ランニング中に使うイヤホンとして、オープンイヤータイプが定着してきましたが、多くのオープンイヤーイヤホンが音質に課題を抱えています。オープンイヤーで開放感があるため、どうしても音質にこだわるのが難しく、ランナーとしては妥協しながら使っているという人もいるかと思います。
そんなオープンイヤーの常識を覆す新モデル「TE-H1」がAVIOTから発売になりました。連続再生時間が最大12時間もあり、しかも片耳7.5gと軽量。そしてなんと、オープンイヤーイヤホンでありながらも、ハイレゾ音源にも対応している高品質モデルになります。
音質にはこだわっているけど音漏れはしっかり防止
TE-H1の最大の魅力は高音質にあります。AVIOTはこれまで「Openpiece」シリーズとして数多くのオープンイヤー完全ワイヤレスイヤホンや骨伝導イヤホンを開発してきましたが、TE-H1はそのノウハウが詰まったモデルになります。
新開発14.2mm大口径ドライバーを採用しており、さらにオープン形状に特化した音響設計がなされており、音漏れを防ぎながらも、まるで耳元にスピーカーがあるかのような高音質と臨場感を実現しています。しかも既存技術(SBC)と比べ約3倍のデータ量送信が可能なLDAC™を採用。これによりハイレゾ音源も楽しむことができます。
嬉しいのは最大12時間の再生時間で、しかも約10分の充電で最大60分も再生できるため、ランニング直前にバッテリー切れに気付いても、ランニングの準備をしている間に充電できます。もちろん充電ケースでの充電も可能で、コンパクトなので持ち運びしやすいといったメリットもあります。
また、マルチポイントにも対応しており、スマホだけでなくパソコンとも同時接続が可能。自宅でパソコンとTE-H1を使ってビデオ会議をしたあとに、接続を切り替えることなく、スマホとTE-H1を持って走りに出かけるといったシームレスな使い方もできます。
もちろん防水対応でIPX4相当だから、突然の雨や夏の汗でも壊れることはありません。
音質ににこだわりたいランナーにとって、とても魅力的なアイテムですが、口コミを見ると耳に合わなかったという声がいくつかありました。これはすべてのオープンイヤーイヤホンに当てはまる問題のひとつですが、耳に合うか心配という人は、家電量販店などでフィッティングを確認してから購入するようにしてください。
TE-H1 スペック
販売価格 | 16,940円(税込) |
カラー | ブラック、ドーンネイビー、シルバー |
ドライバー | ダイナミックドライバーシステム (14.2mmDD) |
通話用マイク | 高性能MEMSマイク×2(片側) |
バッテリー容量 | イヤホン片耳60mAh/ケース500mAh |
通話時間 | 最大6時間 |
連続再生時間 | 最大12時間 充電ケース併用時:最大42時間 |
イヤホン本体 充電時間 | 約1.5時間 |
充電ポート | USB Type-C |
防水レベル | IPX4相当 |
重量 | イヤホン片耳 約7.5g |
その他 | マルチポイント対応 片耳使用可能 イヤホン単体ON / OFF 可能 急速充電対応(約10分の充電で最大60分再生) |
付属品 | USB Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル、製品保証登録カード |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
対応プロファイル | A2DP,HFP,AVRCP |
Bluetooth version | 5.3 |
Bluetoothマルチペアリング登録可能デバイス数 | 8台 |