
2025年1月に米国で開催された世界最大級の技術展示会「CES(Consumer Electronics Show)」において、「Top Tech of CES 2025」など多数のメディア賞を受賞したスマートウォッチ「Amazfit Active 2」が日本でも発売されると発表されました。
スタンダードバージョンは2025年3月14日、プレミアムバージョンは2025年4月18日にそれぞれ正式発売となり、すでに予約を開始しています。デザインの美しさや機能性にこだわりつつも、リーズナブルな価格を実現。ランニングでもビジネスでも活躍する1本の登場です。
デザインの美しさと使いやすさにこだわったスマートウォッチ

製品名称としては「Amazfit Active」の後継モデルということになりますが、「Amazfit Active 2」の実質的な前モデルは「Amazfit GTR Mini」になります。そのAmazfit GTR Miniからディスプレイの解像度や最大輝度がアップしており、さらにはプレミアムモデルにはサファイアガラスを採用しています。
最大の魅力は、ステンレススチール製の本体を採用したエレガントで洗練されたデザインにあります。プレミアムモデルには本革バンドが付属するなど、ビジネスシーンでの利用も想定されており、スーツとの相性もいい高級感のあるデザインに仕上がっています。
全体的なデザインは「シンプル」ですが、すべてを削ぎ落とすのではなく、使いやすさを考慮して、「Amazfit GTR Mini」では1つだった物理ボタンが2つに変更されています。これにより、ワンタッチでワークアウトを開始できるようになっています。
もちろんスマートウォッチとしての機能も充実しており、それでいて2万円以下で購入できるというのも、「Amazfit Active 2」の魅力です。

Amazfit Active 2の機能

デザインの美しさにばかり注目されそうな「Amazfit Active 2」ですが、Amazfitのハイエンドモデルにも搭載されている最先端技術と独自機能が搭載されています。
Zepp Flow(ゼップフロー)

Amazfit Active 2には、OpenAI社のGPT4.oを統合した世界初のスマートウォッチ音声操作機能「Zepp Flow」が搭載されています。この機能により、メッセージの返信(Androidのみ)やアラームの設定、天気情報の確認など、日常的な操作をハンズフリーで簡単に行えます。
Zepp Flow:https://www.amazfit.jp/blogs/upyourgame/zepp-flow
オフラインマップ

Amazfit Active 2は、2万円以下で購入できるモデルでありながら、インターネット接続が不要なオフラインマップ機能を搭載しており、さらに5衛星測位対応の内蔵GPSにより、登山やアウトドア活動中でもリアルタイムで正確なルート案内を利用できます。
この機能を活用すれば、事前に地図をダウンロードしておくことができ、トレイルや離島などの通信環境が不安定な場所でも安心して地図機能を使用可能です。また、ターンバイターンナビゲーション機能も備えており、目的地までの道順を矢印で示すなど直感的で分かりやすい案内となっています。
400種類以上の豊富なウォッチフェイス

Amazfit Active 2では、有料・無料を合わせて400種類以上のウォッチフェイスが利用可能です。クラシックなアナログデザインからモダンなデジタルデザインまで幅広く揃い、ビジネスやカジュアル、スポーツなどあらゆるシーンに対応します。
男性向けだけでなく女性向けのデザインも充実しており、気分やスタイルに合わせて簡単に変更可能です。また、Zeppアプリを使うことで、カスタマイズや写真を背景に設定するなども可能になっています。
最新センサーによる健康・睡眠・フィットネス管理

Amazfit Active 2には、Amazfitの高価格帯モデルにも搭載されている「BioTracker™ 6.0 PPGバイオセンサー(5PD+2LED)」を採用しています。
この高性能センサーにより、心拍数の精密モニタリングや運動データの計測が可能です。また、包括的な健康管理機能として、睡眠の質や心身の回復度(レディネス)を数値化しており、日々のコンディションを把握できるようになります。
ロングバッテリーライフ

Amazfit Active 2は270mAhのバッテリーを搭載し、通常使用で最大10日間の連続使用が可能です。さらに、バッテリーセーバーモードを利用すれば、最大19日間の使用が可能となり、長期の旅行やアウトドア活動でも安心して使用できます。
また、GPSを継続的に使用した場合でも最大21時間の稼働が可能であり、フルマラソンだけでなくウルトラマラソンなどのにも対応します。
ロングバッテリーになったことで、ランニングに出かけようとしたときにバッテリー切れになっているといった失敗も防ぎやすいといったメリットもあります。
160種類以上のワークアウトモード

Amazfit Active 2は、ランニングはもちろんのこと、サイクリングやヨガ、水泳など160種類以上のワークアウトモードを搭載し、幅広い運動スタイルに対応しています(スキーやゴルフスイング、さらには犬の散歩までサポート)。
25種類の運動については自動検出する機能も搭載されており、ジムやアウトドアでのトレーニングをより効率的に行えます。これらの機能により、日々の健康管理やアクティブライフスタイルを強力にサポートします。

Amazfit Active 2 製品スペック

デザイン | 色 | プレミアムバージョン:ブラックレザー スタンダードバージョン:ブラックシリコン |
寸法 | 43.9 x 43.9×9.9mm | |
車量 | プレミアムバージョン:31.65g スタンダードバージョン:29.5g | |
本体素材 | フレーム:ステンレススチール ケース:繊維強化樹脂 | |
ボタン | 2ボタン | |
バッテリー | 防水性能 | 5ATM |
バッテリー容量 | 270 mAh | |
充電方法 | マグネット充電 | |
想定充電時間 | 2時間 | |
稼働時間 | 標準的な使用:最大10日間 省電力モード:最大19日間 ハードな使用:最大5日間 GPSモード:最大21時間 | |
センサー | 健康 | BioTrackerTM 6.0 PPG 生体センサー(5PD + 2LED) |
動作・移動 | 加速度センサー ジャイロスコープ 温度センサー 環境光センサー 地磁気センサー 気圧高度計センサー | |
接統 | Bluetooth 5.2 BLE | |
位置計測 | 5衛星システム(GPS, GLONASS, Galileo, BDS. QZSS) 円偏波アンテナ技術 | |
ディスプレイ | 素材 | AMOLED |
サイズ | 1.32” | |
解像度 | 466x 466 353ppi | |
タッチスクリーン | プレミアムバージョン:サファイアガラス スタンダードバージョン:2.5D 強化ガラス +指紋防止コーティング | |
リストバンド | 素材 | プレミアムバージョン:レザーバンド スタンダードバージョン:クイックリリースシリコンバンド |
幅 | 20mm | |
手首周り長さ | レザー:150-210mm シリコン: 135-195mm | |
バックル素材 | クラシックピンバックル | |
その他 | マイク機能 | 搭載 |
モーター | 回転子モーター | |
スピーカー機能 | 搭載 | |
使用可能機種 | Android 7.0以上 iOS 14.0以上 | |
アプリケーション | Zepp App | |
同梱物 | スマートウォッチ(標準ストラップ付) 充電器(へッド部分のみ) 取扱説明書 | |
発売日 | プレミアムバージョン:2025年4月18日 スタンダードバージョン:2025年3月14日 | |
価格 | プレミアムバージョン:21,890円(税込) スタンダードバージョン:18,900円(税込) |