東京から手軽に行ける離島の伊豆大島。この伊豆大島では様々なマラソン大会が開催されていますが、今回ご紹介するのは伊豆大島をまるっと1周する伊豆大島マラソンです。
フルマラソンの定員が300人とかなりコンパクトな大会で、受付も含めてほのぼのとした雰囲気が漂っている大会でもあります。でも、その雰囲気とは裏腹にコースはかなりハードで、完走するにはかなりの走力が必要です。
なのにリピーターが続出する大会でもあります。ここではそんな伊豆大島マラソンについて、その魅力をご紹介していきます。
伊豆大島マラソンはどんな大会
● 土曜日開催
● 伊豆大島を1周する
● アップダウンの多い厳しいコース
● フルマラソンは300人と小規模でほのぼのした大会
伊豆大島マラソンの特徴
伊豆大島マラソンの種目は、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンあり、自分の走力に合わせて距離を選ぶことができます。ラン仲間と出場する場合には、走力にバラツキがあっても楽しめるのが嬉しいところです。
コースはかなりハードで、最大高低差365mで累積ですと785mにもなります。フルマラソンのコースにフラットな場所はほとんどありません。伊豆大島を時計回りに1周しますが、12〜18kmまでがかなりの上りになります。
さらに風が強く吹くこともあり、その場合にはさらにランナーの体力を削っていきます。
当然ですが、東京マラソンのような途切れない応援はありません。でも島の人達がそれぞれに家や職場の前に出てきて声援を送ってくれます。ランナーは完全にバラけるので、明らかに自分を応援してくれているのが分かるので、かなり元気をもらえます。
そして、伊豆大島マラソンの魅力は豊富なエイドにあります。手作りの料理をたくさんいただけます。島全体がアットホームで、緩さがあるものの走る楽しみを実感できる大会になっています。
伊豆大島マラソン旅ランの楽しみ方
伊豆大島は自然豊かな場所ですので、トレッキングや釣りなどのアウトドアを楽しむのに最適です。島内の移動はバスもありますが、本数が多くないのでレンタカーもしくはレンタサイクルになります。
天気が良ければレンタサイクルがおすすめです。戸井商店のレンタサイクルなら電動自転車も用意されていますので、フルマラソンで疲労している足でもスイスイ坂道を登れてしまいます。
観光スポットはかなり多いので、伊豆大島ナビを参考にプランを立てておきましょう。いきあたりばったりでも面白いのですが、後になって「行っておけばよかった」となるので、計画は重要です。
ごはんはもちろん魚をいただきましょう。伊豆の郷土料理は魚のヅケである「べっこう」です。べっこう寿司やべっこう丼は必ず食べておきたい1品。明日葉料理も伊豆諸島で定番食材ですので、ぜひ食べてみてください。
マラソンが土曜日ですので、翌日の帰りの便までしっかりと遊べるのが伊豆大島マラソンの魅力でもあります。走り疲れて遊べないなんてことのないように、気をつけてくださいね。
過去大会のおすすめレポート
お相撲らん
3年連続参加 ~ 伊豆大島フルマラソン 2015 vol.1
充実した給食を堪能する ~ 伊豆大島フルマラソン 2015 vol.2
やっぱりこの大会、好きだ! ~ 伊豆大島フルマラソン 2015 vol.3
伊豆大島マラソンアクセス&宿泊
伊豆大島マラソンに出場するにあたって心配なのは、アクセスと宿泊ですよね。順を追って説明していきます。まずはアクセスです。
伊豆大島マラソンは当日受付もありますので、アクセスとしては早朝に到着するフェリーで十分に間に合います。開催日が土曜日ですので金曜日に休めないという人は、仕事が終わってからフェリーで移動しましょう。
出発:22:00 東京竹芝 / 23:30 横浜大さん橋
到着:6:00
東海汽船
もし金曜日に休めるなら、東京や熱海から高速ジェット船での移動がおすすめです。悩ましいのは大島には2つの港があり、どの港に着くかは、その日になってみないと分からないということです。
元町港に着けば、そこが受付会場になるのでとてもスムーズです。ところが岡田港に着けば、そこから元町港へ移動しなくてはいけません。フェリーの到着に合わせて臨時バスが出ますので、下船したら速やかにバス停に向かいましょう。
戻りの便は東京行きが14:35、熱海行きが15:45です。フルマラソンのスタートが8:30ですので、完走タイムによっては当日中に帰れないこともないのですが、せっかく大島までいくのですから、1泊して帰りたいところです。
宿泊するとなると、大会会場近くの元町港周辺がおすすめです。宿泊予約は楽天トラベルなどでも可能ですが、登録件数がそれほど多くありませんので、大島観光協会に問い合わせしてください。
前泊される場合には、朝の移動手段をきちんと確保してホテル探しを行ってください。大島観光協会に問い合わせするときに「マラソン出場」と伝えて、朝の移動方法なども確認しておきましょう。
ちなみに調布から飛行機で大島に向かうことができます。片道11,800円(往復22,000円)とそれほど高くはありませんので、小型飛行機が好きだという人は、そちらも検討してみましょう。
大会詳細情報
エントリーサイト
・RUNNET
・スポーツエントリー
・スポナビDo
・MSPOエントリー
・ローソンDOスポーツ
第9回 伊豆大島マラソン | |
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開催日 | 2019年12月14日(土) |
エントリー期間 | 2019年6月8日~2019年11月27日 |
参加者決定方法 | 先着 |
種目 | フルマラソン ハーフマラソン 10km 5km |
スタート時間 | 8:30:フルマラソン 8:50:ハーフマラソン 9:40:10kmマラソン 9:45:5kmマラソン |
開催場所 | 東京都大島町 |
大会受付 | 前日 14:00~16:00 当日 6:00~8:00(フル・ハーフ) 7:00~8:40(10km・5km) |
受付会場 | 元町港客船待合所 |
大会会場 | 元町港桟橋 |
参加資格 | フルマラソン:18歳以上 ハーフマラソン:18歳以上 10km:中学生以上 5km:中学生以上 |
制限時間 | フルマラソン:7時間 ハーフマラソン:3時間 10km:1時間30分 5km:1時間 |
参加費 | フルマラソン:6,800円 ハーフマラソン:4,900円 10km:3,900円 5km:3,500円 |
定員 | フルマラソン:300人 ハーフマラソン:200人 10km:100人 5km:100人 |
大会HP | https://www.shining-foundation.org/izu-oshima-run |
伊豆大島マラソン公式サイト
https://www.shining-foundation.org/izu-oshima-run