2018年7月に限定100足で発売され、1週間で完売したことで、多くのランナーに注目されたリーボックの「FLOATRIDE RUN FAST PRO」。いよいよ量産体制が整って、新色となって再登場となりました。
FLOATRIDE RUN FAST PROの魅力はただ軽いだけでなく、しっかりとしたクッション性を伴っているので、故障やケガのリスクが低いというところにあります。
ランニングシューズは軽量にしようとすると、どうしてもクッション性を失ってしまいます。ところがFLOATRIDE RUN FAST PROは、ソール材にリーボックのオリジナル技術であるフロートライド フォームを採用したことで、長く走れる超軽量シューズを実現しました。
2018年のボストンマラソンでは川内優輝選手が優勝したことで話題になりましたが、その裏でリーボックの100gシューズを履いたランナーが、男女ともに入賞して話題になりました。
多くの人が「100gのシューズではフルマラソンを走れない」と考えていたにも関わらず、目に見える形で走れるシューズであることを証明しました。
タイラー・ベイル:男子4位
ニコル・ディマーキュリオ:女子6位
2018年のボストンマラソンは、史上稀に見る悪天候の中でのレースだったにも関わらず、きちんと結果を出したことで、FLOATRIDE RUN FAST PROの注目度はさらに高まりました。
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ランニングシューズにおいて、軽いというのはそれだけで武器になります。最近は軽さよりもクッション性が重視されるような傾向にありますが、それでも重たいシューズを好むトップランナーはいません。
速く走りたければ、軽いということは絶対条件です。
ただ、軽いだけですと足に疲労が溜まって後半失速します。関節にダイレクトに衝撃が伝わるので、ケガをしてしまいます。だから、リーボックは軽くてクッション性のあるシューズを目指し、結果につなげました。
FLOATRIDE RUN FAST PROが走れるシューズであることは疑う余地がありません。
もちろん、履いたら速くなるというわけではなく、自分のポテンシャルを100%発揮することができるだけです。シューズに頼った走りをして、タイムが縮まることはありません。きちんと鍛えたい人のための1足だと考えてください。
向上心があるならレベルは問いません。
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ひとつだけ気をつけたいのは耐久性です。軽さにクッション性を兼ね備えたら、どうしても何かを失ってしまいます。その犠牲になったのが耐久性で、フルマラソンのレースなら3〜4レースくらいがいいところかもしれません。
発売されたシューズの数があまりにも少ないので、その実態を掴むことができませんが、トータルで200kmも走れればいい。FLOATRIDE RUN FAST PROはそういうタイプのランニングシューズです。
価格は税抜きで25,000円ですので、コストパフォーマンスを求めるのであればおすすめはしません。値段ではなく軽さに魅力を感じ、最高の結果を出したいというランナーのための1足ですので、その点だけ頭に入れておいてください。
すでに発売開始となっており、今回は数量限定ではありませんので、まずは下記店舗で試し履きしてフィーリングを確認してみましょう。ただ、絶対に欲しくなるので、諭吉さんを3人連れて行くことをおすすめします。
・リーボックオンラインストア(https://reebok.jp/)
・リーボックフィットハブ六本⽊ヒルズ
・リーボックフィットハブ 虎の門
・リーボックフィットハブららぽーとEXPOCITY
・リーボックフィットハブ北千住マルイ
・リーボックフィットハブ博多キャナルシティオーパ
FLOATRIDE RUN FAST PRO商品概要
FLOATRIDERUNFAST PRO | |
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サイズ | 23.5~30.0cm,31.0cm ウィズ(足幅):E |
ドロップ | 4mm |
重量 | 約100g(27cm) |
品番 | CN6953 |
カラー | ネオンライム/ホワイト/ネオンレッド/ブラック |
価格 | 25,000円(税抜) |
発売日 | 2019年4月5日(金) |