初マラソンにおすすめ！「第11回しまだ大井川マラソン in リバティ」

2019年7月8日

河川敷がコースになっているため、高低差を感じることなく走ることができるため、初めてフルマラソンを走るという人におすすめしたいのが、しまだ大井川マラソン in リバティです。

でも、島田は全国的にはそれほど知名度が高くないのもあって、知る人ぞ知る名大会のひとつという存在です。そこで、ここではしまだ大井川マラソンの魅力や特徴についてご紹介していきます。

しまだ大井川マラソンの特徴

静岡に詳しい人でないと島田市を知らないかもしれませんが、大井川は耳にしたことはあるのではないでしょうか。静岡を東西に分断するかのように流れる大井川に整備された全国初のマラソン専用コース「リバティ」を走る大会が、しまだ大井川マラソン in リバティです。

種目はフルマラソンと10kmの2種目で、もちろんフルマラソンがおすすめです。前半が下り基調、後半が上り基調ですが、高低差は80mとはいえとても緩やかですので、前半に飛ばし過ぎなければ最後までしっかりと走りきれます。

嬉しいのは制限時間が7時間と緩やかなところです。参加者もそれほど多くありませんので、スタートロスも短いため、7時間いっぱい使って走ることができます。足が止まらなければ確実に完走できます。

ただし、注意したいのは気温です。10月末の開催とはいえ、日差しを遮るものののない河川敷は、熱中症のリスクがあります。特にスタート時には涼しいものの、徐々にゆでガエル状態で脱水を起こします。

エイドは十分に用意されていますので、のどが渇いてなくても、エイドごとに一口ずつ口に含むようにしましょう。

そういう意味でも自己ベストを狙いにくい大会でもあります。ベテランランナーさんは、ぜひ初マラソンのラン仲間をサポートしてあげましょう。ちょっと退屈になりがちな河川敷も、仲間が一緒だと楽しめるはずです。

島田はそれほど大きな街ではありませんので、1日じっくりかけて観光というのにはそれほど向いていませんが、周辺にはいくつか観てもらいたい場所があります。

どちらも隣町の金谷で観ることができます。旧東海道の石畳は、ちょっとハードですのでレース後には難しいかと思います。できれば前泊して、早めの時間に体をほぐす散策がてら行くのがおすすめです。

ちなみにSLを見たいだけなら、島田駅近くの「中央小公園」で現役を引退したSLに触れることができます。電車好きのランナーさんはこちらも見逃さないようにしましょう。

また、島田のお土産といえばお茶が定番ですが、せっかくですからお茶菓子も買って帰りましょう。三浦製菓の「お茶羊羹」が島田名物のひとつです。こちらも金谷の菓子処「叶家」で購入できますので、やはり金谷まで足を伸ばしてください。

しまだ大井川マラソンは前日受付がなく、ゼッケンなどは事前送付されますので、前泊の必要はありません。ただし、遠方からの参加の場合でスタート時間に間に合わせるためには島田駅周辺にホテルを予約しておきましょう。

ホテルの数がそれほど多くありませんので、すでに予約が埋まっていた場合には、周辺の藤枝や掛川、もしくは静岡駅周辺に楽天トラベルなどを利用してホテルを探しましょう。

フルマラソンのスタート会場まで島田駅から徒歩8分です。10kmはリバティスタートでフルマラソンとは逆方向になるので気をつけてください。

車での参加できるように大会側で駐車場を用意していますが、道が混雑して気持ちが焦ってしまわないように、できるだけ早めに駐車場入りしておきましょう。また混雑緩和のため、電車で来れるという人は電車での来場をおすすめします。

ちなみに島田市には静岡空港がありますので、北海道や鹿児島、福岡、島根、沖縄などから参加しやすい大会のひとつです。縁がないと思っていた人も飛行機で行けるならちょっと気になりますよね。

ぜひ静岡空港を利用して遠征してみてください。

第11回しまだ大井川マラソン in リバティ
開催日	2019年10月27日（日）
エントリー期間	2019年6月1日～2019年7月31日
参加者決定方法	先着
種目	フルマラソン 10km
スタート時間	09:00 フルマラソン 10:30 10km
制限時間	フルマラソン：7時間 10km：1時間30分
開催場所	静岡県島田市
大会受付	ナンバーカード事前発送
大会会場	島田市役所前
参加費	フルマラソン：7,500円 10km：4,000円（高校:3,000円）
定員	フルマラソン：8,000人 10km：1,600人
大会HP	https://www.shimada-marathon.jp