世界中で注目されているアディダスの5本指カーボン搭載のadizero adios Proと圧倒的なフィット感で人気のアディゼロシリーズが、日の出をイメージしたソーラーイエローで統一された『adizero Sunrise Pack(アディゼロ サンライズ パック)』として12月1日から順次発売となります。
adizero Sunrise Packに含まれるのは7モデル。いずれも個性的なシューズでトップランナーがレースで履くモデルから、リーズナブルでどこまでも走っていけそうな軽量モデルまで幅広いラインナップとなっています。どのような使い分けをすればいいのかを含めて新色をご紹介していきます。
アディゼロが誇る世界記録の歴史へのオマージュ
今回発売されるadizero Sunrise Packに共通するソーラーイエローは、2008年に世界記録を打ち出したハイレ・ゲブレセラシエが着用したadizero Japanのイエロー/ブラックをオマージュした配色になっています。新色によってそれぞれのランナーが新しい記録を打ち立ててもらいたい。そんな想いが詰まったパックとなっています。
adizero Sunrise Packの対象となるのは7モデル
- adizero adios Pro
- adizero Pro
- adizero Japan
- adizero Takumi Sen 7
- adizero Boston 9
- adizero RC 3
- adizero Bekoji 2
注目はやはり5本指カーボン搭載のadizero adios Proです。従来のモデルから機能面でのアップデートはありませんが、すでにトップランナーも履いており、ワールドクラスの大会で上位入賞するなどの実績を打ち立てた1足です。ただし、ランニングシューズというのは用途によって使い分けるもの。
例えばリカバリーのためのジョグをするのにadizero adios Proが適しているかというとそうではなく、adizero Boston 9のようなクッション性の高いシューズのほうが疲労抜きにはおすすめですし、足を鍛えるという意味ではadizero Bekoji 2も魅力的です。
大事なのは適材適所で履くということです。adizeroシリーズの種類が増えてきてどう使い分けるかの判断が難しいかと思いますので、新色登場の機会に7モデルそれぞれの特徴をご紹介していきます。
adizeroシリーズ商品概要
adizeroシリーズは2008年にハイレ・ゲブレセラシエ選手がadizero Japan初代モデルを履き、ベルリンマラソンで男子マラソン世界記録を樹立して以降、2011年にはパトリック・マカウ選手、2014年にはデニス・キプルト・キメット選手がそれぞれ男子マラソン世界記録を更新しています。
今回注目のadizero adios Proを履いたペレス・ジェプチルチル選手は、ワールドアスレチックスハーフマラソンチャンピオンシップにて、ハーフマラソン女子単独レースで新たな世界記録となる1時間5分16秒を樹立しています。常に高いレベルのランニングシューズを提供し続けている。それがアディダスのadizeroシリーズです。
adizero adios Pro
自店販売価格:25,000円(税別)
発売日:2020年12月1日
サイズ展開:22.0-31.0cm
従来の常識を覆すアディダスの最高峰モデルです。5本骨状カーボンバー「EnergyRods」と反発力が高い「LightstrikePRO」を搭載しており、着地をしたときのパワーがそのまま推進力に変わる1足です。十分なクッション性も備えており、レース終盤になっても疲労感なく最後まで走り抜くことができます。
サブ3のその先を目指すすべてのランナーに履いてもらいたい、アディダスのテクノロジーが詰まったランニングシューズです。
adizero Pro
自店販売価格:22,000円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
カーボンプレートを搭載したエリートレーシングモデル
adizero adios Proとほぼ同時発売になり、やや影が薄い存在になりましたが、こちらも世界記録を狙えるだけのポテンシャルを備えた1足で、自己ベスト更新を狙うレースで履きたい1足です。adizero Japanよりも推進力があり、簡単にスピードに乗れるといった特長があります。
adizero Japan
自店販売価格:14,000円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
軽量性・安定性・クッション性を備えたレーストレーニング万能モデル
歴代のフルマラソン世界記録を樹立してきたDNAを受け継ぐ軽量レーシングモデルです。程よいクッション性と着地の安定感、そして足さばきのいい軽さとすべてにおいて高水準なスペックを備えた1足です。厚底のランニングシューズが苦手な人におすすめです。
adizero Takumi Sen 7
自店販売価格:16,000円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
アディゼロシリーズ最軽量のハイスピードレーシングモデル
圧倒的なスピードを手に入れることができる1足です。軽量で足の回転を限界まで高めることができ、高いグリップ力があるのでトラックでも気持ちのいい走りができます。クッション性が高くないため、ハーフマラソンまでのレースやスピード練習に最適なモデルです。
adizero Boston 9
自店販売価格:12,000円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
優れたクッション性のレーストレーニング万能モデル
圧倒的な完成度とバランスを備えた1足で、サブ3を狙うレースからリカバリージョグまですべてをこなせる優等生モデルです。初心者でも気持ちのいい走りを継続でき、BOOSTフォームを採用しているのでスピードに乗りやすく、ポイント練習にも使えます。シューズの使い分けをせずに1足だけ買うという人に最適です。
adizero RC 3
自店販売価格:8,990円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
軽量性・クッション性を備えたトレーニングモデル
軽量で反発力を持ったLightstrikeを搭載したレーシングモデルです。反発力が高いためスピードを出しやすく、しっかりと地面からの力を受け取ることができるため、ポイント練習にも適しています。BOOSTフォームが苦手で従来のアディゼロシリーズが好きだという人にもおすすめです。
adizero Bekoji 2
自店販売価格:7,990円(税別)
発売日:2020年12月4日以降 順次発売開始
サイズ展開:22.0-31.0cm
軽量スピードトレーニングモデル
最もリーズナブルな価格で購入できるadizeroシリーズです。クッション性よりも軽さを重視しており、ポイント練習などで使用することで、筋力アップも期待できます。これからランニングを始めるという人が、まずはランニングシューズに頼らずに体作りをしたいというときにおすすめの1足です。