日本全国真夏に突入ということで、これから日中の気温がどんどん高くなっていきますよね。30℃以上はあたりまえ、ヘタすると気温が35℃以上なんていう日もあります。
そんなとき路面温度は55℃〜60℃にもなっています。とてもじゃないですが、いい練習はできそうもないですよね。長い時間ゆっくりきもちよく走りたいというランナーにも不向きです。
でもやっぱり走りたい!
そんなランナーのための涼しく走れる練習スポットを紹介します。基本的に高地になりますので、仲間と一緒にランニング合宿などがおすすめですが、もちろん単独走でもOK。そんなランニングスポットを紹介します。
箱根・芦ノ湖
標高:723m(三国峠1030m)
関東からのアクセスがよく、しかも走りやすい場所として一番おすすめなのが箱根・芦ノ湖です。
芦ノ湖の西側はフラット気味のトレイルになっていて、東側は舗装されたロードが中心です。一部歩道のない道路を走ることになりますが、1周約21kmですので2時間〜3時間気持よく走ることができます。
少ししっかり走りたい場合は、芦ノ湖から小涌谷までのロードや、旧国道沿いのロードを走れます。芦ノ湖から箱根湯本周辺まで旧国道で約13kmですので、高低差600mの下り坂と上り坂の練習ができます。
しかも箱根はトレイルの宝庫です。箱根外輪山や旧東海道など、走り応えのあるコースがいつもあります。しかも温泉が豊富で宿泊施設も充実していますので、箱根・芦ノ湖は夏のランニング合宿に最適なランニングスポットです。
河口湖周辺
標高:857m
河口湖も関東圏から電車で行けるアクセスしやすい練習ポイントになります。富士山マラソンや、チャレンジ富士五湖の舞台として有名ですが、富士五湖は避暑地ですので、真夏のランニングに最適な場所でもあります。
河口湖周辺は車が多いですが、そのような場所は歩道が設置されていますし、歩道がない場所は車の通りも少ないので、安心して走ることができます。
がっつり走りたい人は、河口湖から富士山の5合目まで吉田口登山道を走るのもいいですし、さらに富士山まで登ってしまうというのもありですが、富士山に登るときは軽装にならないように気をつけてください。
河口湖周辺には民宿もホテルもありますので、こちらも合宿に最適です。2泊3日の予定で組むことができれば、最終日は富士急ハイランドで遊んで帰れば、レジャーもランニングも楽しむことができます。
六甲山縦走
標高:932m
関西からアクセスがよくて、涼しく走れる場所の定番といえば六甲山です。すぐそばが海ですが、眼下にある神戸の街よりも5〜10℃は涼しくなります。
走力がある人、トレイルが好きな人は須磨から宝塚までの六甲縦走がおすすめですが、走力がないと厳しいため、一般のランナーさんは六甲縦走でも、三宮よりも東側のコースだけを走るほうがいいかもしれません。
六甲山周辺には観光スポットがいくつもありますので、休み休み走れば知らないうちにかなりの距離を稼げることになります。
ロードをがっつり走りたい人には向いていませんが、トレイルも含め厳しく自分を追い込みたい人や、観光をワイワイ楽しみたい人に六甲縦走コースは最適です。
軽井沢
標高:940m
少し交通量が多いのが難点ですが、軽井沢も関東からのアクセスが良いランニングスポットのひとつです。ランニングコースは自由に設定できますが、短い距離なら別荘エリアを当てもなく走るのがおすすめです。
ロードを走るのも気持ちいいのですが、軽井沢ももちろんトレイルコースが無数にあります。スピード練習にロードを利用し、心拍数を上げる練習にトレイルを利用してみましょう。
旧中仙道も走り応えのあるコースになっています。中山道三大難所のひとつと言われている碓氷峠は軽井沢につながっています。軽井沢から向かうと行になりますので、戻りは上り。かなりいいトレーニングになります。
軽井沢は観光スポットですので、美味しいグルメスポットがいくつもありますし、アウトレットもありますので、走っていないときも充実した時間を過ごすことができる、ランニングスポットになります。
まとめ
夏のランニングに向いているのは標高の高い場所、それも500m以上あれば、随分涼しく感じられます。そのなかでも今回選んだ4ヶ所はアクセスもよく、ランニング以外の楽しみもある場所になります。
ただひたすら走りたい人は、野尻湖や白樺湖、神鍋高原などがおすすめですが、せっかく涼しいところで過ごすわけですから、観光も満喫したいですよね。
夏の週末やお盆休みを利用して、仲間と一緒にランニング合宿をするのに最適な場所ですので、ぜひみんなで合宿の計画を立ててみましょう。
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