階段を駆け上がるだけ。フルマラソンと比べるとあっという間に終わってしまうレースなのに、走り終えたときの達成感はその何倍にもなる。そして走り終えた直後から「もっとできたのでは?」という感情がどんどん膨れ上がってしまうのがステアクライミング(階段垂直マラソン)の面白さでもあります。
そんなステアクライミングレースの中でも「短距離」という位置づけとなるのが、横森製作所 presents 中部電力MIRAI TOWER ステアクライミングチャレンジです。昨年まではトップアスリートによるSJCの一般部門として開催されていましたが、今年からSCCとして参加者募集を開始しました。
体力だけでは押しきれない経験と戦略性が求められるレース
階段を駆け上がるステアクライミングレースは、まだまだ日本では認知度が高くない種目ですが、中国ではあっという間に参加枠が埋まってしまうほど人気があります。さらに世界トップクラスのアスリートが世界一の座を目指してしのぎを削っている種目でもあります。
競技としてはとてもシンプルで、誰よりも速く階段を駆け上がれば勝者になります。ただ、階段といっても建物ごとに高さが違います。たとえばステアクライミングの聖地でもあるあべのハルカスで開催される大会では、高さ288m、総数1610段の階段を駆け上がります。
そして、今回参加者を募集している「横森製作所 presents 中部電力MIRAI TOWER ステアクライミングチャレンジ」は高さ90m、階段415段と、あべのハルカスの約1/3の高さになります。ただ、低いからといって楽なわけではありません。
あべのハルカスがフルマラソンなら、MIRAI TOWERは10マイルレース。ゆっくりと駆け上がればきつさはありませんが、タイムにこだわったときは、短い時間でオールアウトすることになるので、心臓が飛び出るのではないかと思うほど苦しみが襲いかかってきます。
そして、足を止めたくなってしまうのですが、そこで自分に負けずに走りきれたら、フルマラソンにはない達成感を得られます。たった数分のために5,500円もの参加費を払う。コスパで考えればマラソン大会には及びません。でもオールアウトする気持ちよさはステアクライミングでしか味わえません。
とはいえ「横森製作所 presents 中部電力MIRAI TOWER ステアクライミングチャレンジ」はステアクライミングの入門編でもあるので、まずは気軽にご参加ください。思わぬ自分の適性に気づき、そこから世界を目指すなんて未来も待っています。マラソンオフシーズンでもありますので、ぜひふるってご応募ください。
開催概要
横森製作所 presents 中部電力MIRAI TOWER ステアクライミングチャレンジ | |
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開催日 | 2024年5月25日 (土) |
エントリー期間 | 2024年3月1日 0:00~2024年4月30日 23:59 ※RUNNETは3月6日から |
参加者決定方法 | 先着 |
種目 | 親子 小学生1・2・3年 小学生4・5・6年 中学生 一般男子 一般女子 ※全種目階段415段 |
開催場所 | 愛知県名古屋市 |
スタート時間 | 10:00:親子 10:20:小学生1・2・3年 10:50:小学生4・5・6年 11:10:中学生 11:40:一般女子 13:00:一般男子 |
大会受付 | エントリー締切後に通知 |
受付会場 | 中部電力MIRAI TOWER 北側 広場 |
大会会場 | 中部電力MIRAI TOWER |
スタート場所 | 中部電力MIRAI TOWER 南側スペース |
フィニッシュ場所 | 中部電力MIRAI TOWER スカイデッキ MIRAI360 |
参加資格 | 親子:子と同居の保護者+小学生 小学生1・2・3年:選手と同居の高校以上の方の伴走必須 小学生4・5・6年 中学生 一般男子:高校生以上 一般女子:高校生以上 |
制限時間 | なし |
参加費 | 親子:6,600円 小学生1・2・3年:2,200円 小学生4・5・6年:2,200円 中学生:2,200円 高校生:3,000円 一般男子:5,500円 一般女子:5,500円 |
定員 | 親子:20組(40名) 小学生1・2・3年:20組(40名) 小学生4・5・6年:20名 中学生:20名 高校生:男子 20名 女子 10名 一般男子:300名 一般女子:60名 |
大会HP | https://sjc-kaidan.jp/scc/nagoya/ |
エントリー | RUNNET スポーツエントリー |