北九州マラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

全国各地のフルマラソンを知り尽くしたランナーが集結するマラソン大会。それが北九州マラソンです。力強い沿道の声援を受けられるマラソンコースやレース前後のグルメ、観光など、マラソン遠征の魅力がぎゅっと詰まっており、今でも多くのランナーを魅了し続けています。

しかもフルマラソン以外の種目も用意されているので、走力に自信がないというラン仲間と一緒に遠征することもできます。ここではそんな北九州マラソンの魅力や過去の天気、完走率、口コミなどの情報をまとめてご紹介しています。参加を検討している人はぜひ参考にしてください。

目次

北九州マラソンの特徴

北九州マラソンの種目はマラソン(42.195km)とペアリレーマラソン、20.7kmマラソン、ファンランが用意されており、走力に不安のある人でも参加できる大会です。

種目
▶ マラソン(42.195km)
▶ ペアリレーマラソン
▶ 20.7kmマラソン
▶ ファンラン

人気の大会ということもあり、申込みは抽選になっています。2025年の抽選倍率は2.5倍という高倍率になっており、走りたくても抽選落ちばかりで走れないというランナーもいます。

コースは前半にアップダウンがありますが、中盤からほぼフラットになるため記録を狙える大会でもあります。ただし6時間制限ですのでそれなりにトレーニングを積んでスタートラインに立たないと、途中で関門に引っかかる可能性があります。

北九州マラソンの魅力はマラソンだけでなく、北九州のグルメや観光を満喫できる点にあります。マラソン後のご褒美にお寿司を食べるのもいいですし、「焼肉通り」でラン仲間と打ち上げするというのも、北九州マラソンの楽しみ方のひとつ。

観光スポットも多く、ある程度の走力があるランナーなら、初めてのマラソン遠征としてもおすすめです。

北九州マラソンのおすすめ度

エイドの充実3
走りやすさ4
オリジナリティ3
観光の見どころ5
グルメ5
アクセス5

※評価はRUNNING STREET 365の独自基準で採点しています。

北九州マラソンは個性的な大会というイメージがあるかもしれませんが、完走メダルのデザインが変わるなど、北九州マラソンらしさが徐々に失われつつあるように感じます。また、エイドの種類は多いものの後方のランナーが食べられないといった課題があるため、エイドの充実は「3」としています。

それでもアクセスがよく、しかも海の幸を中心としたグルメも多く、観光スポットもいくつもあります。旅ランだと考えれば、北九州マラソンはとても魅力的な大会になります。

北九州マラソンの関門時間

スクロールできます
ポイント関門距離制限時間ペース
3.1km3.1km40分12:54/km
7.5km4.4km1時間16分8:11/km
11.3km3.8km1時間47分8:09/km
15.3km4.0km2時間20分8:15/km
20.3km5.0km3時間8:00/km
25.5km5.2km3時間43分8:16/km
28.8km3.3km4時間10分8:11/km
32.0km3.2km4時間36分8:08/km
35.8km3.8km5時間7分8:09/km
40.0km4.2km5時間41分8:06/km
42.195km2.195km6時間8:39/km

北九州マラソンの関門は10ヶ所もあります。ただし、ペース設定が厳しい関門はなく、いずれも8分/kmを維持できれば通過できるようになっています。スタートロスも考慮されているので、淡々と走り続けられる人なら関門の心配はありません。

ただし前半に飛ばして、後半に歩きがちなランナーにとっては、後半の関門をかなり厳しく感じることになります。このため、とにかく走り続けることを重視しましょう。完走目標というのであれば、前半にできるだけペースを抑えて、後半の失速を防いでください。

北九州マラソンの気温・天候・完走率

スクロールできます
開催年最低気温最高気温天候完走率
20165.5℃9.5℃晴れ91.2%
20172.6℃13.4℃晴れ89.5%
20182.1℃12.1℃晴れのちくもり89.0%
20194.5℃10.8℃くもりのち晴れ90.2%
202013.1℃17.4℃88.4%
2021
2022
202312.8℃18.6℃雨のちくもり89.6%
20246.0℃21.9℃晴れ88.7%
20256.3℃13.8℃くもり88.3%

北九州マラソンは比較的天候に恵まれやすい大会ですが、スタート前の基本が10℃以下になることも多く、寒さを感じながら待機することになります。事前に天気予報をチェックして、寒くなりそうなら上着やポンチョを用意しましょう。

最高気温が20℃を超えたこともありますが、レース時の気温は13〜14℃くらいですので、タイムを狙えるコンディションになります。コースも序盤を除けば比較的フラットですので、自己ベスト更新を狙う大会としてもおすすめです。

反対に6時間制限ということもあって、完走率は90%を切っています。走りやすいコースではありますが、しっかり練習をしていないと関門で引っかかることになります。そういう意味では、完走目標というランナーの初マラソンには向いていません。

「エントリーしたけどまったく練習できなかった」なんてことのないように、しっかり走り込みを行ってスタートラインに並びましょう。

北九州マラソンの評価・口コミ

以前の北九州マラソンはRUNNETの評価が90点を超えていたこともありますが、ここ数年は物価高の影響もあり、さまざまな面でコスト削減をしており、その結果として低評価となっています。実際に走ったランナーがどのように評価しているのか、口コミを見ていきましょう。

口コミからわかる良いポイント

  • 後半はほぼフラットでタイム出しやすいコース
  • 沿道の応援が多くて力になる
  • スタートもゴールも受付も駅からアクセスしやすい

口コミからわかる残念なポイント

  • 完走メダルのデザインがメーテルでなくなって残念
  • 遅いランナーの給食が足りていない
  • 参加賞のTシャツが有料になって割高感がある
  • スタート地点のトイレが大行列になっている

マラソンのコースや沿道の声援、アクセスに関してはかなり高く評価されています。一方でコスト削減の影響なのか、エイドの給食が足りていないという声が多数ありました。同じ参加費を払って、名物を食べられない人がいた点が、大きなマイナスになっています。

これまで北九州マラソンの名物でもあったメーテルがデザインされた完走メダルも、新しいものに変更されていて、完走した多くのランナーががっかりしていたようです。

また、EXPOの規模を考えると前日受付をなくして欲しいという声もいくつかありました。ただし、2026年は先着でゼッケンの事前送付に対応しており、運営の改善意識が高まっていることが伝わってきます。おそらくエイドの問題も多少は改善されるはずですので、RUNNETの評価が低くなっている点はあまり気にせずエントリーしましょう。

北九州マラソンの過去大会レポート

北九州マラソンへのアクセス

北九州マラソンの受付会場とスタート地点は、いずれも小倉駅から徒歩圏内にあります。関東からのアクセスは北九州空港もしくは福岡空港を利用し、西日本を除くそれ以外のエリアからは福岡空港を利用するのがおすすめです。

西日本からのアクセスは、乗換なしで小倉まで行ける新幹線の利用が便利です。

また、関西圏からであればフェリーで移動するという方法もあります。フェリーは約12時間かかりますが、新門司港に朝着で金曜日の夜のフェリーを使えば、横になって寝ることができるうえに土曜日の朝から観光できます。

交通費を少しでも抑えたいなら高速バスも選択肢に入れて検討しましょう。北九州行きの便は限られていますが、博多行きの高速バスは選択肢も多く、リーズナブルな料金で移動できます。

北九州マラソンの宿泊予約

北九州マラソンの宿泊先としては3つの選択肢があります。

  • 小倉駅周辺に宿泊する
  • 下関駅周辺に宿泊する
  • 博多駅周辺に宿泊する

基本的には小倉駅周辺での宿泊がおすすめですが、北九州マラソンは人気の大会ということもあり、のんびりしていると条件のいいホテルはすべて埋まっている可能性があります。その場合は、下関駅や博多駅も選択肢にいれて検索しましょう。

下関駅から小倉駅までは約15分、博多駅からも新幹線なら15分で移動できます。フルマラソンのスタート時間は9時ですので、どちらも駅近くに宿を確保できれば、しっかり朝ご飯を食べてから会場に向かえます。

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北九州マラソンの大会詳細情報

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