今回で16回目の開催になる万里の長城マラソンは、GWに走ることができるフルマラソンです。ただしフルマラソンはとてもタフで、サブ4ランナーでも制限時間10時間でも完走できるかどうか。
それでも日本人ランナーのリピート率が高く、挑戦することと参加者同士の繋がりを大切にした大会です。ここではそんな万里の長城マラソンの魅力について紹介します。
万里の長城マラソンの特徴
万里の長城マラソンは日中友好のために始まった大会ですが、現在では世界中からランナーが集まる大会のひとつになっています。それでも参加者はそれほど多くなく100〜200人くらいの小さな大会です。
万里の長城マラソンの種目はフルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmで駅伝もあるのですが、過去に参加チームがないため実質4種目です。フルマラソンはサブ4以上の走力が求められますが、ハーフマラソンはフルマラソン完走できるだけの走力があれば走ることができます。
コースの累積高低差はフルマラソンで2400m以上あり、同じコースを3往復します。非常にタフなコースでコースは階段か坂道かのどちらかですが、きれいに整備されているため、安全に走ることが出来ます。
会場の八達嶺古長城は観光客も少ないため、とても走りやすいのが特徴です。すぐ隣が有名な八達嶺長城ですが、そんな場所にあるとは思えない静けさの中で世界遺産の万里の長城を堪能できます。
気温がやや高めですので、トレランを走るくらいの感覚で参加しましょう。常に水を携帯するためのリュックなどを持って走るのがおすすめです。何度も他のランナーとすれ違いますので、声を掛け合いながら走ると少しだけ気持ちが楽になる・・・かも。
万里の長城マラソンの楽しみ方
万里の長城マラソンの日本事務局では、3つのイベントを万里の長城マラソンに合わせて北京市内で開催します。
1.せからん
2.日本人親睦会
3.ディープな北京ツアー
大会前日には万里の長城マラソンアンバサダーの青木宏和さんによる、世界遺産を学びながら走るイベントを開催し、同じく前日には日本人参加者による親睦会を開催します。
また今年から大会翌日に、観光ではなかなか行かない北京を観てもらうためのツアーを用意しました。北京市民と同じ視点で北京を観てもらうためのイベントです。
どのイベントも万里の長城マラソンをさらに楽しむことができるイベントですので、1人で観光は大変かもと思う人でも、北京を満喫することができますので、ぜひ参加して、参加者同士の交流をはかりましょう。
それ以外にも北京には見どころがたくさんあります。ここだけは行っておくべき、これだけは食べておくべきというものをまとめて紹介します。
紫禁城・故宮博物院
あえて紹介するまでもありませんが、紫禁城は始めて北京に来たなら、絶対に行っておくべき場所です。ものすごく広いため、ゆっくりしていると半日かかることは覚悟しておきましょう。故宮の北側にある景山公園もおすすめです。
王府井
北京で一番の繁華街ですが、だいぶ観光地化されて、中国人観光客も多い場所です。北京では夜市がほとんどないのですがここでは北京の代表的な屋台料理を楽しむことができます。サソリやヒトデなどを食べられるのも王府井です。
頤和園
北京をのんびり楽しみたいのであれば頤和園がおすすめです。スケールが大きいためちょっと散策のつもりが、数時間経過ということもありますが、西太后がこよなく愛した避暑地は美しい建造物や景色を堪能することができます。
南鑼鼓巷
北京の原宿ともいえる場所で、万里の長城マラソンの翌日ツアーでも観光予定の場所です。北京の若者の今がわかる場所で、お土産にしたい小物が揃う場所でもあります。休日は人が多すぎて歩くのも大変ですので時間をずらして行きましょう。
北京ダック
北京で食べておくべきもののひとつが北京ダックです。ただし、1人では半羽でも食べきれませんので、参加者を誘って食べに行きましょう。中国は1皿の量がとにかく多いので注文は注意が必要です。
臭豆腐
臭豆腐を食べられるようになったら北京っ子の仲間入りです。とにかく臭いので苦手にしている日本人も多いのですが、慣れると癖になる味です。王府井の屋台で食べることができます。サソリと一緒にぜひ挑戦してみましょう。
過去大会のレポート
RUNNING STREET 365
日本一早いマラソンレポート「第15回万里の長城マラソン」
のぶさん漫遊記
【中国・北京】無事に終了!2016年も万里の長城マラソンは期待を裏切らないタフなコースだった!
ウィルPMインターナショナル 石田淳ブログ
▼「万里の長城マラソン」完走しました!
月間走行距離なんて知りません
万里の長城マラソン 裸足で優勝&サポートの記憶と記録
万里の長城マラソンアクセス&宿泊
万里の長城マラソンの受付・集合場所までは各自で手配する必要があります。日本各地から北京首都国際空港までフライトが飛んでいますので、そちらを利用してください。関東からですと時間帯が悪いのですが海南航空が価格も安くおすすめです。
万里の長城マラソンの受付は前日・前々日ですが、当日の午前5時前後に集合です。そこからバスで会場に向かうのですが、午前5時ではタクシーしか動いていないため、宿泊は受付会場の神船国際酒店、もしくはその周辺のホテルがおすすめです。
おすすめホテルの情報は万里の長城マラソンの公式サイトに紹介されていますので、そちらを参考にしてください。4千円〜1万円くらいの範囲でいくつかのホテルが紹介されています。
万里の長城マラソン参加案内:http://greatwallrun.com/gwcm2017-guide/
自分で手配するのが大変という人にはクラブツーリズムでツアーを募集していますので、そちらを利用してください。
クラブツーリズムツアー:万里の長城マラソン
大会詳細情報
大会名:万里の長城マラソン2017
開催日:2017年5月1日(月)
開催場所:中国北京・八達嶺古長城
大会受付:前日・前々日(予定)
エントリー受付期間:2016年5月1日〜2017年4月14日
エントリーサイト:スポーツエントリー / 公式サイト
※スポーツエントリーでの受付は3月30日までです。
フルマラソン
制限時間 | 10時間 |
参加費 | 25,000円 |
定員 | なし |
ハーフマラソン
制限時間 | 10時間 |
参加費 | 25,000円 |
定員 | なし |
10km
制限時間 | 10時間 |
参加費 | 25,000円 |
定員 | なし |
5km
制限時間 | 10時間 |
参加費 | 25,000円 |
定員 | なし |
万里の長城マラソン公式サイト:http://greatwallrun.com