とくしまマラソン大会情報【天候・完走率・口コミ・評価・関門・コース】

四国三郎「吉野川」の清流沿いに、万葉集にも詠われた「眉山」を望みながら走るとくしまマラソン。四国遍路で育まれたお接待の文化が根づいている徳島で開催されるということで、ランナーへのおもてなしにも定評があり、年々注目度が高まっている高いでもあります。

春の大会でコースの高低差も少ないということで、マラソンデビューに適した大会のひとつ。ファンランもあるので走力に不安があるラン仲間と一緒に旅ランとして出場することも可能です。ここではそんなとくしまマラソンの特徴や魅力などについて詳しく解説していきます。

目次

とくしまマラソンの特徴

とくしまマラソンの魅力は、高低差の少ないコースと工夫をこらしたおもてなしにあります。コロナ禍以前は毎年のように新しいことに挑戦しており、それがネガティブな結果になることもありましたが、常に改善を積み重ねており、年々魅力的な大会へと成長している大会です。

種目はフルマラソンとファンラン、車いすロードレースの3つになります。

種目
・フルマラソン
・ファンラン(1.5km)
・車いすロードレース(3.5km)

ファンランは1.5kmしかありませんので、しっかりと走りたいならフルマラソンがおすすめです。制限時間は7時間ありますので、きちんと準備をしてきたなら完走できるかと思います。ただし、人によってはコースを単調に感じるかもしれません。

フルマラソンのコースは吉野川の河川敷がメインになっており、景色の変化が少ないのが難点。ただし、橋をくぐるときに小さなアップダウンが何度もあり、走りにメリハリをつけられるといったメリットもあるので、気温次第では自己ベスト更新を狙うことも可能です。

応援スポットでは気持ちのこもった声援を受けることもでき、楽しみながら走りたい人にもおすすめです。観光スポットもグルメも充実しており、旅ランとしても満喫できる大会ですので、仲間を誘ってエントリーしてみてはいかがでしょう。

とくしまマラソンの関門時間

とくしまマラソンには7ヶ所の関門とフィニッシュラインに制限時間が設定されています。制限時間が7時間ということもあって、どの区間も比較的余裕のあるのが特徴。基本的にはキロ8分ペースを維持できればいいので、完走そのものは難しくありません。

コースも小さなアップダウンがありますが、基本的にはフラットですので淡々と走っていれば、関門に引っかかることはありません。ただ、フラットなコースだと前半に飛ばしてしまいがち。流れに乗るのは悪くありませんが、オーバーペースに注意しましょう。

前半に貯金を作ろうとせず、エイドではこまめに給水をしてマイペースを維持すること。これがとくしまマラソンを走り切るポイントになります。あわてず焦らず、コツコツ積み上げていくこと。「今日は調子がいい」と感じても抑え気味に入りましょう。

ポイント関門距離制限時間ペース
4.8km4.8km1時間15分15:38/km
11.0km6.2km2時間10分8:52/km
16.9km5.9km3時間5分9:19/km
24.4km7.5km4時間15分9:20/km
29.2km4.8km4時間55分8:20/km
35.2km6km5時間45分8:20/km
38.9km3.7km6時間20分9:28/km
42.195km3.295km7時間12:08/km

※関門時間は2018年のものになります。最新情報はパンフレットなどでご確認ください。

とくしまマラソンの気温・天候・完走率

最低気温(℃)最高気温(℃)天候完走率(%)
201412.718.7雨のち曇り93.3%
20157.818.6晴れ91.6%
201614.420.0曇り90.6%
20176.511.3曇のち雨92.5%
20186.618.0晴れ89.0%
20194.512.0曇り86.1%
20209.018.5曇り中止
202114.218.7曇のち雨中止
202213.920.1晴れ中止
20236.316.3晴れ93.2%

とくしまマラソンは春の大会らしく天候が不安定になりやすい大会で、2019年も天気の記録としては曇りになっていますが、レース途中に降った激しい雨により、体温を奪われてしまって低体温症でリタイアした人もいました。

晴れるケースもありますが、念のためゴミ袋で作った簡易ポンチョを用意しておくと安心です。レース途中に天候が変わることも想定して、途中で雨がやんでも、最後までポーチに入れておくなりして持っておきましょう。

完走率は90%前後で、制限時間7時間の大会としては低め。完走率が低い理由はいろいろ考えられますが、河川敷の変わらない景色に気持ちが負けてしまうこともあるかと思いますので、オープンイヤータイプや骨伝導タイプのイヤホンで音楽などを聞きながら走るといいかもしれません。

とくしまマラソンの評価・口コミ

かつて評価が高かったとくしまマラソンですが、2016年には67.1点と大幅にダウンしています。これは、完走メダルを受け取るのに会場を移動しなくてはいけなかった年で、それが大不評ということもあって低評価になっています。完走メダルのデザインもやや不評でした。

運営側は良かれと思って、あれこれ新しいことを取り入れていくのですが、このように時々空回りすることもあるのがとくしまマラソン。現状維持で満足しないスタンスが魅力的な大会に繋がっていますので、温かい目で見守ってもらいたいところです。

ただ、ランナーの声を聞いての改善も多いので、こうしたほうがいいと感じた点は、RUNNETの口コミにでもしっかりと書いておくといいかもしれません。きちんとランナーに寄り添う気持ちはある大会ですので、RUNNETの点数だけで判断するのではなく、口コミもしっかりとチェックしておきましょう。

とくしまマラソンのレポート

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とくしまマラソンアクセス

とくしまマラソンのスタート会場もフィニッシュ会場も徳島駅から徒歩圏内にあります。前日受付がありませんので、遠方から参加する場合には徳島駅周辺のホテルを予約するのがベスト。ただ遠方から徳島へのアクセスがやや面倒です。

関東や東北、北海道、九州からの参加の場合には飛行機で徳島空港を目指すのがスマートですが、便数が限られていますので、航空券代が高かったり空席がなかったりした場合には、新幹線で岡山駅を目指し、そこから特急で徳島駅を目指しましょう。

東京や福岡、山口などからの参加の場合には、フェリーを使うという方法もあります。東京から徳島まで2等相部屋なら約2万円。18時間かかりますが、体を休めると思えば選択肢に入れておいてもいいかもしれません。

また、中部エリアからは大阪まで移動して、そこから高速バスを使うのもおすすめです。電車移動するよりも安く、淡路島経由で徳島に向かうので渋滞がなければ早く到着します。交通費を抑えたい人は大阪発の高速バスも検討してみてください。

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とくしまマラソンの宿泊予約

とくしまマラソンは県庁前がスタート地点ですので、後泊なしでレースに集中したいという場合には、県庁付近のホテルがおすすめです。後泊ありで、フィニッシュエリアのワークスタッフ陸上競技場からホテルに向かいたい場合には、徳島駅周辺のホテルだとスムーズに移動できます。

特使には十分なホテルがありますが、大会側が抑えているのもあって、条件のいいホテルはすぐに埋まってしまいます。そうならないように当選したらすぐに楽天トラベルBooking.comでホテルの予約をしておきましょう。もし確保できなかった場合には、大会の公式サイトからお申し込みください。

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大会詳細情報

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