アシックスのランニングイベント「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」レポート

サステナビリティについて学びながら体を動かすランニングイベント「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」が、東京都大田区にある平和の森公園・大森ふるさとの浜辺公園で開催されました。

このイベントでは、約20名の一般参加者と元プロ卓球選手の石川佳純さんが、アシックスが取り組むサステナビリティに関するクイズに挑戦しながら5kmを走った後、サステナビリティに関する座談会を実施。そんなイベントを取材してきましたので、その模様をレポートします。

目次

Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~とは

アシックスは、4月1日から30日まで気候変動に対する取り組みとしてグローバルでチャレンジプログラム「Run for Reforestation Challenge」を実施しています。このプログラムに参加た人が5km走ると、アシックスが提携している森林再生や生態系保護を行う国際的なNGO「One Tree Planted」を通して1本植樹されます。

「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」は、その「Run for Reforestation Challenge」の一環として開催されたイベントになります。

イベントでは参加者と石川佳純さんが一緒になって、「Run for Reforestation Challenge」の目標である5kmを走るのですが、ただ走るだけではありません。途中でサステナビリティに関するクイズが出題され、石川佳純と参加者が一緒になって解答していきます。

すべてのクイズを解き終わると、アシックスがサステナビリティ活動としてどのようなことが実施しているのかがわかるようになっていて、走りながら学べる特別なイベントになっています。もちろん参加者と石川佳純さんの交流も行われるなど、楽しみながら走ることができます。

ちなみに今年の「Run for Reforestation Challenge」の目標は10万本の植樹。そのためには、世界中の10万人がこのチャレンジに参加し、目標をクリアする必要があります。

みんなで走れば5kmがあっという間に

「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」が行われたのは、サステナビリティイベントに相応しい、東京都大田区にある緑豊かな平和の森公園・大森ふるさとの浜辺公園です。まずは広場に集まって、アシックスのランニングコーチに従って準備運動をします。

参加者同士に直接的なつながりがあるのではなく、しかも目の前に石川佳純さんがいるということで、集合時には緊張した空気感がありましたが、準備運動で心も体もゆっくりとほぐれていくのは、さすがランイベントといったところ。

石川佳純さんも、この日のためにトレーニングをしてきたとのことで、気合は十分。せっかくのイベントですので青空が広がっていればなお良かったのですが、走ることだけを考えたなら曇り空のほうが断然気持ちいいわけで、ある意味で絶好のランイベント日和になりました。

公園内は道が細いとこともあるので、基本的には2列になって走っていましたが、石川佳純さんは最前列。遠慮して列の後方を走っていた方は、背中を見守るしかできていませんでしたが、「石川佳純さんに引っ張ってもらった」と思えば、それはそれで贅沢な時間だったかもしれません。

ペースはキロ7分程度ということで、かなりゆっくりペース。こういうイベントは誰でも参加でき、誰ひとり脱落しないのが理想なので、速すぎず遅すぎず、ほとんどの参加者が桜が咲いている公園内を気持ちよさそうに走っていました。

5kmというのは走り込んでいるランナーにとっては短い距離ですが、1人で走るには少し退屈する距離でもあります。でもみんなで走ればあっという間。しかも途中4ヶ所とゴール地点でクイズが行われるので、走る以外の楽しさもあります。

なので「Run for Reforestation Challenge」としては「5kmを走るチャレンジ」なのですが、チャレンジをしたという感覚はまったくありませんでした。1人では大変なことも、みんなと一緒なら簡単に乗り越えられる。それを改めて感じることができました。

環境を意識した商品選びの第一歩に

私も一緒に5kmを走ったので、目標とする10万本のうちの1本に貢献することができました。私たちがいま走れているのは、この環境があってのこと。でも、いまと同じ環境が50年後、100年後にも続いているとは限りません。

地球に大きな負荷をかけ続けた結果、地球温暖化が加速して、4月でも屋外を走れなくなるほどの暑さになる可能性もあります。大気汚染などの問題が悪化して、そもそも屋外が走れる環境でなくなることも考えられます。

たった1本の植樹でそれを阻止できるわけではありませんが、10万人が参加すれば、それは決して小さな活動ではなくなります。そして何よりも、「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」の参加者が環境を意識した商品選びをするきっかけにもなります。

自分が貢献して植えた1本の木が無駄にならないように、環境に優しいランニングシューズやウェアを選ぶようになる。イベントの後半に行われた座談会では、アシックスのサステナビリティ活動についても説明されていたので、きっと今回の参加者は、1度立ち止まって考えるようになったはずです。

「このアイテムは環境に優しいのだろうか」と。

「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」は、そんな行動の変化を促す効果も期待できます。世界中のランナーの数からすれば参加者は微々たるものですが、意識変革の輪は確実に広がっていき、10年後にはきっと多くのランナーが、環境を配慮したアイテムをあたり前のように選ぶ時代になっているかもしれません。

今回のイベントはそこに向けての第一歩です。

Run for Reforestation Challengeに参加しよう

「Run for Reforestation with Kasumi Ishikawa ~Sustainability Quiz Run~」は、石川佳純さんと一緒に「Run for Reforestation Challenge」に参加するイベントでしたが、「Run for Reforestation Challenge」そのものは誰でもエントリーできます。

やるべきことは、アシックスのフィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックスランキーパー)」を使って5km走るだけ。それだけで、この地球上のどこかに1本の木が増えます。

STEP
ASICS Runkeeper アプリをインストール

まずはお持ちのスマホにASICS Runkeeperをインストールしましょう。

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ASICS Runkeeper アプリの会員登録

アプリをインストールしたらスタート画面から会員登録をしてください。

STEP
「Run for Reforestation Challenge」を選択

メニューの中から「チャレンジ」を選び、その中にある「Run for Reforestation Challenge」を選択するだけでエントリーが完了します。

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アプリを使って5km走る

チャレンジにエントリーしたら、あとはアプリを使って5km走るだけです。

「ASICS Runkeeper」では他にもシドニーマラソンの出走権と航空券、宿泊が当たるチャレンジなども開催されており、高いモチベーションで毎日のランニングに挑めるようになっています。さらには目的に合わせたワークアウトプランも利用できます。

ランナーならスマホに入れておいて損のないアプリですので、ぜひこの機会にインストールしておきましょう。もちろん、忘れずに「Run for Reforestation Challenge」にエントリーして、4月30日までに5kmを走ってくださいね。あなたの5kmを、地球環境を守るための1本の木にしてください。

Run for Reforestation Challenge:https://www.asics.com/jp/ja-jp/rfr2025/

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