ホカ オネオネの人気ロードシューズのリンコンの最新モデル「リンコン 3(RINCON 3)」が2021年8月2日に発売開始。リンコンはホカ オネオネのラインナップの中でも軽さを追求したモデルですが、リンコン 3はさらなる軽量化に成功しています。
ランニングシューズは少しでも軽いほうがいいという人にとって、27cm片足で210gという重量はかなり魅力的ですよね。スピード練習でも使えますし、短い距離のレースでも活躍します。もちろんフルマラソンにも使えるオールラウンダーな1足の登場です。
さらに軽くなって走りやすさがアップデート
リンコンは優れたクッション性と軽量性を持ち合わせたロードシューズで、これまでも軽いランニングシューズを好むランナーから支持されていた人気モデルのひとつです。「RINCON 3」は27cmで−8gの軽量化を実現し、これまで以上の快適さを提供してくれます。
たった8gと思うかもしれませんが、1歩での体感は変わらなくても長距離を走る場合には、その8gが終盤のスタミナの差になることもあります。もちろん軽ければいいというわけではありませんが、ホカ オネオネのシューズですので、クッション性も備えており、軽さによるネガティブな問題はありません。
ホカ オネオネが得意としているメタロッカー構造は、他のモデルに比べるとやや弱い感じがしますが、リンコン 3は回転数を上げて走れるタイプのランニングシューズですので、ソールデザインによる推進力はそれほど重要ではなく、むしろ着地時の安定性も期待できます。
ベンテッドメッシュのアッパーを搭載したことで、優れた通気性も実現しているので、夏場のランニングでも不快感なく走れます。目立つ個性的なデザインも魅力的で、自分らしさを表現できる1足に仕上がっています。
速く走らされるのではなく「速く走る」シューズ
最近のランニングシューズのトレンドは厚底✕カーボンプレートですが、リンコン 3はカーボンプレートを搭載していません。ホカ オネオネのモデルの中にはカーボンプレートを使っているモデルもありますし、強い反発力を得られるモデルもあります。
ではそのようなシューズと比べて、リンコン 3にはどんなアドバンテージがあるのでしょう?
単純にレースに勝ちたいだけなら、カーボンプレート搭載モデルのほうが優れています。反発力の高いシューズのほうがスピードの持続力もあり、後半の失速を最小限に抑えることができます。でも、それって本質的な速さではありませんよね。
走っているというよりは「走らされている」と感じる人もいるはずです。私たちランナーは自分の意志で走っているわけです。地面を押したらそれ相応の反応があって、自力で前に進んでいるから走ることが楽しくなる。走ることが好きな人にとって、カーボンプレートは楽しさを半減させてしまいます。
自分の意志で前に進みたい。頑張ったら頑張っただけ反応してくれればそれで十分。リンコン 3はそういう人に最高のランニング体験を提供してくれる1足です。速く走りたいけど、強引さのある推進力は好きじゃない。自分の力で前に進みたい。そんな人なら、きっとリンコン 3の軽さに満足できるはずです。
商品概要
メンズモデルもウィメンズモデルも発売日は2021年8月2日。価格は税込で15,400円となっています。
Men’s
価格 | 15,400円(税込) |
サイズ | 25.0–30.0cm |
重さ | 210g/27cm |
ソールスペック | オフセット5mm ヒール29mm/フォアフット24mm |
カラー | Blazing Orange Fiesta, Real Teal Eggshell Blue, Black White, Plein Air Green Ash |
Women’s
価格 | 15,400円(税込) |
サイズ | 22.0–25.0cm |
重さ | 176g/24cm |
ソールスペック | オフセット5mm ヒール26mm/フォアフット21mm |
カラー | Phlox Pink Atlantis, Silver Peony Cantaloupe, Black White, Plein Air Orchid Hush |