。

基本的には暑くなる前提で準備し、最高気温が15℃を下回るようなら自己ベスト更新を目指し、それ以上あるならペースを上げすぎないようにするなどの対策を行いましょう。

完走率は2023年のデータしかありませんが、83.9%と走りやすいはずのコースとしては考えられないくらい低くなっています。他の年のデータがないのでなんとも言えませんが、本来であれば90%以上はあるはずですので、気温の影響がいかに大きかったかが容易に想像がつきます。

気温が高くなるなら無理せず完走狙いで走る。それくらいの気持ちの切り替えをして望むようにしてください。

青島太平洋マラソンの評価・口コミ

青島太平洋マラソンのRUNNETでの評価は高いものの、2023年だけ70点台となっています。これは暑さによる影響が大きく、暑さ対策が十分でなかったということて厳しい評価になっています。暑さに関しては今後も問題になるかの性はありますが、大会側としてできることは限られているので、2023年の低評価はあまり気にする必要はありません。

口コミからわかる良いポイント

  • 高校生の応援がすごかった
  • 走りやすくて安全なコースだった
  • 多少のアップダウンはあるけどほぼフラットで走りやすい
  • 日向夏のエイドが嬉しかった

口コミからわかる残念なポイント

  • 暑さもあって給水が足りてなかった
  • 電車の本数が足りていない
  • エイドでのコップの投げ捨てが多すぎる
  • 会場で携帯の電波がつながらなかった

口コミで目立っていたのは高校生ボランティアスタッフの声援がすごいということで、多くのランナーが背中を押されたとのこと。そして、コースがフラットかつ幅も広いので安全で走りやすかったという声も多数あります。ただし、小さなアップダウンで苦しめられ人も多いようで、完全なフラットではないので注意が必要です。

暑さを除いてずっと課題になっているのが輸送能力。電車もバスも本数が足りていないのは10年前から変わらず。公共の交通機関を利用しているので増便にも限界があるため、ランナー側としては早めの行動を心がけて、会場に向かうのがおすすめです。

また、エイドでのコップの投げ捨てが気になるという声がいくつかありました。ゴミ箱の配置に問題があるのかもしれませんが、濡れたコップは転倒の原因にもなり、異臭もしてくるので、1秒を削る走りをしているのでなければ、できるだけゴミ箱に入れるようにしてください。

過去大会のレポート

青島太平洋マラソンへのアクセス

青島太平洋マラソンへのアクセスは、鹿児島県や大分県などの隣県でない限り、基本的には飛行機を使ってアクセスすることになります。ただし関東や関西からはLCCを利用できるので、出費を抑えることはそれほど難しくありません。航空券は頻繁に値段が変わりますので、エアトリ を利用して格安便を探してみましょう。

宮崎空港から宮崎駅もしくは青島駅など宿泊先のある場所まで移動し、大会当日は電車を使って木花駅経由で向かうか、路線バスを使ってひなた宮崎県総合運動公園に向かいましょう。宮崎駅宿泊なら、バスで移動するのがおすすめです。

また一緒に行くラン仲間が多い場合には、レンタカーもおすすめです。車があれば滞在期間中の行動範囲が大きく広がります。宮崎は観光スポットが点在していますので、レンタカーの最安値検索「エアトリ」 を利用して、空港でレンタカーを借りておきましょう。

青島太平洋マラソンの宿泊予約

青島太平洋マラソンは前日受付が必要ありませんので、近隣県からの参加の場合には前泊は必要ありませんが、遠方からの参加の場合には、宿泊が必須です。宿の選択肢としては2つあり、ひとつは宮崎駅周辺のホテル、もうひとつが青島周辺のホテルになります。

ホテルの数は宮崎駅のほうが多く、飲食店も豊富ですが、青島神社などの観光を優先したり、ビーチリゾートを満喫したいなら、青島周辺のホテルがおすすめです。ホテルの数はそれなりに多いものの、マラソン大会のタイミングは予約を取りにくくなります。

直近になると条件のいいホテルはほとんど埋まってしまいますので、青島太平洋マラソンにエントリーしたら、すぐにホテルの予約を済ませておきましょう。

【楽天トラベル】で予約
【Trip.com】で予約
【agoda】 で予約
【エアトリ】 で予約

大会詳細情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次