この1年でBluetooth対応のイヤホンのラインナップが増え、スマホとケーブルレスで繋げる快適さを体感しているランナーさんも多いかと思います。
これまではランニング中にケーブルが気になって走りに集中できなかったのが、Bluetoothイヤホンの登場によって、ランニングがより快適なものへと変化しています。
そうなると今度は、スマホの重さが気になりますよね。ポケットに入れて走るとジャマですし、手に持って走ると落としてしまいそうです。そう思って、音楽再生用の小さな端末を持って走っている人もいるかもしれません。
ガーミンから近日発売予定の新しいGPS機能付きランニングウォッチ「ForeAthlete 645 Music」は、そんな音楽好きのランナーの悩みを解決してくれるアイテムです。名前からも分かりますように、ランニングウォッチに音楽再生機能を持たせました。
ここではそんなForeAthlete 645 Musicについて、その機能なども含めて特徴をご紹介します。
最大500曲!5時間の再生が可能
ForeAthlete 645 Musicは4GBの内蔵メモリーがあり、最大500曲を持ち運ぶことができます。音楽再生時の連続利用時間が5時間ですので、普段のトレーニングなら十分すぎる容量ですよね。
フルマラソンを走りながら音楽を聞きたいという人は、なんとかして5時間以内の完走を目指しましょう。
音楽を転送するにはパソコンが必要です。いずれスマホを利用してダウンロードもできるようになるかもしれませんが、現時点ではパソコンが必須ですので気をつけてください。
音楽を聞くにはもうひとつBluetoothイヤホンが必要です。とはいえBluetoothイヤホンは各社からお手軽価格のモデルや、ハイエンドモデルまで幅広くラインナップされていますので、お好みのものを選んでください。
最先端技術を詰め込んだGPSランニングウォッチ
ForeAthlete 645 Musicは音楽再生のためだけのデバイスではありません。ガーミンのGPSランニングウォッチですので、最先端技術によって、ランナーをサポートしてくれます。
最近のトレンドである光学式心拍計を搭載していますので、手首で心拍数計測が可能です。これにより、より効率の高い心拍数トレーニングが可能になります。過去4時間の最高/最低心拍数を表示できますので、睡眠中の心拍数を計測することも可能です。
さらに、高機能モデルにだけついているVO2Max(最大酸素摂取量)計測機能もあり、レースタイムの予想やリカバリーまでにどれくらいの時間が必要なのかを瞬時に計算してくれます。
別売りのセンサーを購入すれば、ランニングダイナミクス機能も使うことができます。これにより自分のランニングフォームを客観的にチェックでき、走りの改善につなげることができます。
他にもいくつもの機能があるのですが、お伝えしたいのはハイエンドモデルと遜色のない機能が備わっているということです。ForeAthlete 935との違いはマルチスポーツに対応していないことだけです。トライアスロンやバイクトレーニングをしないのであれば、機能面で見劣りする部分はありません。
どんなランナーにおすすめ?
新しい商品が出たのはいいけど、実際にどのモデルを買えばいいのか分からなくなって困っている人もいるかと思います。ForeAthlete 645 Musicはどんなランナーに適しているのかご紹介します。
・音楽を聞きならランニングをしている
・心拍トレーニングをしたい
・活動量計としても使いたい
・リカバリーを考えたトレーニングを行いたい
・効率のいいランニングフォームを身につけたい
・トライアスロンやバイクトレーニングはしない
基本的にはガーミンのGPSランニングウォッチとして最高峰のスペックを兼ね備えていると考えてください。そこまでの機能はいらないなという人は、音楽を持ち運べることに利点があるかどうかで考えてください。
高機能すぎて初心者はその機能を持て余すかもしれません。とにかくGPSで計測ができればいいというランナーさんは、ForeAthlete 235JやForeAthlete 35Jがおすすめです。
ちなみに音楽はいらないよという人のためにForeAthlete 645もラインナップされます。ミュージックプレイヤーがなければ5,000円安く購入できますので、最高スペックのランニングウォッチが欲しい人はそちらを選びましょう。
ForeAthlete 645 Musicスペック
重量 | 42.2 g |
防水性能 | 5 ATM |
バッテリー寿命 | スマートモード:最大7日間 音楽再生+GPSモード:最大5時間 |
内蔵メモリ/履歴 | 4GB/200時間分のアクティビティデータ |
価格 | 49,800円(税抜) |
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