
タグ・ホイヤーからアスリート向けのスマートウォッチが発売になりました。アスリート向けということで、もちろんランニングにも使えますし、気圧計を備えているのでトレランにも使えるわけですが、気になるのは価格ですよね。
タグ・ホイヤーとはいえスマートウォッチですから、手が届く範囲だといいのですが……31万3,500円。安心してください税込価格です。税込みでも税別でも高嶺の花には変わらないのですが、年末ジャンボで1等が当たってお金の使い途で悩んでいる人もいるでしょうから。
最高品質を求めるアスリートのためのスマートウォッチ

31万3,500円のスマートウォッチと1万円のスマートウォッチ。どちらを使っても、マラソンのタイムは変わりません。走るのは時計ではなくランナー自身ですから。では「TAG Heuer Connected Calibre E4 Sports Edition」みたいな高級スマートウォッチに意味がないかというとそうでもありません。
圧倒的な美しさと着用感。そして何よりもタグ・ホイヤーを付けていることにより生まれる自信。仕事でよく「役職が人を育てる」と言いますよね。ランニングウォッチも同じです。高品質のランニングウォッチやスマートウォッチはランナーを育てます。
最高品質のために妥協なく作られたスマートウォッチを選ぶメンタリティは、マラソンと向き合うときのメンタリティに影響を与えますし、何よりもこれを手にするために積み重ねた努力は、マラソントレーニングに通じるものがあります。
もう少し具体的なスペックの話もしておきましょう。TAG Heuer Connected Calibre E4 Sports Editionには気圧計が搭載されているため、新機能「トレイル & ハイキング」を使うことで自分の高度をより正確に把握できます。
ステンレススティール製のリューズはラバーインサートでカバーし、グリップを向上したことで、濡れた手がでも快適に操作できます。サンドブラスト加工チタン製ケースを採用しているので、十分な視認性を確保しながらも軽量性も兼ね備えいます。
でも、できることは1万円のスマートウォッチと同じ。しかもスマートウォッチはこの数年の進化ペースが速いので、2〜3年後にはTAG Heuer Connected Calibre E4 Sports Editionよりもハイスペックなモデルが登場する可能性も高いのも事実。
だからみんなにおすすめなんてことは言いません。ただ、知ってしまったからには絶対に手に入れたいという人もいるはずです。合理性はないかもしれませんが、欲望に忠実であるというのはランナーとして大事な素質のひとつ。ワクワクしたなら新しい相棒としていかがでしょう。
商品概要

OS | Wear OS by Google |
GNSS | GPS、GLONASS、BeiDou、QZSS、Galileo |
バッテリー | 430mAh |
バッテリー持続時間 | 丸1日 ・ウェルネスモニタリング ・約1時間30分のランニング ・約2時間のウォーキング 丸1日 ・ウェルネスモニタリング ・約5時間のゴルフ |
充電時間 | 約1時間30分でフル充電 気温15~45°Cの場合 |
センサー | 心拍計 コンパス 加速度計 ジャイロスコープ NFC マイク 気圧計 |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon WearTM |
接続性 | BT 5.0, Wi-Fi |
ディスプレイ | OLED ディスプレイ 1.39ʺ 454×454 ピクセル(326 ppi) |
防水 | 50m |
サイズ | 45mm |
価格 | 31万3,500円(税込) |