2016年に大阪を中心に大きなムーブメントを巻き起こした「HARUKAS SKYRUN(ハルカススカイラン)」ですが、昨年はVertical World Circuitのエキシビションマッチとしての開催でした。そのHARUKAS SKYRUNが、今年は世界サーキット戦のひとつとして開催されます。
開催日は2017年11月12日(日)
Vertical World Circuitは、世界各国の高層ビルの階段を駆け上がるレースです。現在、世界戦に組み込まれている開催地は下記の10カ国。
ドバイ / ロンドン / パリ / ニューヨーク / マニラ
北京 / シドニー / 上海 / 大阪 / 香港
各開催地での順位がポイントとなり、年間チャンピオンを決めます。
もちろん、世界一を争うだけがHARUKAS SKYRUNではありません。昨年開催されたHARUKAS SKYRUNが盛り上がったのは、どこまでも自分を追い込むことができ、それぞれの限界突破を目指すことができたからです。
ライバルは自分。
弱気になってしまう自分を奮い立たせ、乳酸が発生しすぎて一歩も動けなくなるくらいの状態になって、さらに一歩を進む。その面白さは、通常のマラソン大会では味わうことのできない魅力があります。
短い時間の中で、自分のすべてを出し切ることができるか。自分の満足できる走りができるのか。試されているのは自分自身の心の強さ。
チャンスはたった1回です。
この10分と少しの時間ために、何時間もかけてあべのハルカスまでやってくるランナーがいます。たった10〜20分のために、何十日もかけて自分を鍛え上げるランナーがいます。
すべては自分を超えていくため。
300m1610段の階段をいかに速く上がっていくか。たったこれだけなのに、なぜここまで心躍るのか。昨年の参加者の多くが、走り終えたときに「来年こそは」と誓った魅力はどこにあるのか。
それはいくら言葉を重ねても説明できるものではありません。ぜひ実際に1610段を駆け上がって、自分の心で感じてください。
昨年の参加がリピートすることを考えると、今年は昨年よりも早くに定員に達してしまう可能性があります。参加を悩んでいる暇はありません。気になったなら何も考えずにエントリーしてください。
なお、この大会を楽しむには、1人であべのハルカスに乗り込むよりも、仲間を誘って参加するほうが何倍も楽しめます。エントリーをするときにラン仲間やライバルにも声をかけておくことをおすすめします。
ぜひSNSでこの記事や下記リンク先にある前回大会のレポートをシェアして、仲間を募ってください。
日本一早いマラソンレポート「ハルカススカイラン(HARUKAS SKYRUN)」
今年から団体の部門が追加されましたので、もっと大会を盛り上がりたいという人は、家族や学生、そして企業でチームを組んでそれぞれの部門で、あべのハルカスの階段を駆け上がりましょう。
HARUKAS SKYRUN種目
今年のHARUKAS SKYRUNは、これまでと違ってチーム戦も加わっています。エリートランナーの部なども含めて、それぞれの種目について分かりやすく紹介します。
開催日:2017年11月12日(日)
エリートランナーの部
参加人数 | 男女合わせて国内30名、海外20名 |
参加資格 | ・レース日に18歳以上であること ・下記タイムのいずれかをクリアしていること 【男性】 フルマラソン:2時間45分以内 ハーフマラソン:1時間20分以内 【女性】 フルマラソン:3時間15分以内 ハーフマラソン:1時間35分以内 |
参加費 | 10,000円(税込) |
申し込み | HARUKAS SKYRUN |
ワールドサーキット対象部門です。参加資格を満たしている人、もしくは他競技でそれに準ずる記録を保持しているという人は、HARUKAS SKYRUNのサイトから申し込みをしてください。世界への扉がここから開かれるかもしれません。
一般ランナーの部
参加人数 | 男女合わせて1500名 |
参加資格 | 満16歳以上 |
参加費 | 5,300円(税込) |
申し込み | RUNNET スポーツエントリー SportsnaviDo! |
一般ランナーはこちらの部門での参加となります。一般ランナーの部門優勝者は香港大会に招待されます。ただし、ライバルはあくまでも自分自身。自分に負けないようにしっかり準備をしましょう。
ファミリーの部
参加人数 | 50組(1組4人まで) |
参加資格 | 小学生と保護者最低1名 |
参加費 | 1組3,000円(税込) |
申し込み | RUNNET スポーツエントリー SportsnaviDo! |
小学生が参加できる種目です。コースは1階から25階までですので、小学生でも走りきることができるように設定されています。おそらく、息が上がるのは子どもではなくお父さんかお母さんです。子どもに置いていかれないように頑張りましょう。
大学団体の部
参加人数 | 20チーム(1チーム5人) |
参加資格 | 同じ大学の大学生5人であること |
参加費 | 1チーム20,000円(税込) |
申し込み | RUNNET スポーツエントリー SportsnaviDo! |
同じ大学のサークルなどでチームを組み、5人のタイムの合計で順位を競います。チーム戦ですので、自分のためだけでなく、チームのために自分の限界を超えていくことが求められます。個人とは違った緊張感のあるレースを楽しめます。
企業対抗の部
参加人数 | 20チーム(1チーム5人) |
参加資格 | 同じ会社の社員5人であること |
参加費 | 1チーム25,000円(税込) |
申し込み | RUNNET スポーツエントリー SportsnaviDo! |
会社の飲み仲間や、スポーツ仲間を誘って参加しましょう。会社の仲間がいかに深い絆で結ばれているのかを、あべのハルカスの階段で見せつけましょう。社内選考会も行えば、会社全体で盛り上がることができます。