東京をスタート地点とするウルトラマラソンの存在を知っていますか?
「柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~」
東京スタートなのに始発電車に間に合わないスタート時間、不足するエイドの給食などウルトラランナーの間では賛否の別れる大会ではありますがやはり魅力は東京を起点に走れること。
東京をスタートして埼玉を通過し、茨城まで行って折り返す。ちょっと日常では考えられない移動距離ですよね。車でのちょっとした日帰り旅行ぐらいあります。しかもコースが河川敷なのでほぼ直線に進みます。
この直線のコースというのもウルトラマラソンにおいては記録は出やすいけど単調すぎて飽きる人もいます。何よりも6月の日差しを全身に浴びて走ると想像以上に体力を消耗してしまいます。
だからこそ挑むのにちょうどいい大会ともいえます。
ウルトラマラソンは大なり小なり厳しさがあるものです。どんな大会であっても楽に走れるようなことはありません。そしてその大会特有の厳しさがそのまま大会の魅力に直結するのです。
柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~はその単調なコースと暑さが最大の魅力と言えるでしょう。次回で3回目の開催になり、徐々に運営側も慣れてきて様々な面で無理のない運営が期待できます。
100kmはまだ無理かなと思う人には60kmのクラスも用意されています。60kmの部であれば9時半スタートなので東京近郊に住んでいる人であれば自宅からの参加が十分に可能です。
そういう意味では「フルマラソンはもう走れるけど次に何しようかな」と悩んでいる人に最適な大会とも言えます。いきなり100kmは無理だけど60kmで自分の腕試しをしてみるといいですよ。意外と簡単に走りきれるかもしれません。
そうなったら翌年は100kmにチャレンジするのもいいですよね。お手軽にウルトラマラソンを走ってみたい人、ぜひエントリーしてください。
柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~
大会公式サイト:http://tokyo100k.jp
エントリーサイト:RUNNET
開催日:2016年6月5日(日)
エントリー期間:2015年10月22日 ~ 2016年04月10日
競技種目(制限時間): 60km(9時間)、100km(14時間)、2km、1km
参加料:100km 2万2000円 、60km 1万6000円 、2km・1km親子 1000円