ウルトラマラソンにも使える!ランニングパワーも計測できる!「Polar Vantage V」

マラソン大会に出るようになると、最初に欲しくなるアイテムがGPSランニングウォッチではないでしょうか。「タイムだけ測れればいい」と思って、1万円台の製品を選ぶ人も多いようですが、もし本当に速くなりたいなら、ここはお金の掛けどころです。

最新の高性能GPSランニングウォッチは、最適な練習の負荷量を教えてくれたり、どれくらいの休養を入れるべきかなどのアドバイスをしてもらえます。そして、何よりも長時間使えますので、将来的にウルトラマラソンに出るときにも使うことができます。

タイムの計測だけできるGPSランニングウォッチも悪くないのですが、いずれワンランク上の製品が欲しくなってしまいます。

でも、高性能GPSランニングウォッチも種類が多くて、どれを選んでいいのか分かりませんよね。実際のところ、それを選んでも大きな差はないのですが、より効果的なトレーニングができるPolar Vantage V(ポラール ヴァンテージ ブイ)が、11月8日に発売になりますのでご紹介します。

Polar Vantage Vは40時間稼働

Polar Vantage Vの魅力は、そのバッテリー保ちの良さにあります。1日1時間のトレーニング、24時間心拍計測使用で最大1週間使用でき、トレーニングモードでGPS(高精度)、心拍計同時使用で、なんと最大40時間連続稼働できます。

100kmのウルトラマラソンで、制限時間が15時間程度です。ウルトラマラソンを3回走ってもまだ使うことができると思うと、かなり驚異的な稼働時間ということになります。普段の練習なら1週間に1回の充電でいいのも嬉しいところです。

正確にはPolar Vantage VはGPSランニングウォッチという分類ではなく、マルチスポーツウォッチということになっています。このため、30m防水や気圧計機能もついていますので、トライアスロンやトレイルランニングにも使えます。

もちろんAndroidやiPhoneといったスマホとの連携も可能で、記録をすべてアプリでチェックすることも可能です。他のメーカーでできる基本性能はきちんと兼ね備えています。

高性能Polar Precision PrimeTMセンサー採用

Polar Vantage Vの特徴として挙げられるのが、Polar Precision PrimeTMセンサーを採用していることにあります。通常の光学式心拍計は緑のLEDを使っていますが、新方式では、緑と赤色の2色のLEDを計9個使用しています。

赤色の波長を加えることで、より深い位置の毛細血管の計測も可能になり、血管の状態をより正確に把握することができるようになっています。

さらには3D加速度センサーと皮膚に接触する面には電極センサーを4つ搭載し、ランニング中に発生する誤差を補正する仕様になっているため、ランニング中でもかなり高い精度で心拍数を測れます。

格安のGPSランニングウォッチは、安静時にはきちんと心拍数を測れていても、走り出すととんでもない数値を記録することがありますが、Polar Vantage Vならその心配はいりません。

世界初手首でのランニングパワー計測

自転車ではペダルに専用センサーを付けることで、ペダルに伝わるパワーを計測することが一般的になっています。

ランニングでも同じように足にセンサーを付けることでランニング中のパワーを計測できますが、Polar Vantage Vはそのような特殊なセンサーなし、本体だけでランニングパワーを計測できるようになりました。

この機能を使うと、様々なランニングフォームを試して、自分にとってよりパワーを効率よく使える走り方を見つけることができます。状態を前傾姿勢にしたり、後傾姿勢にしたり、フォアフットやミッドフットなど、コーチングなしで最適なフォームを見つけることができます。

さらに、継続して使い続けることで、同じパワーでも心拍数が低くなっていることが分かり、トレーニング効果を確認することもできます。Polar Vantage Vはまさに腕に巻くパーソナルコーチといった存在になります。

トレーニング負荷や回復状況の分析機能

ポラールの製品は他のものでもトレーニング負荷や回復状況の分析機能がついていますが、Polar Vantage Vはその機能をさらに強化させています。

新たに搭載されたトレーニング負荷 ProTMは、「筋肉負荷」と「カーディオ負荷」「自覚的負荷」の3種類の負荷を計測します。

筋肉負荷:筋肉の疲労度
カーディオ負荷:心肺機能の疲労度
自覚的負荷:自身が感じる疲労度

それぞれを分けたことで、これまで「原因が分からない疲労感」が可視化されますので、練習で無理をすることがなくなります。

過去のトレーニングと比較すれば、過負荷になっているのか、負荷不足になっていないかなどの指標にもなります。負荷が大きいときには、翌日の練習を軽くするなど、感覚だよりのトレーニングを考えたトレーニングができるようになります。

リカバリー ProTMは、H10心拍センサーが必要になりますが、心電を計測することで、トレーニングによるストレスだけでなく、日常でのストレスも計測し、体の回復状況をより正確に計測します。

短期的な回復は起立試験で確認し、このデータと自覚的な回復状況(ユーザが回復に関する質問に回答)、長期的なトレーニング負荷を総合的に評価し、トレーニングのアドバイスをしてもらえます。

トレーニングメニューの作成と睡眠管理

Polar Vantage Vはレースの開催日を登録するだけで、今までのトレーニング実績や、最近の運動量に基づき、すぐにユーザに合わせたランニングプログラムが作成されます。

Vantage Vにプログラム内容が表示され、ユーザは設定された距離や心拍ゾーンに合わせたトレーニングを行います。スマホアプリのPolar Flow上では、ランニングメニュー以外にストレッチや体幹トレーニングの動画を見ながら行うことができます。

ここまでくると、完全にトレーニングの個人レッスンです。きちんと指示に従って練習をすれば、過負荷になってケガをするリスクも抑えられますし、ランニングを始めたばかりで、練習の方法が分からないという初心者でも、効率よく鍛えることができます。

また、活動量計のように睡眠管理もできます。24時間心拍計測機能と加速度センサーにより睡眠時の状況を計測し、医学で一般的に用いられている睡眠ポリグラフをもとにしたアルゴリズムで分析します。

特別な設定を行うことなく就寝、起床時間を正確に特定し、睡眠の質(深い・浅いの割合)を分析し、1~5の数値で評価してもらえます。こちらもスマホアプリのPolar Flowで確認でき、しっかり睡眠時間を確保するための意識付けができるようになります。

価格は高いけど初心者から上級者まで幅広くおすすめ

Polar Vantage Vは税抜で69,800円と、かなり高額なアイテムです。スマホと同じくらいの価格ですので、簡単には手が出ないかもしれません。でも、ランニングの個人レッスンを受けずに、効率よくトレーニングができます。

過負荷になりにくいのでケガもせず、病院代もかかりません。必要以上に回復系サプリメントに頼ることもなくなります。何よりも、ウルトラマラソンを始めるときに、新しく買い換える必要もありません。

もちろん数年したら、また新しいモデルも出てきます。でも、ここまで高機能になると、5年以上使い続けることもできます。

高い買い物にはなりますが、その効果は間違いなくあります。発売は11月6日ですが、急いで購入する必要もありません。冬のボーナスが出たときに購入すれば、懐もそれほど傷みませんよね。

もし、新しいGPSランニングウォッチを検討しているのであれば、Polar Vantage Vも候補のひとつに入れておいてください。

Polar Vantage Vスペック

Polar Vantage V(ポラール ヴァンテージ ブイ)
ブラック、ホワイト、オレンジ
バッテリー1日1時間のトレーニング、24時間心拍計測使用
最大1週間

トレーニングモードで高精度GPS、心拍計同時使用
最大40時間
重さ68g
サイズ46×46×13mm
防水30m防水(WR30)
希望小売価格69,800円(税別)
発売日2018年11月8日(木)
製品ページhttps://www.polar.com/ja/vantage/v

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