このところ次世代ランニングシューズが立て続けに発売開始になっていますが、今回は少し違った路線の新世代ランニングシューズをご紹介します。Topo Athletic(トポアスレチック)の「ウルトラフライ 3(ULTRAFLY 3)」。ナチュラルな走りを目指した1足です。
アメリカ発のブランドですが、日本でも徐々にファンを増やしており、これでもいくつか商品展開をしてきましたが、今回発売になるのは軽量モデルです。このウルトラフライ 3にどんな魅力があるのか、詳しくご紹介していきます。
ウルトラフライ 3(ULTRAFLY 3)の魅力
トポアスレチックは「この地球上で最高のナチュラルランニングシューズをつくること」をブランドコンセプトにしています。現在のランニングシューズの多くはケガを引き起こしやすいという問題と向き合い、より人間本来の走りに近づけるためのランニングシューズを作っています。
2013年に創業した若いブランドで歴史がそれほどありませんので、日本での知名度はまだそれほど高くありません。
Topo Athleticのランニングシューズは、一見すると普通のランニングシューズと変わりません。ところが、実はビブラムファイブフィンガーズの流れを汲むシューズであり、アメリカで途絶えかけたベアフット系ランニングシューズに再び息吹を与えました。
Topo Athleticのランニングシューズの特長は3つあります。
- ストレスないワイドな足幅
- 自然な接地感を生むドロップ
- コンフォタブルな軽量性
通常のランニングシューズよりもワイドに作られていて、前足部が圧迫されずに指が自由に動きます。これにより足にかかるストレスが軽減しており、長時間のランニングでも疲れることがありません。それでいてほどよいフィット感も実現しています。
またナチュラルなランニングを実現するために、ドロップは最小限にしています。0ドロップのシューズも扱っていますが、ウルトラフライ 3はより速く走るための最適解として、5mmドロップを選んでいます。シューズの沈み込みなどを考えたとき、この程度のドロップがあったほうがナチュラルになります。
そして縫い目を最小限に抑える技術によって、軽量化を実現しており、ウルトラフライ 3は他のモデルよりも、さらに軽量化を目指しています。ただ新世代ランニングシューズと比べると、やや重たく27cmで285gあります。ベアフット系のシューズが好きな人はこの重さがやや引っかかるかもしれません。
ただし、ミッドソールには反発性や弾力性に優れている「Zipフォーム™️」を採用しているため、走り出せば重さをそれほど感じることはありません。ナチュラルなシューズは後半に失速しやすいのですが、ウルトラフライ 3は最後までフォームを崩すことなく走り切ることができます。
もしランニングにタイムを求めないのであれば、もし長く走り続けるランナーでありたいのであればウルトラフライ 3は、きっとあなたを新しいステップへと導いてくれるはずです。もうケガを恐れずに好きなだけ走れる。走ることの楽しさを取り戻すことができる1足です。
裸足ランニングやワラーチなどが気になるけど、自分にはハードルが高いかなと思っている人は、トポアスレチックの「ウルトラフライ 3(ULTRAFLY 3)」を試してみてはいかがでしょう。
ウルトラフライ 3(ULTRAFLY 3)製品概要
Amazonや楽天でも販売されていますが、輸入モデルが多く定価よりも高い値段になっています。現時点では公式サイトから直接購入されるのがおすすめです。
Men's | Women's | |
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価格 | 19,800円(税込) | 19,800円(税込) |
サイズ | 26.0-28.5cm | 22.5-25.0cm |
重さ | 285g(27cm/片足) | 235g(23.5cm片足) |
ドロップ | 5mm | 5mm |
カラー | オーシャン/グリーン レッド/ブラック ブラック/オリーブ | エメラルド/フューシャ ワイン/ブラック |