食事の意識改革で走力がアップする!「スポーツする人の栄養・食事学」

ランニング初心者にありがちなのが「練習さえすれば走力が上がる」という勘違い。練習というのは「破壊」であり、走力向上のためには「再生」が必要になります。この再生をするときの材料として使われるのが、食事で摂取する栄養成分です。

練習をしても正しく栄養補給をしないと、効率よく体を鍛えることができません。ただ、栄養学も奥が深くて学ぶのも大変。そこでおすすめなのが4月16日に発売される「スポーツする人の栄養・食事学」です。Q&A形式で専門知識がない人でも、正しい栄養補給のポイントがわかります。

目次

栄養に関する知識を付けるのが走力向上の近道

ランナーが走力を上げようと考えたときに、必要になるのは下記の3つです。

  • トレーニング
  • 食事
  • 睡眠

トップレベルのランナーであっても、初心者ランナーであってもこれは変わりません。質の高い練習をし、必要な栄養成分を最適なタイミングで摂り、十分な睡眠でリカバリーを促す。この3つの1つでも欠けると、すぐに伸び悩むことになります。

ところがほとんどのランナーはトレーニングのことしか考えていません。最近は食事の重要性も語られるようになりましたが、それでも栄養について勉強している人は少数派です。スポーツ栄養学はとても複雑で素人には分かりづらいというのも、栄養に関する関心が低い要因になっています。

そこで登場するのが「スポーツする人の栄養・食事学」です。

本書では下記のような質問に対して、早稲田大学スポーツ科学学術院名誉教授の樋口満さんが、わかりやすく解説しています。マラソン大会などで、よりよい結果を出すための栄養・食事術を身に着けたいという人は、ぜひチェックしておきましょう。

Q 好き嫌いが多く栄養が偏りがちです。改善するにはどうしたらいいですか?
Q 筋肉をつけるためには、やはり肉を食べないといけませんか?
Q どのような食事をすれば、骨をきたえることができるのでしょうか?
Q 腱や靭帯を強くするにはどうしたらいいですか?
Q スポーツをする人は、できるだけ体脂肪を減らしたほうがいいのでしょうか?
Q 食が細く、栄養が足りているか不安です。なにか工夫できることはありますか?
Q ケガや故障でスポーツができない間、食事で気をつけることはなんですか?
Q かぜなどの体調不良を予防したり、回復を早める食事法はありますか?
Q 食物アレルギーで食事が制限されています。どう対応したらいいでしょうか?
Q 無理なく減量するために、食事で気をつけなければいけないことはなんですか?
Q 無理なく体重を増やす食事のむずかしさはどこにありますか?
Q 朝食をしっかりとる時間がないときはどうしたらいいですか?

目次

はじめに
第1章   からだにいい食事や栄養とはなにか
第2章   スポーツをする人はなにをどう食べたらいいのか
第3章   競技種目の特性、期分け、性別、年齢階層によって
食事・栄養のとり方はどう違うのか
おわりに

書籍情報

書名:スポーツする人の栄養・食事学
発売日:2021年4月16日
著者:樋口満
定価:本体840円+税
体裁:新書版
URL:http://shinsho.shueisha.co.jp/

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