台湾の潮風を感じて走ろう「2018花蓮太平洋縦谷マラソン」

今年大きな地震のあった台湾の花蓮。そんな花蓮では毎年2つのマラソン大会が開催されています。そのうちのひとつが2018花蓮太平洋縦谷マラソンで、今年12月15日に開催されます。

おそらく台北マラソンの翌週になりますが、台北マラソンとはまた違った魅力のある大会で、これから日本人ランナーも増えていきそうな大会でもあります。ここではそんな花蓮太平洋縦谷マラソンの特徴や、旅ランとしての楽しみ方をご紹介します。

目次

花蓮太平洋縦谷マラソンの特徴

花蓮太平洋縦谷マラソンの種目は今年から10kmが追加されて、フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmの4種目あります。申し込みは簡単な英語ができれば外国人でも問題なくエントリーできます。

きちんと日本語での競技規則も作られていますので、もしかしたら台北マラソンよりも参加しやすい大会かもしれません。しかも花蓮までの電車や飛行機も日本から予約できますし、ホテルも楽天トラベルなどで確保できます。

海外マラソンはちょっと敷居が高いと思っている人でも、それほど戸惑うことなく参加できるのが花蓮太平洋縦谷マラソンの魅力です。しかも普段の台湾旅行ではなかなか行くことのない花蓮という街を楽しめるのも嬉しいですよね。

台湾の人たちの多くはとてもフレンドリーですので、花蓮まで日本人が走りに来たというだけで喜んでくれます。日の丸をランニングウェアにつけて「日本から来ました」アピールをすればたくさん声をかけてもらえます。

コースは海岸線を走るため、それほどアップダウンはないはずです(あったらごめんなさい)。スタート時間が6時30分と早いため、ゆっくりのランナーさんでも12時過ぎにはゴールできます。このため走ってから台北に戻ることも可能です。

ただ土曜開催ですので、できれば後泊して土日まるまる花蓮を楽しんでもらいたいところです。それでも時間が足りなくて「また行きたい」となり、リピーターになる可能性はかなり高いマラソン大会です。

台湾には何度も行ってるけど、そろそろ台北以外にも行きたいなというランナーさんがいれば、花蓮太平洋縦谷マラソンを走ってみませんか?

花蓮太平洋縦谷マラソン旅ランの楽しみ方

花蓮は台湾最大の県で、西に太平洋、東に3000mを超える山脈があり、その土地のほとんどが山といった地域にあります。このため台湾の西側ほど発展しておらず、手付かずの美しい自然が今でも残っている地域でもあります。

その自然を求めて、多くの台湾人が毎週末に訪れ、台湾の人気観光スポットにもなっています。ただ自身の影響もあり徐々に旅行者が減っているという現実もあります。とはいえ、観光地ですのホテルの予約しやすさ、アクセスのしやすさという魅力があります。

レース開催は土曜日の早朝ですので、参加するには金曜日に仕事を休む必要はありますが、土曜日の午後と日曜日にたっぷりと花蓮の自然を満喫できます。ここでは、絶対行っておきたい花蓮の観光スポットをいくつかご紹介します。

太魯閣渓谷

太魯閣渓谷は花蓮県の西側山部に位置し、南北に約38Km、東西に約41Kmもある国立公園の最大の見所として知られています。台湾随一の絶景スポットともいわれ、次々と目の前にこの世のものとは思えない風景が現れます。

もともと落石が多い場所ですので、絶対に安全というわけではありません。ただ台湾が好きな人なら一度は訪れておきたい場所のひとつです。

七星潭風景区

花蓮の人たちが一番好きな場所である七星潭は、花蓮の東側の海岸部にあります。残念ながら七星潭に接する道路はレースでは通りませんので、時間に余裕があればレンタサイクルをして、ゆっくりその風景を楽しんでもらいたいところです。

朝が最も美しいとされていますので、まさに朝ランにもぴったりです。せっかくの海外マラソン。普段見れない景色も楽しみましょう。

松園別館

松園別館は日本が統治していた時代の軍施設です。現在は展示スペースなどに活用されていますが、当時の状態がきちんと保存され、のんびりとした時間を過ごすことが出来る場所です。

1人で行くなら愛読書片手にくつろぎに行くのがいいかもしれません。台湾と日本の歴史に触れることの出来る場所のひとつですので、必ず訪れてほしい場所でもあります。

東大門夜市

台湾といえば夜市。もちろん花蓮にも夜市があります。それが東大門夜市で、台北のような観光地ではなくローカルな雰囲気を楽しむことができます。ただローカールと言ってもこじんまりとしているのではなく、かなり巨大な夜市です。

ここで食べたいのはやはり海鮮系です。花蓮は海が近い場所ですので魚介類が豊富です。シンプルで美味しい花蓮の味を堪能してください。

花蓮太平洋縦谷マラソンアクセス&宿泊

花蓮太平洋縦谷マラソンは台湾国外からの申込みの場合は、当日4時から受付になります。会場となる美崙陸上競技場は花蓮駅から約3.5km。歩けない距離ではありませんが、当日は花蓮駅からシャトルバスが出ていますので、そちらを利用しましょう。

往路:3:30〜5:00
復路:10:00〜14:00

花蓮までは特急電車での移動、もしくは飛行機で移動します。特急電車の予約は下記サイトから行えます。日本語の公式サイトですので中国語や英語がわからない人でも予約できます。台北から2時間10分〜3時間くらいで到着します。

https://www.railway.gov.tw/jp/

予約をしても発券が必要ですので、現地では早め早めの行動を心がけましょう。また予約なしでの乗車はまずできませんので、必ず事前にチケットを確保しておきましょう。詳しくはこちらのサイトを参考にしてください。

基本的に前泊になると思いますので、その場合には楽天トラベルなどからでも予約が可能です。花蓮は観光地ですので、かなり多くのホテルがあります。1泊1000円台のゲストハウスから1万円を超えるようなリゾートホテルまで揃っています。

台湾のホテルは1室の料金ですので、仲間と泊まればそれだけホテル代は安くなります。せっかくですからラン仲間を誘って、ちょっと高級なホテルに泊まってみませんか?

大会詳細情報

エントリー受付期間:2018年7月20日〜2018年8月31日
エントリーサイト:EventPal
参加者決定方法:先着

2018花蓮太平洋縦谷マラソン
開催日2018年12月15日(土)
スタート時間フルマラソン:6:30
ハーフマラソン:6:50
10km:7:00
5km:7:10
開催場所台湾花蓮県花蓮市
大会受付台湾在住:郵送
外国人:当日4:00〜
受付会場台湾在住:郵送
外国人:美崙陸上競技場
大会会場美崙陸上競技場

ハーフマラソン
参加資格フルマラソン:18歳以上
ハーフマラソン:18歳以上
10km:12歳以上
5km:なし
制限時間フルマラソン:6時間30分
ハーフマラソン:3時間30分
10km:2時間30分
5km:1時間45分
参加費フルマラソン:NT 1,000
ハーフマラソン:NT 899
10km:NT 799
5km:NT 599
※5km以外はICチップデポジット(+NT 100)
定員フルマラソン:800人
ハーフマラソン:1500人
10km:1200人
5km:1500人

花蓮太平洋縦谷マラソン公式サイト
https://marathon.hl.gov.tw

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