新モデルはフィット感がアップ!「ナイキ エア ズーム ペガサス 38」

安定のオールラウンドランニングシューズ「ナイキ エア ズーム ペガサス」の最新モデル「ナイキ エア ズーム ペガサス 38」が発売されることが発表されました。38代目となる最新モデルは足型を変更し、さらにはフィット感を高めた1足になっています。

機能性の高さはペガサス 37から変わらず、前足部にズーム エア ユニットを搭載しており弾むように走れます。4月22日からナイキメンバー向けに先行発売され、一般発売は4月29日。価格は税込で14,300円。靴紐を結ぶ必要のないフライイーズ バージョンも同時発売になります。

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つま先にゆとりができてフィット感もアップ

ナイキ エア ズーム ペガサス 38へのアップデートで大きいのは、足型を変えたということです。足型はランニングシューズのDNAのようなものであり、履き心地にも大きな影響を与えるのですが、ペガサス 37では前足部にズーム エア ユニットを搭載したせいか、ややつま先部が窮屈になっていました。

この部分を改善し、つま先部にゆとりが生まれてペガサス 36以前のモデルと似た履き心地に仕上がっています。ペガサス 37を履いたときに違和感があり購入しなかった人も、ペガサス 38なら以前と同じように気持ちよく走れるはずです。

そして苦労の跡が見えるのがフィット感です。38代目になってもまだ最高のフィット感を追求し続けるナイキの情熱はどこから来るのでしょう。ズーム エア ユニットに最適なフィット感になるように、中足部のウェビング システムがフィットバンドと連動するようになっています。

これにより自分の好みのフィット感に調整しやすくなっています。ズーム エア ユニットによって、従来よりも早く地面から足が離れるので、そのときにアッパーがしっかりと追従するように再設計されたのでしょう。シューズの反応が早いのでストライドを伸ばしやすくなります。

ズーム エア ユニットの継続は好みが分かれる

ナイキ エア ズーム ペガサス 38は足型を変えたとはいえ、基本的にはペガサス 37からのマイナーチェンジです。ペガサス 37に搭載されたズーム エア ユニットはそのままで、前作同様にエアによる柔らかさが気に入るかどうかが、購入の決め手になります。

フィット感を修正したことで、ペガサス 37ほどの違和感はないかとは思いますが、体重をかけたときの微妙なズレが気になったという人は、きっとペガサス 38でも変わりません。反対に反発力が気に入った人やクッション性が高いと感じた人はペガサス 38も気にいるはずです。

ペガサス 37からの買い替えはOKですが、ペガサス 36からの買い替えですとしっくりこないかもしれません。ただ、ズーム エア ユニットが定番になる可能性もあり、次のモデルでもそのまま継続される可能性もあります。おそらく次はフルモデルチェンジですので大幅変更されるはずですが。

また、ナイキは公式発表する部分以外にも小さく修正を加えることもあるので、履き心地に関しては実際に履いてみないことにはわかりません。気になっているという人は、4月29日の発売日以降に店舗で試し履きさせてもらいましょう。

オールラウンドに使える万能シューズ

フライイーズ

好みは分かれるかもしれませんが、ナイキ エア ズーム ペガサス 38はオールラウンドに使える万能シューズで、シリアスランナーのジョグやリカバリーにも利用できますし、サブ3.5を目指すレベルであればトレーニングからレースまで幅広く利用できます。

価格も税込で14,300円とお手頃で、靴紐を結ぶ必要のないフライイーズ バージョンもラインナップされていて、靴紐を結ぶことができない人への配慮もされています。それくらい幅広い層に対応しているのがナイキ エア ズーム ペガサス 38の特長です。

サブ3より上を狙うというのであれば、ヴェイパーフライシリーズを選ぶのが正解かもしれませんが、そこまで追い込んで走るつもりでないなら、ナイキ エア ズーム ペガサス 38は最適解のひとつです。ただし、気にいるかどうかは前足部のクッション性との相性次第。

ただ、新作はデザイン性も高く、フライイーズなら街履きとしても使えるほどスタイリッシュです。走れる普段履きとして持っておくといいかもしれません。もちろんガツガツ走って履きつぶすのもOK。自分のスタイルで楽しみましょう。

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