TIME誌が選ぶThe Best Innovations 2020を受賞したオールバーズのランニングシューズ「Tree Dasher」。その特徴はアッパーからソールに至るまで、徹底して自然由来の素材を使用し、かつハイパフォーマンスな走りを追求していることにあります。
そんなTree Dasherのコンセプトを引き継いだランニングシューズ「Wool Dasher Mizzle」が発売開始となります。Wool Dasher Mizzleはアッパーにメリノウールを採用し、さらに撥水効果も搭載しています。もちろん、撥水に使われる成分も自然由来です。
速さでも強さでもなく優しさを手にするための1足
厚底ランニングシューズが話題になってからというもの、私たちランナーは「スピード」の虜になってしまいました。多くのランナーが、自己ベスト更新のために最新のランニングシューズを手に入れ、そして過去の自分を超えていきました。それでもまだスピードへの熱が下がることはありませんでしたが、新型コロナウイルスの登場により状況が大きく変わりました。
自己ベスト更新をしたくてもマラソン大会がないわけです。これではどれだけ特別なランニングシューズを手にしても意味がありません。そして、約1年が経過し、ランナーのスピードに対するモチベーションが、ようやく収まりつつあります。それに合わせて、ランナーは走る理由を見つけられずにいます。
マラソン大会がないなら、私たちは何をモチベーションに走り続ければいいのか。多くのランナーが迷っていると思います。でも、その答えはそれほど難しくありません。別にマラソン大会なんてなくてもいいのです。私たちは道さえあれば、どこまででも走れるわけですから。
そうなってくると、ランニングシューズの選び方も変わってきます。速さよりも「普段履きできるもの」「疲労が溜まりにくいもの」が重視されていくのは間違いなく、デザイン性も含めて個性の強いランニングシューズに注目が集まるはずです。
そんな状況で発売開始となったAllbirdsの「Wool Dasher Mizzle」は、まさに今の時代に話題となるべきランニングシューズです。可能な限り自然由来の素材を使うというのは従来までのシューズづくりと変わらず、新モデルはなんと撥水効果を搭載しており、小雨くらいならまったく気にせず走れます。
地球に優しいランニングシューズでありながら、小雨でも気持ちよく走ることができる。そんなランニングシューズを履いて走ったら、きっと子ども時代のかけっこの感覚が自然と戻り、速さよりも大切なものに気づくことで、優しさを備えたランナーへと変化していくはずです。
バイオベースの撥水加工を採用
一般的な撥水加工はフッ素系界面活性剤を使って水を弾いているのですが、このフッ素系界面活性剤は環境や人体への影響が懸念されています。そんな素材をオールバーズが採用するわけがなく、「Wool Dasher Mizzle」にはバイオベースの撥水加工を採用しています。
肌に触れるスニーカー内部のソフトな風合いを帰ることなく、外側は水を防ぎながら、ウールならではの通気性のよさでドライな履きごこちをキープします。アウトソールにはFSC（森林管理協議会）認証の天然ゴムを使用しており、雨でも滑りにくい高いグリップ性能で走りをサポートしてくれます。
さらにはミッドソールに、サトウキビ由来の二重構造で高反発な「SweetFoam™（スイートフォーム）」を採用し、Allbirdsの中で最高のクッション性を持たせ、走りを最適化しています。地球に優しいだけでなく、満足できるシューズ性能、いやどこまでも走り続けたくなるほどのポテンシャルを備えているのが「Wool Dasher Mizzle」です。
スピードへの追求も悪くはありませんが、マラソン大会がないなら少し方向転換してみませんか？記録より走ることそのものをナチュラルに楽しむ。「Wool Dasher Mizzle」はそんなランナーとの相性が抜群にいい1足です。1足17,500円と決して安くはありませんが、きっとこれまでにないランニングの楽しさ、心地よさが見つかるはずです。
Wool Dasher Mizzle 商品概要
| 価格 | 17,500円（税込） ミッドカット：18,500円（税込） |
| サイズ | Men’s：25-30cm Women’s：22-26cm |
| カラー | メテオライト ノバ コタレナイト ナチュラルブラック |
| カーボンフットプリント | 10.4kg CO2e ミッドカット：11.0kg CO2e |
| 販売店 | オールバーズ原宿店 オンラインストア |
