ワークマンのネックゲイターを使って走ってみた【クールタイプなら夏でも使える!】

左が通常タイプ、右がクールタイプ

マスクやBUFFをして走るのがエチケットとして定着しつつありますが、息苦しさがありますし、夏になると暑いという問題もあります。できることならマスクなしで走ってもらいたいところですが、人の目が気になる人もいますよね。

そういう人にはせめて冷却効果の期待できるネックゲイターを利用しましょう。高額なものもありますが、ワークマンのネックゲイターならクールタイプでもなんと780円(商品によっては580円)。でも肝心なのは涼しく感じるかどうかですよね。

実際に利用して走ってみましたので、そのレポートをしていきます。

目次

通常タイプの夏利用はおすすめしない

まずは通常タイプのネックゲイターですが、こちらはなんと399円で購入できます。BUFFは3,000円以上しますので、かなりオトクな値段です。さすがワークマンといったところです。デザインも悪くありません。いや、むしろかっこいい。

伸縮性もあって、しっかりと顔にフィットします。

ただ夏場の使用に適しているかというと……正直やめておいたほうがいいかと思います。涼しい時間のジョグなら問題ありませんが、涼しい時間はそもそも周りに気を使う必要もありませんよね。冬場にはかなりおすすめなので、冬に向けて買っておくのはありですが、少なくとも夏場の日中利用は避けましょう。

そもそもクールタイプがあるのに、わざわざ熱がこもるタイプのネックゲイターを使う必要もありません。

もちろん、電車移動や建物の中にはいるときのエチケットアイテムとしてはありです。流れてくる汗を止めるヘアバンドにもなります。おしゃれアイテムとしてもいいですね。夏場の電車で冷房が効きすぎるときなどの対策としても持っておくといいかもしれません。

クールタイプなら比較的快適に走れる

通常タイプの夏場での利用はおすすめしませんが、クールタイプなら夏場も問題なく利用できます。むしろ暑さ対策にもなるので、上手く活用してもらいたいアイテムに仕上がっています。

クールタイプは気化熱を利用して冷却できる素材を使っており、自分の汗や呼吸を素材が吸い取り、その水分を使って冷却してくれます。このため使い始めは涼しさを感じませんが、通常のネックゲイターのように熱がこもることはなく、むしろ涼しさを感じます。

ワークマンの調べによると40分の使用で、通常タイプと比べてマイナス10℃も表面温度が下がります。これなら「暑くて嫌だ」となることもなく、気持ちよく走り込みができます。

もちろん何も付けていないほうが快適度は上です。いくら冷却できるとはいえ呼吸は苦しくなります。そうではなく、どうしてもエチケットとして口周りを覆いたいときに、マスクや通常のネックゲイターではなく、冷却タイプを使うことで不快感を防げるということです。

人気アイテムなので店頭で見かけたら買っておこう

シューズは「アスレシューズ ハイバウンス」

今回使ったのは、FieldCoreブランドのネックゲイターでしたが、Find-Outもクールタイプのネックゲイターが用意されています。FieldCoreのネックゲイターは通常のネックゲイターよりも伸縮性がありません。冷却効果を持たせるために伸縮性が犠牲になっているのかもしれません。

このため通常のネックゲイターよりも、ややきつめにフィットします。お店でサイズ感を試せないのが悩ましいところですが、人によっては「ちょっときついかも」と感じるかもしれません。反対にブカブカに感じる人はゴムなどを上手く使って布を寄せておくといいでしょう。

表面がサラッとしてて、ベタつかないというメリットもあります。あたり前ですが洗濯もできます。比較的すぐに乾きますが、毎日走る人は2枚購入しておくといいでしょう。それでもBUFFの半額くらいで買えますから。

FieldCoreのネックゲイターもFind-Outのネックゲイターも、かなり人気アイテムらしく、1度在庫切れになっています。通常のタイプは6月中に店頭に並ぶということですので、こまめにお店をチェックしておきましょう。ネックゲイター以外も欲しくなるかもしれませんが……

ポイントは素材にあるので、手先が器用な人はこれでマスクを自作するというのもありかもしれません。職場などでのマスク着用が義務付けられている場合も、息苦しくありませんし、なによりも涼しくて快適です。

ポイント練習をするときにはマスクもネックゲイターも外す

しつこいようですが、ランニング中は何も付けないのが理想です。ただ、ジョグをするくらいなら心拍数もそれほど上がりませんので、ワークマンのネックゲイターを着用してもそれほど問題ありません。クールタイプならなおさらです。

ただポイント練習をするとなると話は別です。最大心拍数近くまで上げて走るようなときにはマスクもネックゲイターもジャマになるどころか高負荷になりすぎて、酸欠になるリスクがあります。

  • マスクやネックゲイターが必須ならポイント練習をしない
  • ポイント練習は人の少ない場所で行う

この2つをしっかりと頭に入れておきましょう(同じ意味ですが)。マスクやネックゲイターをして、周りの目を気にしつつポイント練習をするというのは無理です。どちらかを意識するならどちらかは諦めなくてはいけません。

だからインターバルやペース走は人の少ない場所で、マスクやネックゲイターを下げて行うようにしましょう。その場所の移動までのジョグはもちろん着用してもかまいません(ないほうがベストですが)。

私たちランナーは「耐える」ことをよしとしがちですが、暑さや苦しさは耐えるべきものではありません。トップアスリートは別として、市民ランナーが命を削ってまで走るのは賢明ではありません。健康であってはじめてランニングを楽しめますので、きちんと自分で考えて安全に走りましょう。

ワークマンオンラインストア

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